2018年10月20日

◆皇后さま きょう84歳の誕生日

2018年10月20日 6時33分  NHKニュース

皇后さまは20日、84歳の誕生日を迎えられました。来年4月の天皇陛下の退位を前に、皇后として迎える最後の誕生日です。

皇后さまは誕生日にあたって記者の質問に文書で回答を寄せられました。

この中で皇后さまは、この1年に相次いだ地震や豪雨などに触れ、「災害により犠牲になられた方々を心より悼み、残された方々のお悲しみを少しでも分け持てればと思っています」と述べられました。

そして「被災者の静かに物事に耐える姿、そして恐らくは一人一人が大きな心の試練を経験しているだろう中で、健気に生きている子ども達の姿にいつも胸を打たれています」と記されました。

皇后さまは天皇陛下が来年4月で退位されることについて「5月からは皇太子が、陛下のこれまでと変わらず、心を込めてお役を果たしていくことを確信しています」と述べられました。

そして「私も陛下のおそばで、これまで通り国と人々の上によき事を祈りつつ、これから皇太子と皇太子妃が築いてゆく新しい御代の安泰を祈り続けていきたいと思います」とつづられました。

続いて皇后さまは、結婚以来60年近く変わることのなかった天皇陛下の姿勢に触れながら「義務を一つ一つ果たしつつ、次第に国と国民への信頼と敬愛を深めていかれる御様子をお近くで感じとると共に、新憲法で定められた『象徴』のお立場をいかに生きるかを模索し続ける御姿を見上げつつ過ごした日々を、今深い感慨と共に思い起こしています」と記されました。

そしてご自身については「皇太子妃、皇后という立場を生きることは、私にとり決して易しいことではありませんでした」と振り返ったうえで「与えられた義務を果たしつつ、その都度新たに気付かされたことを心にとどめていくーそうした日々を重ねて、60年という歳月が流れたように思います」と述べられました。

皇后さまはまた、天皇陛下の退位後について「陛下の御健康をお見守りしつつ、御一緒に穏やかな日々を過ごしていかれればと願っています。そうした中で、これまでと同じく日本や世界の出来事に目を向け、心を寄せ続けていければと思っています」と記されました。

そして北朝鮮による拉致問題を例の1つに挙げ、「これからも家族の方たちの気持ちに陰ながら寄り添っていきたいと思います」とつづられました。

皇后さまは最後に、公務を離れたあとの暮らしについて「これまでにいつか読みたいと思って求めたまま、手つかずになっていた本を、これからは一冊ずつ時間をかけ読めるのではないかと楽しみにしています」などと語り、「残された日々を、静かに心豊かに過ごしていけるよう願っています」と結ばれました。

皇居では20日、皇族方や衆参両院の議長らも出席して皇后さまの誕生日の祝賀行事が行われます。


弱い立場の人に心寄せられ

昭和9年10月20日に誕生された皇后さま。
戦争が続く中で幼少期を過ごし、戦後の復興期に青春時代を送られました。

聖心女子大学を卒業した年の夏、軽井沢のテニスコートで当時皇太子だった天皇陛下と出会い、24歳で結婚されました。
一般の家庭から皇太子妃が選ばれたのは初めてで、結婚の祝賀パレードに50万人を超える人たちが詰めかけるなど、多くの国民から祝福を受けられました。

天皇陛下と国内外で公務に励みながら3人のお子さまを手元で育て、新たな皇室像を示されました。

昭和天皇が崩御して天皇陛下が即位されると、54歳で皇后となられました。

一貫して、被災者や病気や差別に苦しむ人、障害のある人など、社会で弱い立場にある人たちに心を寄せられてきました。
平成7年の阪神・淡路大震災では、皇后さまが被災地に持参されたスイセンの花が復興のシンボルとなりました。
東日本大震災では、被災から間もない時期から7週連続で東北3県などを回り、その後もたびたび被災地を訪ねて被災した人たちを見舞われています。

