2017年06月21日

◆皇太子さま デンマークから帰国「交流進展を確信」

(6月21日 11時49分  NHKニュース

皇太子さまは、デンマークへの親善訪問を終えて21日帰国し、「将来の交流の一層の進展を確信し、心強く思いました」と感想を表されました。

皇太子さまは、午前11時に政府専用機で羽田空港に到着し、貴賓室で出迎えた宮内庁の幹部や政府関係者らとあいさつを交わされました。今月15日から1週間の日程でデンマークを訪れた皇太子さまは、日本との外交関係樹立150周年を記念するさまざまな行事に臨まれました。そして、デンマークが国を挙げて取り組む再生可能エネルギーに関する施設や企業を相次いで視察されました。

皇太子さまは、今回の訪問を振り返って文書で感想を表し、2国間の友好親善関係が深く根付き発展していることを目の当たりにしたとしたうえで、「将来の交流の一層の進展を確信し、心強く思いました」と述べられました。そのうえで、自然と人間の関係の在り方について国際社会が経験を共有し学び合う時代になっているなどとして、「そういった取り組みが全世界的に進むよう、私の今回の訪問が一つのきっかけとなればと希望します」と記されました。

2017年06月20日

◆眞子さま婚約内定 来月8日発表へ そろって会見も

(6月20日 5時02分   NHKニュース)

宮内庁は、秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまの婚約内定について来月8日に発表する方針を固め、同じ日に眞子さまがお相手の小室圭さんと記者会見に臨まれる見通しになりました。

宮内庁によりますと、眞子さまと、大学時代の同級生、小室圭さんの婚約内定について来月8日に山本長官が記者会見をして発表することになりました。
これを受けて同じ日に眞子さまが小室さんとそろって記者会見に臨み、婚約内定の感想などについて話される見通しになりました。

眞子さまは今月8日に訪問先のブータンから帰国し、小室さんと面会するなどして発表の日取りを検討されてきましたが、法律事務所に勤務する小室さんの仕事に支障がないことなどから来月8日の土曜日に決まったということです。
眞子さまの婚約内定の発表は当初はことしの秋以降になる見込みでしたが、報道によって婚約に向けた準備が進められていることが明らかになり、予定を数か月早める方向で調整が進められていました。

発表の当日以降、来年の結婚式に向けてさまざまな行事や儀式が行われる見通しで、宮内庁は眞子さまと同じ「内親王」として12年前に結婚した黒田清子さんの例も参考に儀式などの内容や時期について検討を進めることにしています。

2017年06月16日

◆天皇退位の特例法を公布

〜施行日に皇太子さま即位〜

<2017/6/16 09:18   共同通信>

 政府は16日、天皇陛下の退位を実現する特例法を公布した。特例法は公布日から3年を超えない範囲で退位の日となる施行日を政令で定めると規定しており、陛下は遅くとも2020年6月15日までに退位し、皇太子さまが直ちに即位する。公布を受け、政府は宮内庁を中心に退位に向けた準備を加速させる。

 政府内では18年12月の退位と19年1月1日の新元号適用が有力視されているが、前倒しする可能性のほか、19年3月に代替わりし、同年4月に改元する案もある。

 特例法は今月9日に成立した。退位後の陛下は「上皇」に、皇后さまは「上皇后」となる。

◆皇太子さま、デンマークに到着…出迎え受け笑顔

(2017年06月15日 23時39分   読売新聞)

 【コペンハーゲン=小野沢記秀】皇太子さまは15日、外交関係樹立150周年を迎えたデンマークに政府専用機で到着された。

 首都・コペンハーゲン近郊の空港では、フレデリック皇太子夫妻から出迎えを受け、笑顔で握手を交わされた。宮内庁によると、こうした待遇を受けるのは異例で、両国の王室と皇室との親密度の表れだという。

