2017年06月28日

◆やはり過剰な期待であった中国対北朝鮮制裁 

〜米中による「妥協なきゲーム」が再開された〜

(2017.6.28 14:00更新    産經新聞)

 トランプ米政権の中国による対北朝鮮制裁は、やはり過剰な期待であった。

 6月半ばにワシントンで開催された「米中外交・安全保障対話」で、中国の楊潔●国務委員らは、共同文書を拒否し、記者会見も平然とボイコットした。ティラーソン国務長官とマティス国防長官が、北朝鮮問題での協力と引き換えに、「南シナ海問題で譲歩することはない」と突き放した結果であろう。

 交渉が思い通りにならないと、相手かまわず席を立つのは、中国が骨の髄まで大国主義に染まった証左である。同じ時期にハノイで開催されていた中国とベトナムの国防当局高官による国境防衛交流プログラムでも、中国側が南シナ海問題で激高して予定を打ち切っている。

 これら中国の威圧的な行動は、米国といえども新興大国の行動を邪魔する能力も意思もないと見くびってきた結果ではないか。
 中国が南シナ海の人工島の造成を本格化させた状況下でも、オバマ前政権はハワイ沖で実施する環太平洋合同演習(リムパック)に、中国海軍を2016年までに2度招待した。しかも、中国が情報収集艦を送り込んで、他国艦船への諜報活動をしていたことを見逃している。

 さらに同年7月のハーグにある国際仲裁裁判所が、中国が南シナ海を独り占めする「九段線」論を否定するクロ裁定を出しているのに、オバマ前政権はフィリピンを支援すらしなかった。中国が裁定を「紙クズ」と無視する振る舞いを許せば、「力による現状変更」を認めてしまうことになる。

トランプ現政権もまた、4月の米中首脳会談以来、中国が北朝鮮に核開発停止の圧力をかけることを期待し、それまでの対中批判をすべて引っ込めていた。だが実際には、トランプ大統領自身が「うまくいっていない」とツイートするほど進んでいない。

 ジョン・ボルトン元米国連大使ら共和党保守派は、トランプ政権の行き過ぎた「中国依存」は、オバマ前政権の「戦略的忍耐」と少しも変わらないと不満をぶちまけていた。中国の習近平政権が北の核開発をとめられない以上、南シナ海の一時「休戦」はたちまち崩れてしまう道理である。

 中国が対北制裁に失敗したか、もしくは約束をホゴにしたのなら、トランプ政権がとるべき対中政策は主に2つに絞られる。

 まず、米国は北朝鮮と取引する中国の企業と金融機関に対する「二次的制裁」に踏み込む段階に入る。トランプ政権はすでに、北朝鮮と不正な交易を続ける中国企業10社と個人名を挙げ、中国政府に厳しい取り締まりを要求していた。中国がこれを拒めば、この夏の終わりまでに一方的に発動すると伝えている。

 ワシントン・ポスト紙はコラムで、中国の中規模な銀行から段階的に二次的制裁を実施するよう求め、ウォールストリート・ジャーナル紙の社説は、中国4大銀行の一つ、中国銀行への制裁を主張する。

 第2に、米国がこれまで抑制していた南シナ海での「航行の自由」作戦を、5月の駆逐艦デューイに続いて強化する。米外交評議会のラトナー上級研究員は、中国と沿岸国が領有権争いをしている島嶼(とうしょ)部に、米軍を駐留させよとの提言まで示している。

 元来、トランプ大統領が掲げる「米国を再び偉大に」は、習主席のいう「中華民族の偉大な復興」とは相反するものであり、妥協の余地がないゲームが再開されたというべきだろう。(東京特派員)
●=簾の广を厂に、兼を虎に

◆燃焼実験は小型エンジンか、北朝鮮ミサイル

〜米大分析〜

<2017/6/28 09:11  共同通信>

 【ワシントン共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は27日、北朝鮮が21日に北西部東倉里の「西海衛星発射場」で弾道ミサイル用ロケットエンジンの燃焼実験を行ったとする報道に関し、22日に撮影された衛星写真に基づき、比較的小型のエンジンだった可能性があるとの分析を発表した。

 38ノースは、発射場周辺の草木がエンジン噴射によって倒れるなどの影響がほとんど出ていなかったと指摘。また、発射場の敷地内に重量のある車両のわだちがあり、前回の燃焼実験で見られた跡と似ているという。

2017年06月26日

◆違法カジノ店 バカラ賭博の疑い 大阪・ミナミ

(06月26日 15時06分   NHK関西ニュース)

