2019年02月19日

◆“上田城のやぐら復元して”市民1人が10億円寄付

長野 上田

2019年2月19日 14時51分  NHKニュース

長野県上田市に対して「上田城のやぐらを復元してほしい」と、去年12月、市民の1人から10億円の寄付があり、市では、復元などに使うための基金に積み立て、具体的な活用方法を検討したいとしています。


上田城は、戦国武将の真田幸村の父、真田昌幸によって400年以上前の1583年に築城が始まったとされ、現在は「上田城跡」として国の史跡に指定されているほか、公園にもなっています。

上田市によりますと、去年12月19日に、市民の1人から「上田城のやぐらを復元してほしい」として10億円の寄付が寄せられたということです。

寄付をした市民は「名前や性別などを明かさないでほしい」と話しているということです。

城跡には現在、やぐらが3つありますが、明治のはじめまでは、7つあったとされていて、市によりますと、やぐらを1つ復元するのにおよそ5億円かかるとみられるということです。

また、復元には、当時の外観や内部の構造がわかる複数の写真や図面なども必要で、市では保管している人がいないか情報提供を呼びかけています。

市は、今回寄付された10億円をほかの寄付などとあわせて上田城跡の復元などに使うための基金に積み立て、具体的な活用方法を検討したいとしています。

上田市教育委員会の峯村秀則教育長は、「これまでに例のない金額でただただ驚きました。大変ありがたいことなので、市としても希望にそえるように活用していきたいです」と話していました。


市民「感謝の気持ちでいっぱい」

上田城のやぐら復元のためとして市民の1人から10億円の寄付があったことについて、上田城跡公園を訪れた市民からは驚きや、復元への期待の声が聞かれました。

このうち男子高校生は「上田市のために10億円というびっくりするような金額を寄付してくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。もし、やぐらが復元されたら見に行きたいです」と話していました。

また、70代の女性は、「毎朝、公園にウォーキングに来ています。やぐらが復元されて観光客が増えるといいですね」と話していました。

◆山陽新幹線 上り線も運転再開

2019年2月19日 11時57分  NHKニュース

山陽新幹線は試運転の列車の車両トラブルの影響で、博多駅と広島駅の間の上り線で運転を見合わせていましたが、午前11時45分に運転を再開しました。

2019年02月18日

◆iPS細胞を脊髄損傷の患者に 世界初の臨床研究

慶応大

2019年2月18日 14時02分  NHKニュース

事故などで脊髄を損傷し体が動かせなくなった患者に、iPS細胞から作った神経のもとになる細胞を移植して機能を回復させる慶応大学の臨床研究の計画が、国の部会で了承されました。iPS細胞を脊髄損傷の患者に応用するのは世界で初めてで、研究グループは早ければことし中に患者への投与を始め、安全性と効果を確認したいとしています。


厚生労働省の部会で18日了承されたのは、慶応大学の岡野栄之教授と中村雅也教授らのグループが計画している臨床研究です。

この臨床研究は、交通事故などで背骨の中の神経が傷ついて手や足を動かせなくなった脊髄損傷の患者4人の患部に、ヒトのiPS細胞から作った神経のもとになる細胞およそ200万個を移植し、細胞を神経に変化させて機能の回復を目指すもので、1年かけて安全性と効果を確認します。

18日開かれた厚生労働省の部会では、計画が適切か審査が行われ、計画は了承されました。

臨床研究を行うための手続きはこれで終了し、グループは早ければことし中に1例目を実施したいとしています。

国内では、毎年新たに5000人ほどが脊髄を損傷するとされ、長く、有効な治療法がありませんでしたが、去年、患者から細胞を取り出して体内に戻す別の治療が承認されていて、iPS細胞を使った脊髄損傷の臨床研究は今回のものが初めてです。

◆バックカントリースキーで遭難の2人発見

命に別状なし 新潟

2019年2月18日 9時40分  NHKニュース


新潟県湯沢町の山中で整備されていない斜面を滑るバックカントリースキーをしていて、16日から行方がわからなくなっている男性2人について、警察や消防などが18日朝から捜索を進めた結果、現場近くの山中で午前9時前に男性2人を発見したということです。

警察によりますと2人はいずれも意識があり、命に別状はないということです。

◆井伊直弼和歌集を現代文字で出版

02月18日 08時22分  NHK関西ニュース


文字の判読が難しいため、これまでほとんど全容が知られていなかった幕末の彦根藩主・井伊直弼の直筆の和歌集を、現代の文字に置き換えて読みやすくした本が出版されました。

出版されたのは幕末の彦根藩主、井伊直弼がみずから詠んで直筆で書き残した1030首余りの和歌集、「やなぎのしづく」です。
国の重要文化財に指定されている「彦根藩井伊家文書」の1つですが、くせのある独特の字体で書かれているため、その全容を知る人はこれまで研究者でもほとんどいませんでした。
この和歌集を解読しようと、彦根市の歴史好きな主婦の人たちが、20年ほども前から、直弼の直筆を現代の文字に置き換える作業を続け、このほど出版にこぎつけたということです。
和歌集には、恋愛や四季折々を歌ったものなどが収められていて、このうち、「めくますてあるへきものか道のへに出たつ民のまことこゝろを」という歌は、藩主として初めて彦根に入った直弼が、領民の出迎えを受けて感激した心境を表現しています。
中心メンバーの小田輝子さんは「安政の大獄で多くの人を殺したイメージとは違う直弼公の姿を知ってもらいたい」と話しています。
また彦根城博物館の渡辺恒一学芸史料課長は「和歌にはその人の心情や感性が表れるので井伊直弼の人物像を知る重要な資料になると思う」と話しています。