 皇太子さまは16日、両国の交流記念行事に出席。帰国は21日の予定。

2017年06月15日

◆皇太子さま、デンマーク公式訪問へ出発

(2017年06月15日 15時49分  読売新聞)

 皇太子さまは15日、外交関係樹立150周年を迎えたデンマークへの公式訪問のため、政府専用機で東京・羽田を出発された。

 天皇陛下の退位を実現する特例法成立後、皇太子さまの外国訪問は初めて。同国訪問は、2004年5月にフレデリック皇太子夫妻の結婚式に出席されて以来で、雅子さまの同行は、他の日程などを考慮して見送られた。

 皇太子さまは午前11時35分頃、見送りに立った政府関係者らと笑顔であいさつを交わし、機内に入られた。日本時間の同日深夜にデンマークの首都・コペンハーゲン入りし、16日はフレデリック皇太子とともに記念行事に出席される。帰国は21日の予定。

2017年06月14日

◆皇太子さま デンマーク訪問前に会見

(6月14日 5時22分    NHKニュース)

皇太子さまは、15日からデンマークを訪れるのを前に記者会見に臨み、日本との交流と友好親善がさらに深まるよう期待する気持ちを述べられました。

皇太子さまは、国際親善のため、15日から1週間の日程でデンマークを公式訪問し、日本との外交関係樹立150周年の記念行事などに臨まれます。

出発を前に、13日、記者会見に臨んだ皇太子さまは、デンマークの印象について、社会福祉や環境保全の先進的な取り組みを挙げ、「国際社会が抱える諸課題に対処するために、革新的な取り組みを進めており、参考となる点は非常に多い」と話されました。そして、訪問を通じて日本との長い交流の歴史にも思いをはせたいとしたうえで、「さまざまな記念事業を契機として、両国間の交流と友好親善がさらに深まることを期待しています」と述べられました。

また、皇太子さまは、天皇陛下の退位に向けた特例法が成立したことについて、「皇室の制度面の事項については、言及することは控えたい」としたうえで、改めて、天皇皇后両陛下が重ねられてきた国際親善について、「相互理解と友好親善をどのように促進していくのがよいか、常に深く考えながら臨んでこられている。私としても、両陛下のお気持ちを大切にして国際親善に努めていきたい」などと話されました。

さらに、皇太子さまは、象徴天皇の役割を受け継ぐことについて、去年8月、天皇陛下がお気持ちの表明の際に使われた「全身全霊」という言葉を用いながら、「これまで陛下より引き継がせていただいた公務も含め、それぞれの務めに全身全霊で取り組んでまいりたいと思います」と述べられました。


会見全文

(問1) 
日本との外交関係樹立150周年を迎えたデンマークを訪問されるに当たり、抱負をお聞かせください。殿下は平成16年にフレデリック皇太子殿下の結婚式に参列され、天皇、皇后両陛下やほかの皇族方もたびたび訪問されるなど、日本の皇室ともゆかりの深い国です。デンマーク王室との交流について、ご自身の思い出や、両陛下からお聞きになっている話がありましたらご紹介ください。雅子さまは今回、同行を見送られましたが、その理由と現在のご体調、今後の外国訪問の見通しについてもお聞かせください。

(皇太子さま)
このたび、デンマーク国政府から御招待をいただき、「日デンマーク外交関係樹立150周年」名誉総裁として同国を訪問できますことを、大変うれしく思っております。御招待に対して、心から感謝いたします。私にとりまして、デンマークへの訪問は、平成16年にフレデリック皇太子殿下の御結婚式に参列するために同国を訪れて以来ですので、13年ぶりになります。