日本赤十字社の名誉総裁として医療や福祉の関係者をねぎらうとともに、数多くの福祉施設やハンセン病の療養所などを訪れて入所者をいたわられてきました。

障害者のスポーツにも高い関心を持ち、長野パラリンピックでは選手たちの健闘をたたえるウエーブに参加されました。

皇后さまは天皇陛下とともに全国各地に出かける一方で、去年、初めてベトナムを訪問するなど、これまでに58か国を訪ねて国際親善に尽くされました。

また天皇陛下とともに先の大戦の歴史と向き合われてきました。

戦後50年を迎えた平成7年には「慰霊の旅」に出かけ、被爆地の広島と長崎、地上戦が行われた沖縄などを訪ねられました。
さらに戦後60年には太平洋の激戦地サイパンを、戦後70年にはパラオのペリリュー島を訪れ、犠牲者の霊を慰められました。

皇后さまは文学や音楽に造詣が深く、とりわけ児童文学に大きな関心を寄せ、絵本など児童図書の普及に取り組む人たちを後押しされてきました。
平成14年には、児童図書の世界大会が開かれたスイスをお一人で訪問し、児童文学への思いを語られた講演が大きな反響を呼びました。

一方で皇室の伝統も大切に受け継ぎ、世の中の出来事や家族への思いを短歌で表現するとともに、明治以降、歴代の皇后が続けてきた皇居での養蚕にも熱心に取り組まれてきました。


全都道府県を複数回訪問

皇后さまの誕生日に合わせて、天皇皇后両陛下がお住まいの御所で日本地図をご覧になる映像が公開されました。

この日本地図は、両陛下がこれまで訪れた場所にピンで目印をつけているもので、皇太子夫妻の時に訪れた場所には青色のピンが、天皇皇后として訪ねられた場所には赤色のピンが立てられています。

両陛下は、天皇皇后としてすべての都道府県を複数回訪れていて、この日は北海道から沖縄まで並ぶ数多くのピンを眺めながら、これまでの訪問を振り返られていたということです。
at 06:53 | Comment(0) | 皇室

2018年10月12日

◆立皇嗣の礼 再来年4月19日 来年は10連休へ

2018年10月12日 11時08分  NHKニュース

天皇陛下の退位などに向けて設置された式典委員会の初会合で、秋篠宮さまが皇位継承順位1位を意味する「皇嗣」になられたことを内外に知らしめる「立皇嗣の礼」を再来年の4月19日に行うことを決めました。

安倍総理大臣は皇太子さまが即位される来年5月1日を1年限りの祝日とする方向で検討する考えを示し、来年は土曜日である4月27日から10連休となる見通しとなりました。

来年春の天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴い、政府は、憲法に定める国事行為として、来年4月30日に退位の儀式を、翌5月1日から皇太子さまの即位に伴う5つの儀式を順次行うなどとしています。

これを前に政府は12日の閣議で、安倍総理大臣を委員長として、それぞれの儀式の式次第や参列者などを含む大綱をまとめる「式典委員会」と、官房長官を本部長に、各府省との連絡を行う「式典実施連絡本部」を設置することを決めました。

そして、このあと開かれた「式典委員会」の初会合で、秋篠宮さまが皇位継承順位1位を意味する「皇嗣」になられたことを内外に知らしめる「立皇嗣の礼」を再来年の4月19日に行うことを決定しました。

また来年2月24日に開かれる、天皇陛下のご在位30年の記念式典について、天皇皇后両陛下が出席される中、内閣総理大臣の式辞や国民代表の辞などのあと、天皇陛下がお言葉を述べられるなどとした式次第の概要なども決めました。

また安倍総理大臣は、初会合の最後に「天皇陛下のご退位と皇太子殿下のご即位が同時に行われるのは約200年ぶり、憲政史上初めてのことであり、わが国の歴史にとって極めて重要な節目だ。国民こぞってことほぐことができるよう、政府として万全の準備を進めていかなければならない」と述べました。

また安倍総理大臣は、皇太子さまが即位される来年5月1日と、新天皇が即位を内外に宣言する、即位礼正殿の儀が行われる来年10月22日を1年限りの祝日とする方向で検討を進める考えを示しました。

祝日法の規定で祝日に挟まれた平日は休日となるため、この結果、来年は土曜日である4月27日から10連休となる見通しとなりました。

式典委員会では今後、1か月から2か月に1回のペースで会合を開き、来年の退位に向けて準備を加速していくことにしています。


行事日程や気候を考慮

菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「立皇嗣の礼」を再来年の4月19日に行う理由について「式典委員会で議論したところ『皇太子さまのご即位から1年以内をめどに一連の儀式が済み、そして主要な宮中行事などの日程を避け、気候が穏やかさを増すよい季節に執り行うことがふさわしい』という意見が示され、4月19日で了承した」と述べました。