大阪・ミナミの繁華街にある違法カジノ店が、客にトランプを使った「バカラ」と呼ばれる賭博をさせたとして摘発され、営業中の店の従業員や客など十数人が逮捕されました。警察は、押収した資料を分析するなどして、違法な経営の実態を調べることにしています。

摘発されたのは、大阪・中央区心斎橋筋の雑居ビルの4階にあるカジノ店で、警察は、26日正午前、捜査員100人以上の態勢で、捜索に入りました。

この店は、トランプを使って客に金を賭けさせる、いわゆる「バカラ賭博」を開いたとして、賭博開帳図利の疑いが持たれていて、警察は、26日の捜索で、店の従業員や客など十数人を逮捕しました。

店は、24時間営業で、路上で声をかけて客を集めていたとみられ、警察は、押収した資料を分析するなどして、違法な経営の実態を調べることにしています。

2017年06月22日

◆自民 豊田真由子衆院議員が離党届を提出


(6月22日 16時21分   NHKニュース)

自民党の豊田真由子衆議院議員は、みずからの元秘書に暴行したなどと週刊誌で報じられたことを受け、党に迷惑をかけたくないとして、22日夕方、離党届を提出しました。

自民党の豊田真由子衆議院議員は、22日発売の週刊誌で、先月、みずからの政策秘書を務めていた男性に対し、殴ったり、暴言を浴びせたりしたなどと報じられました。

これを受けて、豊田氏は、党に迷惑をかけたくないとして、22日夕方、みずからの事務所を通じて離党届を提出しました。
自民党は、今後、党紀委員会で、離党届の扱いを協議することにしています。

豊田氏は衆議院埼玉4区選出の当選2回で42歳。厚生労働省の元官僚で、これまでに文部科学政務官などを務めています。


自民2期目の議員に不祥事相次ぐ

離党届を提出した豊田真由子衆議院議員は、自民党が300近い議席を獲得して政権に復帰した5年前の衆議院選挙で初当選し、現在2期目です。

党内で豊田氏と同期の議員はおよそ100人と、党の衆議院議員全体の3分の1を占めていますが、これまでに女性問題や失言、それに金銭トラブルなどで問題になる議員が相次いでいます。

最近では、広島4区選出の中川俊直議員が、ことし4月、週刊誌でみずからの女性問題が報じられ、経済産業政務官を辞任し、その後、自民党を離党しました。

また、東京16区選出の大西英男議員は、先月、党内で受動喫煙対策を議論した際、「がん患者は働かなくていいのではないか」と発言し、党の東京都連の副会長を辞任しました。

このほか、女性問題を週刊誌で報じられ議員辞職に追い込まれたケースもありました。


官房長官「行動や言動に責任持つのは当たり前」

菅官房長官は午後の記者会見で、「政府の立場でコメントは控えたいが、一般論で申し上げれば、そもそも国会議員は有権者の皆さんから選ばれており、みずからの行動や言動にしっかり責任を持つのは当たり前のことであり、その中で判断したのだと思う」と述べました。

また、菅官房長官は、記者団が「自民党の当選2回の議員による不祥事が続いているが」と質問したのに対し、「かつてもそうしたことが指摘をされているが、国会議員は誇りを持ってみずからを律しながら活動を行うのは、ある意味で当然のことだ」と述べました。

◆自民・豊田議員、離党届提出…週刊誌で暴行報道

(2017年06月22日 16時28分  読売ニュース)

 自民党の豊田真由子衆院議員(42)(埼玉4区、当選2回)は22日、離党届を提出した。

 豊田議員を巡っては、今週発売の週刊誌で秘書への暴行が報じられていた

◆自民 豊田真由子衆院議員が秘書に暴行か

(6月22日 15時27分   NHKニュース)

自民党の豊田真由子衆議院議員がみずからの元秘書に暴行したなどと週刊誌で報じられたことについて、豊田議員の事務所の関係者は「本人は事実関係を認め、元秘書にそれなりに謝罪はしている」などと説明しました。

自民党の豊田真由子衆議院議員は、22日発売の週刊誌で、先月、みずからの政策秘書を務めていた男性に対し、殴ったり、暴言を浴びせたりしたなどと報じられました。

これについて、豊田議員の事務所から対応を一任されている、事務所の元事務局長の男性が、22日昼前、東京都内で記者団の取材に応じました。

男性によりますと、先月末に豊田議員、元政策秘書と3人で、今回の問題について話し合ったということで、「豊田議員本人は事実関係を認めている。元秘書からは3日間で7回暴力を受けたと聞いていて、腕にあざが残っていた」と説明しました。

そのうえで、「豊田議員は元秘書にそれなりに謝罪はしていて、今後もおわびするだけだ。豊田議員とは3日ほど会っていないが、本人はしょうすいしきって困り果てている」と述べました。