今回の訪問は、日デンマーク外交関係樹立150周年という記念すべき年に行われます。両国の間では、1867年に修好通商航海条約が締結されて以降、さまざまな分野で幅広い交流が行われてきました。そして、150周年となる本年は、1年を通じて、さらに多くの交流行事がすでに実施され、あるいは、今後実施される予定と伺っております。私自身も、ことし2月、国立西洋美術館において開催された「スケーエン:デンマークの芸術家村」展に、雅子とともに出席いたしました。そこでは、当時訪日中だったボック文化・教会大臣を始め、多くの関係者が一堂に集い、150周年を祝う姿がとても印象的でした。そしてまた、今まであまり知ることのなかった、デンマークの画家の作品を多く鑑賞することができました。これまでのところ、この展覧会を含め、両国における記念事業はいずれも順調に行われてきていると伺っており、今回の訪問中,デンマークで行われるさまざまな記念事業に出席することを楽しみにしております。

デンマークについては、平成16年の訪問前の会見の折にも、社会福祉の先進国で、国際的な人道支援にも積極的、女性の社会進出が目覚ましい、といった点を挙げましたが、その印象は、13年をへた今日でも大きく変わってはおりません。同国では、引き続き、子どもや高齢者、障害者などの社会的弱者に配慮した福祉政策、女性が社会で活躍しやすい環境づくり、地球温暖化対策といった環境保全面での先進的取組など、国際社会が抱える諸課題に対処するために、既存の考え方や決まりごとに縛られることなく、よいと思えば積極的に取り入れ、変えるべきことは躊躇(ちゅうちょ)なく変えることによって、革新的な取り組みを進めており、国際社会にとって参考となる点は非常に多いと承知しています。

また、デンマークは、童話作家のアンデルセンを始め、文学や学術、音楽といった面で著名な方を輩出している国としても有名です。アンデルセンの童話には幼少の頃から親しんでいましたが、音楽の分野では、昭和56年にマルグレーテ2世女王陛下およびヘンリック王配殿下が国賓として訪日された折の答礼晩餐会において、カール・ニールセンの曲が演奏され、とても印象的な曲であると感じたことを思い出します。また、昨年、NHK交響楽団の演奏会で、同じニールセンの交響曲第5番を聴いたのもデンマークとの御縁を感じます。

このような背景の下、今回のデンマーク訪問において、特に私が関心を払っていきたいと思っている点についてお話ししてみたいと思います。

まず、今回の訪問を通じて、我が国とデンマークの間に培われてきた交流の歴史に思いをはせたいと思います。両国間では、長きにわたり、王室と皇室の間、両国の政府・国民の間で幅広い交流が行われてきました。その中には、1957年2月、和歌山県日ノ御埼沖で炎上していた徳島県の木材運搬船 高砂丸の日本人船員の命を救おうとしてみずからの尊い命を落としたデンマーク貨物船エレン・マースク号のヨハネス・クヌッセン機関長の勇敢な行動をたたえるために、毎年日ノ岬で2月に行われている慰霊献花式もあります。

また、今回、訪問するオーデンセ市と千葉県の船橋市は、1989年に姉妹都市提携に調印し、その後、船橋市には、オーデンセ市の協力を得て整備された「ふなばしアンデルセン公園」が開園し、週末になると家族連れでにぎわっていると聞いています。さらに、今回視察予定の「王室における日本」展では、両国の王室と皇室の親密なつながりを示すさまざまな展示物を見ることができると伺い、楽しみにしています。

また、在留邦人や、日本にゆかりのあるデンマーク人といった方から、両国の交流の歴史と現在の状況についていろいろとお話を伺えればと思っております。

第2に、この1年を通じて両国でさまざまな記念事業が開催されますが、それらを契機として、今後両国間の交流と友好親善がさらに深まることを期待しております。特に、今回の訪問では、三分一博志氏の建築展や「日本から学ぶ」というデザイン展を視察する予定のほか、同じく視察先のアンデルセン博物館が現在計画している改修では、日本人の建築家 隈研吾氏が設計に携わっていると伺っています。

このように、文化、芸術分野をはじめとして、日本とデンマークがお互いに影響を与えながら、その質を高めてきたことを改めて認識するとともに、今後の交流と友好親善の促進に貢献できればと思います。