また菅官房長官は、来年の5月1日などを祝日にする方向で検討を進めることについて「今後、これまでの立法例を踏まえて検討を進め、可能なかぎり速やかに法案を国会に提出したい」と述べました。
at 15:11 | Comment(0) | 皇室

2018年10月10日

◆「立皇嗣の礼」は再来年4月に

2018年10月10日 4時30分  NHKニュース

天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴って、秋篠宮さまが、皇位継承順位1位を意味する「皇嗣」になられることを広く国民に明らかにする「立皇嗣の礼」について、再来年4月に行われる方向で調整が進められていることがわかりました。

来年春の天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に向けて、政府は、ことし4月、一連の退位や即位の儀式に加え、秋篠宮さまが皇位継承順位1位を意味する「皇嗣」になられることを広く国民に明らかにする「立皇嗣の礼」を、憲法で定める国事行為として行うことを決めています。

関係者によりますと、「立皇嗣の礼」の時期などについて、内閣官房や儀式の事務を担う宮内庁などで検討した結果、来年10月に皇太子さまが即位を内外に宣明する「即位礼正殿の儀」に臨まれてからおよそ半年後の再来年4月、皇居・宮殿の「松の間」などで行う方向となり、調整が進められているということです。

退位や即位に伴う式典を円滑に実施するため、政府は、12日にも総理大臣を委員長とする「式典委員会」の初会合を開く見通しで、宮内庁も「大礼委員会」を設けて検討を進め、「立皇嗣の礼」の期日や次第についても決められていくことになります。
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2018年09月20日

◆両陛下 広島と愛媛の被災地訪問は21日に延期

2018年9月20日 12時25分  NHKニュース

天皇皇后両陛下は、20日、西日本豪雨で甚大な被害を受けた愛媛県と広島県を訪れ、被災した人たちを見舞われる予定でしたが、現地の天候が悪くヘリコプターによる移動が困難な見通しとなったため、お見舞いは21日に延期となりました。

両陛下は、20日午後、特別機で愛媛県の松山空港に到着したあと、西予市と広島県呉市を自衛隊のヘリコプターで訪れ、西日本豪雨の被災状況を視察するほか、被災した人たちを見舞ったり、災害対応にあたった関係者をねぎらったりして、夜遅く東京に戻られる予定でした。

しかし、現地の天候が悪くヘリコプターによる移動が困難な見通しとなったため、お見舞いは21日に延期されることになりました。

両陛下は、先週、広島県と岡山県の被災地を日帰りで訪れて被災地を見舞う予定でしたが、悪天候で訪問が1日延期され、翌日も、天候が悪い広島県は見送って岡山県だけ訪問されていました。
at 14:36 | Comment(0) | 皇室

2018年09月14日

◆皇太子さま パリで日本文化紹介行事に出席

2018年9月14日 5時16分   NHKニュース

フランスを公式訪問中の皇太子さまは、日本文化を紹介する行事に臨み、エッフェル塔を日本風にライトアップする点灯式に出席されました。

皇太子さまは現地時間の13日、日本とフランスの友好160周年を記念して、開かれている「ジャポニスム2018」の行事に臨まれました。

はじめに、パリ市内の美術館を訪れ、江戸時代に活躍した絵師、伊藤若冲の作品展をご覧になりました。

皇太子さまは、皇居の三の丸尚蔵館から出展された若冲の代表作「動植綵絵」などを見て回り、鳥などを描いた色彩豊かな作品を熱心に鑑賞されていました。

このあと、午後8時半すぎからはパリのシンボル、エッフェル塔を日本風にライトアップする点灯式に出席されました。

皇太子さまがボタンを押されると、エッフェル塔が日本の国旗をイメージした赤と白に鮮やかに彩られ、その後、日本の美を表す満開の桜などが映し出されていきました。

皇太子さまは、これに先立って、記者団の取材に応じて今回の訪問を振り返り、「日仏間の相互理解がさらに深まることを心から願っておりますし、このたびの私の訪問が、そのための一助になるのであればと思っています」と話されました。