豊田議員は衆議院埼玉4区選出の当選2回で42歳。厚生労働省の元官僚で、これまでに文部科学政務官などを務めています。


週刊新潮の報道内容

22日発売の「週刊新潮」は、自民党の豊田真由子衆議院議員が、今月18日まで政策秘書を務めていた男性に対し、繰り返し殴ったり暴言を浴びせたりしたと報じています。

記事は、豊田議員はことし5月下旬、政策秘書を務めていた年上の55歳の男性が運転する車の中で、事務所でのミスを理由に後部座席から繰り返し殴るなどの暴行を加え、顔や背中などにけがをさせたとしています。

さらに、男性に対して「死ねば?生きている価値ないだろ」などと人格を否定するような暴言を浴びせたほか、男性の娘を通り魔事件の犠牲者に例えるような発言をしたとしています。

一方、記事の中で、男性は警察に被害届を出すことを検討しているとしています。


事務所関係者「秘書が次々に辞めていく」

豊田議員の事務所関係者はNHKの取材に対し、事実関係を認めたうえで、「豊田議員はちょっとしたことですぐにどなったり人格否定の発言をする。普通の人が我慢できるレベルではないので、秘書が次々に辞めていく」と話しています。

◆風邪薬成分に無届けで中国製混入

〜原薬メーカー、処分へ〜

<2017/6/22 14:02   共同通信>

 風邪薬の成分として使われる解熱鎮痛剤アセトアミノフェンを製造している国内大手の原薬メーカー「山本化学工業」(和歌山市)が、届け出をせずに自社製品に中国製アセトアミノフェンを混ぜて、製薬会社に出荷していたことが22日、厚生労働省への取材で分かった。同省は医薬品医療機器法違反に当たるとして、5月に和歌山県と合同で山本化学工業を立ち入り調査。県が近く処分する見通し。

 厚労省は、中国製を混入した製品の成分を分析した結果、品質などに問題はなく、健康被害の相談もないとしている。山本化学工業は、全製品の出荷を自粛しているとした。

2017年06月20日

◆非常に激しい雨のおそれ 近畿地方

(06月20日 17時17分   NHK関西ニュース)

梅雨前線の影響で、近畿地方では、21日の明け方から昼前にかけて、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は、低い土地の浸水や土砂災害、急な川の増水などに、十分注意するよう呼びかけています。

大阪管区気象台によりますと、21日にかけて、近畿地方は、南の海上から梅雨前線が北上し、暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

20日夜遅くからは、広い範囲で雨が降り、21日の明け方から昼前にかけて雨が強まる見込みで、特に、近畿中部と南部では、局地的に雷を伴って、1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。

21日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、▽近畿南部で250ミリ▽近畿中部で200ミリ、▽近畿北部で80ミリと予想されています。

気象台は、低い土地の浸水や土砂災害、急な川の増水、落雷、竜巻などの突風に、十分注意するよう呼びかけています。

◆ゴミから1000万円、10万円だけ届けて発覚

(2017年06月20日 11時17分   読売新聞)

 福島県田村市のごみ処理施設で不燃ごみを選別していた清掃作業員3人が現金約1000万円を見つけ、うち男女2人が市に報告せず自宅に持ち帰っていたことが分かった。

 田村署は窃盗容疑で2人を書類送検する方針。

 市などによると、3人は市がごみ処理業務を委託している「協業組合たむら環境センター」の派遣作業員。2月27日、市内のごみ集積所などから集めた不燃ごみの選別作業中に市指定の不燃物ごみ用の半透明袋に入った現金を発見し、2人が持ち帰った。うち1人が翌日、約10万円だけ見つけたように偽って市に届け出たが、市の調べに対し作業員らの話に矛盾点があり、不正が明らかになった。市は5月25日、同署に被害届を提出した。

◆籠池氏長男「国策捜査だ」と批判…「森友」捜索

(2017年06月20日 11時58分   読売新聞)

 森友学園の事務所がある「塚本幼稚園」(大阪市淀川区)では、約11時間に及ぶ捜索が終わってから約1時間後の20日午前7時頃、職員らが出勤。

 報道陣の質問に「何も聞かされていない」「答えられない」などと硬い表情を見せ、足早に園内へ入った。

 一方、籠池泰典・前理事長は同8時45分頃、未明に捜索が終わった大阪府豊中市の自宅から妻・諄子じゅんこ氏とともにタクシーで外出。同9時半頃には自宅前で籠池氏の長男が報道陣に対し、「国策捜査だ」と大阪地検特捜部の捜査を批判した。