また、東日本大震災の直後、フレデリック皇太子殿下が宮城県の東松島市を訪問されたことをきっかけとして、両国の市民の間で温かい交流が続いていると承知しております。今回の訪問により、そうした交流によって生まれた両国間の絆が、さらに強固なものになるよう、そして両国国民間の交流が一層進むよう期待しております。

第3に、先ほどもお話ししたようにデンマークは、少子高齢化や子どもの貧困といった社会問題、地球温暖化といった環境問題などについて、先進的な取組を講じており、我が国も参考にできることが多いのではないかと思います。

社会福祉の面では、今回、北フュン国民高等学校を訪問する予定ですが、そこでは、デンマークの福祉政策を勉強している日本人もおられるそうです。また、持続可能な開発という点に関しては、今回、洋上風力発電のための機材を製造する工場を視察しますが、日本の企業との共同で行われているまさしくデンマークと日本の共同作業の実例と言えるかと思います。

今回の訪問を通じて、こうした両国の特長を活かし合った取組を今後さらに促進していくため、1つのきっかけともなればと期待しております。

なお、私が個人的に関心のある「水」問題に関しては、デンマークはいわゆるバイキングの時代からの伝統的な海運国であり、今回、視察を予定している海運博物館において、デンマークの海運国としての隆盛の歴史に触れることを楽しみにしております。

デンマーク王室との関係については、これまで行われてきた数多くの皇族、王族の往来を通じて、とても親密な関係が構築されていると思います。天皇皇后両陛下には、平成10年に国賓としてデンマークを御訪問になったほか、皇太子・皇太子妃でいらっしゃった昭和60年にも同国を御訪問になっており、その際の訪問先のことや、お会いになった人々の優しさ、心温まるおもてなしなどについて、折に触れて両陛下より伺っております。

私自身も、フレデリック皇太子殿下との間では、東宮御所で雅子とともにお昼を御一緒した平成9年以降、これまで何度もお会いし、親交を深めることが出来ました。フレデリック皇太子殿下は、とても明るく気さくな方ですし、平成16年の御結婚式に伺って以降は、平成17年の愛知万博や平成25年のオランダ国王陛下の御即位式の折などにメアリー妃殿下と御一緒にお会いし、最近では平成27年3月に東宮御所に両殿下で晩餐にいらっしゃっていただいております。

今回、マルグレーテ2世女王陛下やフレデリック皇太子同妃両殿下に再会できることをとても楽しみにしております。また、東日本大震災の折、女王陛下には御自身の工芸作品をチャリティーに出され、その売上げを御寄付いただいたほか、フレデリック皇太子殿下もデンマーク企業からの義捐金を集めていただきました。女王陛下始めデンマーク王室の方々が震災の被災者に心を寄せていただいていることに、この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。

また、雅子も、今回、デンマーク政府より御招待をいただいたことを大変有り難く思っており、できれば訪問したいという気持ちでおりましたが、訪問中の諸行事や現地での移動を含む日程、今回の訪問の前後における国内での諸行事等を総合的に勘案した結果、今回は私一人で訪問することになりました。雅子は、フレデリック皇太子殿下、メアリー妃殿下とも親しくさせていただき、楽しい思い出も多くありますので、今回お伺いできないことを大変残念に思っております。

雅子は、これまでも申し上げているとおり、治療を続ける中で、体調に気をつけながら、努力と工夫を重ね、公私にわたってできるかぎりの務めを果たそうとしておりますが、依然として体調に波もありますので、外国訪問を含め活動の場がすぐに広がるわけではありません。したがって、今後の外国訪問の見通しについて現時点でお答えすることは難しいと思います。

(問2)
天皇陛下の退位を実現する特例法が成立しました。次の天皇として、約200年ぶりに天皇の退位が可能となったことの感想をお聞かせください。今後、両陛下が果たされてきた国際親善をどう受け継ぎ、また、戦没者慰霊のための外国訪問を行う考えはお持ちでしょうか。秋篠宮家の眞子さまの婚約が近く内定する見通しですが、皇族の数が減少する中、雅子さまとは皇室の国際親善の在り方についてどのようなお話をされていますか。