皇太子さまは、15日に帰国されます。
at 10:54 | Comment(0) | 皇室

2018年08月22日

◆両陛下きょうから軽井沢で静養

2018年8月22日 15時31分   NHKニュース

天皇皇后両陛下は、静養のため、22日から長野県軽井沢町を訪問されています。

両陛下は、22日午後1時前、新幹線でJR軽井沢駅に到着し、長野県の阿部守一知事らの出迎えを受けられました。

駅前では、地元の人たちや観光客などおよそ550人が、歓声をあげたり小旗を振ったりして歓迎しました。

両陛下は、集まった人たちに笑顔で手を振ってこたえたあと、車に乗り込み宿泊先に向かわれました。

両陛下は、今月29日まで軽井沢や群馬県の草津で静養する予定で、23日は、旧満州・今の中国東北部に移り住んだ人たちが、終戦後に帰国して軽井沢町に切り開いた「大日向開拓地」を訪ねられることになっています。
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2018年08月15日

◆天皇陛下 最後の全国戦没者追悼式

2018年8月15日 12時41分  NHKニュース

終戦の日の15日、天皇陛下は皇后さまとともに全国戦没者追悼式に臨み、戦争が再び繰り返されないことを願うおことばを述べられました。来年4月の天皇陛下の退位を前に、両陛下が追悼式に出席されるのはことしが最後になりました。

終戦から73年を迎えた15日、天皇陛下は、皇后さまと東京の日本武道館で行われた全国戦没者追悼式に臨まれました。

そして、正午の時報とともに参列者全員で黙とうをささげたあと、おことばを述べられました。

天皇陛下は、冒頭で例年通り「さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします」と述べられました。

そして、戦没者を追悼し平和を願う結びの一文で「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」としたうえで、戦後70年の平成27年から加えた「深い反省」という言葉を盛り込んで、「ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べられました。

来年4月の天皇陛下の退位を前に、両陛下が追悼式に出席されるのはことしが最後になり、参列した遺族の代表らは天皇陛下のおことばにじっと耳を傾けていました。


おことば全文
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

終戦以来既に73年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。

戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。


おことばの変遷

全国戦没者追悼式での天皇陛下のおことばは、昭和天皇の時のおことばの骨子も踏まえ、即位以来、基本的な内容は毎年踏襲されてきました。

この中で天皇陛下は、戦争の犠牲者を悼み遺族に思いを寄せるとともに、世界の平和と日本の発展を願う気持ちを表されてきました。

戦後50年を迎えた平成7年には、結びの一文に「歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い」という言葉が加えられました。

その後は、おことばの内容に大きな変わりは見られず、平成13年以降は毎年同じおことばが続きました。

そうした中、戦後70年を迎えた平成27年、天皇陛下は14年ぶりにおことばを変え、戦後の日本の歩みを振り返る部分に、多くの言葉を足されました。

まず今日の平和と繁栄を支えたものとして、「国民のたゆみない努力」に加え、新たに「平和の存続を切望する国民の意識」という表現を使われました。

そのうえで例年、「苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません」としていた部分を「戦後という、この長い期間における国民の尊い歩みに思いを致すとき、感慨は誠に尽きることがありません」と言いかえられました。

さらに戦没者を追悼し平和を願う結びの一文に「さきの大戦に対する深い反省と共に」という言葉を加えられました。

戦没者追悼式での天皇陛下のおことばがこれだけ変わるのも、「反省」という言葉が盛り込まれたのも、このときが初めてで、それ以降は結びの一文に「深い反省」という言葉が使われるようになりました。

そして最後の出席となった今回も「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」と戦後を振り返ったうえで、そうしたおことばを述べられました。
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2018年08月14日

◆天皇皇后両陛下 豪雨被災地へ 9月中旬ごろ

2回に分けて

2018年8月14日 4時55分  NHKニュース

天皇皇后両陛下が、西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県と岡山県、それに愛媛県を、来月中旬ごろ、2回に分けていずれも日帰りで訪れ、被災した人たちを見舞われる方向で調整が進められていることがわかりました。両陛下が、災害の発生からまもない被災地を複数回に分けて見舞われるのは、東日本大震災以来のことになります。