(皇太子さま)
特例法という皇室の制度面の事項については、私が言及することは控えたいと思います。

国際親善のための外国訪問については、訪問先の国と我が国との相互理解と友好親善を増進するうえでも、とてもよい機会であり、皇室の役割の一つとして極めて重要であると考えます。

両陛下は、外国訪問に当たり、相手国と我が国との歴史を心にとどめられ、将来を見据えて両国間の相互理解と友好親善をどのように促進していくのがよいかということを常に深くお考えになりながら、御訪問先での諸行事に臨んでこられていると思います。こうした両陛下のなさりようを拝見してまいりましたので、私としても、両陛下のお気持ちを大切にして国際親善に努めていきたいと思っております。

4月のマレーシア訪問においても、両陛下の3度にわたる御訪問と、その間に培われたマレーシア王室およびマレーシア国民との親近感を基礎として、同国の人々、特に若い世代の人々との交流に努めてまいりました。

戦没者追悼のための外国訪問については、両陛下には、日本人か外国人かを問わず、先の大戦において不幸にして犠牲となられた方々に対し、心を込めて慰霊をなさりたいとのお気持ちを大切になさり、これまでさまざまな国を御訪問になってこられたものと受け止めております。私としても、こうした両陛下のお気持ちに思いを致しながら、これからの外国訪問に真摯(しんし)に取り組んでいきたいと思います。

こうした皇室の国際親善の在り方については、日頃から雅子とも話をしてきておりますし、今後もいろいろな機会をとらえて話し合っていきたいと思っています。

(問3)
今回、ご訪問されるデンマークでは1950年代王位継承法改正により、マルグレーテ2世が初の女王となられ、また、近年は次の王位継承問題が国民の関心事となっています。
日本でも天皇陛下が昨年お気持ちを述べられ、ご退位の検討が進んでいます。陛下のご退位について、また、陛下が全身全霊で取り組まれてきた象徴天皇の役割を引き継ぐということについて、皇太子殿下はどのようにお考えになられますでしょうか。よろしくお願いいたします。

(皇太子さま)
ことし2月の私の誕生日の記者会見にあたっても述べましたとおり、陛下が昨年8月のお言葉の中で、「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないか」とお案じになられたことについて、とても心を揺さぶられましたが、同時に陛下のお気持ちについては十分お察し申し上げており、陛下のお考えを真摯に重く受け止めております。

また、象徴天皇の役割については、陛下は、長年にわたり象徴天皇としてのお務めを果たされる中で、お仕事の一つ一つを心から大切にして取り組まれながら、そのあるべき姿について真摯に模索してこられました。そうした陛下のお気持ちを十分に踏まえ、また、歴代の天皇のなさりようも心にとどめながら、これまで陛下より引き継がせていただいた公務も含め、それぞれの務めに全身全霊で取り組んでまいりたいと思います。

(関連質問)
先ほど、両陛下がなさってきた戦没者慰霊の旅について、殿下は両陛下のお気持ちに思いを致して真摯に取り組んでいきたいというふうにおっしゃっておられましたが、殿下もやはりそうした機会があれば、慰霊という形での外国御訪問というのもなさっていきたいとお考えでしょうか。

(皇太子さま)
そのことについては、今の私の立場で申し上げることは、差し控えたいと思います。ただ、陛下が今お話ししたような思いで、心からのお気持ちを示されながら、慰霊をなさっているお姿は、私も大変感慨深くいつも拝見しております。

2017年06月13日

◆「退位」特例法 今月16日にも正式公布


(6月13日 10時08分   NHKニュース)

政府は、13日の閣議で、先週成立した天皇陛下の退位に向けた特例法の公布を決定し、今月16日にも特例法が正式に公布されることになり、遅くとも3年後の2020年6月までに天皇陛下は退位されることになりました。

天皇陛下の退位に向けた特例法は、先週、参議院本会議で採決が行われ、退席した自由党を除く全会一致で可決・成立しました。

これを受け、政府は13日の閣議で、特例法の公布を決定しました。

法律の公布は憲法が定める天皇の国事行為の1つで、特例法は、天皇陛下の署名などの手続きを経て、今月16日にも官報に掲載されて正式に公布されることになりました。

特例法では、天皇陛下が退位される日は法律の公布から3年を超えない範囲内で政令によって定める日となっていて、遅くとも3年後の2020年6月までに天皇陛下は退位され、退位後の称号は「上皇」となります。

天皇の退位は、江戸時代後期の光格天皇以来、およそ200年ぶりで、生涯、天皇であり続ける仕組みとなった明治以降では初めてのこととなります。

政府は、遅滞なく天皇陛下の退位を実現するため、国民生活や宮中行事への影響も考慮しながら、具体的な退位の期日や新たな元号などの検討を進める方針です。

2017年06月09日

◆「退位」特例法成立 明治以降で初の退位実現へ

(6月9日 17時21分   NHKニュース)

天皇陛下の退位に向けた特例法は、参議院本会議で採決が行われ、退席した自由党を除く全会一致で可決・成立しました。特例法は近く公布される予定で、即位後は、生涯、天皇であり続ける仕組みになった明治以降で初めてとなる天皇の退位が実現し、退位後の称号は「上皇」となります。

天皇陛下の退位に向けた特例法案は、先週、衆議院を通過したのに続き、7日の参議院の特別委員会で質疑の後、採決が行われ、退席した自由党を除く全会一致で可決されました。これを受け、9日開かれた参議院本会議で採決が行われた結果、特例法は、委員会での採決と同様に退席した自由党を除く全会一致で可決され、成立しました。

特例法は、立法趣旨として、天皇陛下が、今後ご活動を続けることが困難となることを深く案じておられ、そのお気持ちを国民が理解し共感しているなどとして、天皇陛下の退位と、皇嗣、つまり皇太子さまの即位を実現すると明記しています。また天皇陛下が退位される日は、法律の公布から3年を超えない範囲内で政令によって定める日とし、退位後の称号を「上皇」とすることなどが盛り込まれています。

特例法は近く閣議などを経て公布される予定で、即位後は、生涯、天皇であり続ける仕組みとなった明治以降では初めてとなる天皇の退位が、遅くとも3年以内には実現することになりました。

政府は今後、退位後の天皇陛下を補佐するための宮内庁の組織やお住まいなどの検討と準備を進めるとともに、国民生活や政治日程への影響も考慮しながら、具体的な退位の期日や新たな元号などの検討を進める方針です。

また特例法を審議した衆参両院の委員会が、安定的な皇位継承を確保するための課題や女性宮家の創設などを、特例法の施行後、速やかに検討することなどを求める付帯決議を可決したのを受け、政府は、具体的な検討を行うことにしています。


宮内庁 儀式や活動など本格検討へ

天皇陛下の退位に向けた特例法の成立を受けて、宮内庁は、天皇陛下の退位の儀式や退位後の活動の在り方などについて本格的な検討を始めることにしています。

天皇の退位は、江戸時代後期の光格天皇以来、およそ200年ぶりのことで、宮内庁は、皇居・宮殿で天皇陛下の退位の儀式を行う方向で平安時代の儀式書「貞観儀式」などを参考に内容についての検討を始めることにしています。

一方、皇太子さまの即位に伴い、今の憲法のもとで初めて即位された天皇陛下の例を参考に「即位の礼」と「大嘗祭」が行われる見通しで、宮内庁は「即位礼正殿の儀」など5つの儀式からなる「即位の礼」を終えたあと、再来年11月に皇居・東御苑で「大嘗祭」を行う想定で政府とともに検討を進めることにしています。