西日本を中心とした先月の記録的な豪雨では、各地で甚大な被害が相次ぎ、広島県と岡山県、それに愛媛県を中心に、これまでに200人以上が死亡し、今も行方が分からない人がいるほか、多くの人たちが避難生活を余儀なくされています。

関係者によりますと、両陛下は、来月13日ごろ広島県と岡山県を日帰りで訪れ、被災地をヘリコプターで回って被災した人たちを見舞ったり災害対応にあたる関係者をねぎらったりするほか、知事などから被災状況について説明を受けられる方向で調整が進められているということです。

また、愛媛県も翌週の20日前後に東京から日帰りで訪問して、被災者を見舞うなどされる方向で調整が進められているということです。

両陛下は、今回の豪雨で広範囲にわたって甚大な被害が発生したことに心を痛め、側近を通じてお見舞いの気持ちをあらわすとともに、現地の状況なども踏まえながらできるだけ早い時期での被災地への訪問を強く望まれてきたということです。

両陛下が、災害の発生からまもない被災地を複数回に分けて見舞われるのは、東日本大震災以来のことになります。
at 07:23 | Comment(0) | 皇室

2018年08月12日

◆絢子さまと守谷さん 結納にあたる「納采の儀」

2018年8月12日 11時10分  NHKニュース

高円宮家の三女の絢子さまと、東京の大手海運会社に勤務する守谷慧さんの結納にあたる「納采の儀」が行われ、お二人の婚約が正式に決まりました。

「納采の儀」は、一般の結納にあたる皇室の行事で、12日午前10時前、守谷さんの使いで親族の近藤達也さんがモーニング姿で高円宮邸に到着しました。続いて、薄い水色のシルクのワンピースを着た絢子さまと、母親の久子さまが待たれる故高円宮さまの肖像画のある応接室で、「納采の儀」が行われました。

室内には、結納の品となる絢子さまの披露宴用のドレスの布地や清酒などが並べられ、近藤さんが、「婚約のため納采を行いたく思います。幾久しくお納めください」という趣旨の口上を述べると、絢子さまは、「謹んでお受けいたします」と応えられました。

そして近藤さんが絢子さまに結納の品の目録を手渡しました。このあと絢子さまは、久子さまと皇居にある天皇皇后両陛下のお住まいを訪ね、婚約が正式に決まったことを報告されました。

夕方には、守谷さんと父親の治さんが両陛下のお住まいを訪ねてあいさつをする予定です。

納采の儀を終えた絢子さまと守谷さんは、宮内庁を通じて文書で感想をあらわし、絢子さまは、「滞りなく納采の儀を終えられましたことをうれしく思います」と述べられました。また、守谷さんは、「賜りました御縁に感謝しつつ日々を過ごしてまいりたいと存じます」と述べました。

結婚式は、ことしの10月29日に東京の明治神宮で行われます。
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2018年08月05日

◆皇太子ご夫妻 夏の高校野球開会式に出席

2018年8月5日 11時25分  NHKニュース

皇太子ご夫妻は、100回の記念大会を迎えた夏の全国高校野球の開会式に出席され、皇太子さまが選手たちの健闘を祈るあいさつをされました。

皇太子ご夫妻は、5日午前8時半すぎ、兵庫県西宮市の甲子園球場に到着し、夏の全国高校野球の開会式に出席されました。

ことしは100回の記念大会で、皇太子さまが開会式に出席されるのは70回大会と91回大会に続いて3度目です。

貴賓席の皇太子ご夫妻は、史上最多56の代表校の選手たちが順番に入場すると、一校ごとに拍手を送られました。

そして、皇太子さまがあいさつに立ち「これまで1世紀にわたり、青少年の夢を育み、国民の大きな関心を集めてきた高校野球が果たしてきた役割には、大きなものがあります」と述べられました。

そのうえで、自分自身、半世紀にわたって高校野球を身近なものとして感じ応援してきたとして、選手たちに「きょうまでの練習の成果を十分に発揮し、力の限りプレーすることを期待しています」とエールを送られました。

このあと皇太子ご夫妻は、開会式直後に行われた大分の藤蔭高校と石川の星稜高校の試合を観戦し、選手たちの白熱したプレーに笑顔で拍手を送られていました。
at 12:12 | Comment(0) | 皇室