また、特例法の成立によって、近代日本で初めて天皇と上皇が同時に存在することになり、新たな皇室の活動の在り方についても検討が本格化します。

このうち、退位後の天皇陛下の上皇としての活動について、宮内庁は、「象徴としての行為は基本的にすべて新天皇に譲られる」と説明しています。同時に、上皇の活動は、私的なものだけでなく公的色彩のあるものもあり得るとし、実際に活動していく中で形作られていくという見方を示しています。

具体的には、国内外への私的な旅行や、親交を深めてきた海外の賓客や国内外の文化人などとの懇談、それに、音楽会や展覧会への出席などが想定されていて、皇室の一員として新年の一般参賀などで国民の前に姿を見せられることなども検討されるものと見られます。


天皇陛下 きょうもふだんどおり公務

天皇陛下は、9日もふだんどおり公務を務められました。

皇居・宮殿で新しい外国の大使から信任状を受け取る儀式に臨んだあと、会計検査院の院長などを招いた昼食会に秋篠宮さまとともに出席されました。天皇陛下は、一人一人から自己紹介を受け、「日々のお務めご苦労さまです」などと言葉をかけたあと、隣の部屋に移ってテーブルにつかれました。

午後からは、皇后さまとともに、皇居などの清掃を行う「勤労奉仕団」との懇談に臨み、その後、8日、ブータンから帰国された秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまのあいさつを受けられたということです。

宮内庁によりますと、天皇陛下は、退位に向けた特例法の成立について、午前中、宮殿で、側近から報告を受けられたということです。

2017年06月07日

◆天皇陛下譲位 特例法案

〜参院特別委が可決〜

(2017.6.7 15:51更新    産經新聞)

 天皇陛下の譲位を可能にする特例法案の審議が7日、参院特別委員会で行われ、採決を退席した自由党をのぞく自民、民進、公明各党などの賛成で可決された。衆院と同じ内容の「女性宮家の創設等」の検討を政府に求める付帯決議案も採択した。特例法案は9日の参院本会議で可決、成立する運びだ。

 特別委の審議では、菅義偉官房長官が法案の趣旨説明をした後、全8党派の代表が質問した。伊達忠一議長、郡司彰副議長も陪席した。

 法案では、譲位日を特例法の施行日とし、施行日は公布から3年を超えない範囲で皇室会議の意見を聴いて決めるとしている。

2017年06月03日

◆ブータン訪問眞子さま 日本週間開幕式でスピーチ

(6月3日 6時49分    NHKニュース)

ブータンを公式訪問している秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまは「日本週間」の開幕式に臨み、友好関係の発展を願うスピーチをされました。

眞子さまは、2日、ブータンの首都ティンプーで開かれた「日本週間」の開幕式に、国王の妹のユフェルマ王女とともに出席されました。

「日本週間」は、日本の大使館などが5年前から毎年開いているもので、日本文化を紹介するさまざまなイベントが行われます。

眞子さまは、招待されたブータンの政府関係者などを前にスピーチに立ち、ワンチュク国王夫妻が東日本大震災の年に来日して被災者を見舞ったことに触れ、「被災地の人々を勇気づけてくださいましたことは、日本人の心に刻まれております」と話されました。

そして、「この行事が、ブータンの人々が日本に親しみをもつ機会となることを願っています」と述べ、両国の友好関係の一層の発展を願う気持ちを表されました。

これに先立って、眞子さまはティンプー中心部の広場で開かれた「日本週間」のオープニングイベントに足を運ばれました。

会場では、岩手県一関市に古くから伝わる神楽の舞が披露されたほか、現地の子どもたちが日本語の歌を歌ったり、柔道や空手の演武を披露したりしました。

眞子さまは出演した子どもたちと面会し、「すばらしいパフォーマンスをありがとう」などと言葉をかけられていました。