2019年02月16日

◆東京五輪へ“あし”5万本の作品展示

02月16日 07時07分  NHK関西ニュース


東京オリンピック・パラリンピックに向けて文化や芸術も盛り上げようと開かれたコンテストで、大賞に輝いた植物の「あし」5万本を使った作品が16日から3月17日まで旧京都府立総合資料館(京都市左京区)で展示されます。

このコンテストは、東京オリンピック、パラリンピックに向けて京都から文化や芸術も盛り上げようと開かれ、14の国から111の空間を使ったアート作品が寄せられました。

大賞に輝いたのは、オーストラリア出身で奈良県在住の建築家、ユージン・ソレールさんの「Kyoto Urban Wind Installation」で15日、報道関係者に公開されました。
作品は、約350平方メートルの範囲の通路の両側に、乾燥させた高さ3メートル50センチほどの植物の「あし」5万本がみっしりと並べられています。
「あし」の中には上に鈴が付けられているものもあり、天候や時間帯によって風や日の光がおりなす作品の表情が変化するということです。

ソレールさんは「嵐山の竹林から着想を得て制作しました。ゆっくり時間をかけて自然と向き合い風を感じる空間を体験してほしいです」と話していました。

2019年02月15日

◆ヤンキース 田中 6年目のキャンプ入り

2019年2月15日 7時14分  NHKニュース

大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が14日、フロリダ州でキャンプに入り、「しかるべきときに力を出せるよう準備していきたい」と6年目のシーズンに向けて意気込みを述べました。


ヤンキースは14日から、フロリダ州タンパでバッテリー組のキャンプが始まり、田中投手も6年目のシーズンをスタートさせました。

田中投手はキャンプ初日は投球練習を行わず、連携プレーの確認や短い距離のランニングを行っておよそ1時間の練習を終えました。田中投手は昨シーズン、両足の太ももを痛めて1か月ほど戦列を離れましたが、12勝6敗の成績を挙げ、日本選手としては黒田博樹さん以来2人目の5年連続ふた桁勝利を達成しプレーオフでもチーム唯一の勝ち星を挙げました。

田中投手は「オフシーズンでトレーニングしてきても、キャンプ初日は緊張感があり、体にかかるストレスも独特なものがある。現段階では例年より仕上がりが早くて、順調と言える」と話しました。

そのうえで日本選手では初めてとなる6年連続のふた桁勝利に向けて、「数字にたどりつくまでに、目の前の一つ一つのことをしっかりとクリアしていくことが大事だと思う。しかるべきときに力を出せるように準備していきたい」と意気込みを述べました。

田中投手はキャンプ2日目の15日に、ブルペンに入る予定です。

2019年02月14日

◆大谷 キャンプイン 5月にも復帰の見通し

2019年2月14日 5時50分  NHKニュース

大リーグ・エンジェルスの大谷翔平選手が13日、アリゾナ州でキャンプに入り、右ひじの手術を受けた影響でバッターに専念する2年目のシーズンに向け「今できるメニューを毎日、しっかりこなすことが復帰につながると思っている」と意気込みを話しました。


大谷選手は昨シーズン、ピッチャーで4勝、バッターでホームラン22本を打つ活躍で、アメリカンリーグの新人王に輝きました。

しかし去年10月に右ひじのじん帯の手術を受けたため、今シーズンはバッターに専念し、ブラッド・オースマス監督は5月にも復帰できる見通しを示しています。

エンジェルスは、アリゾナ州テンピで13日にバッテリー組のキャンプが始まり、大谷選手も合流して大リーグ2年目のシーズンに向けキャンプインしました。

大谷選手はこの日は全体とは別メニューとなり、屋内の施設でおよそ30分間、筋力トレーニングを行う軽めのメニューで初日を終えました。

大谷選手は「今できるメニューを毎日、しっかりこなすことが復帰につながると思っている。手術を受けた右ひじはトレーニングをしても問題はなく、次のステップに早く進みたいとも思うが、我慢してやっていきたい」と話しました。

大谷選手は、バッターでの復帰に向けて素振りも始めていて、キャンプの期間中に本格的なバッティング練習も始める予定です。

◆全焼の三木駅 寄付で再整備へ

02月14日 07時12分  NHK関西ニュース

去年、火災で全焼した兵庫県三木市の神戸電鉄・三木駅の再建のために「ふるさと納税」などで3000万円を超える寄付が集まり、今後、駅や周辺の整備が行われることが分かりました。

兵庫県三木市にある神戸電鉄粟生線の三木駅は、去年3月、近くの住宅から出た火が燃え広がり、駅舎が全焼しました。
券売機や自動改札機が設置され、運行は行われていますが、焼け跡はさら地のままです。

三木市などでは駅舎の再建や駅前の整備のため、広く寄付を募り、去年末の時点で「ふるさと納税」が返礼品などの経費を除いて1800万円余りに上るなど総額で3100万円を超える寄付が集まったということです。
三木市は、こうした寄付などを財源に、2020年度の完成を目指し、新たな駅舎の再建を進めることになりました。

関係者によりますと当面は、新年度の予算案に1億4000万円余りを盛り込み、駅の玄関口にバスや車が発着できるロータリーを整備するということです。
また、駅舎の完成にあわせてコンビニや観光案内所など駅の利便性を高めるための施設も設ける計画だということです。

三木市は、「駅の再整備に向けて全国から応援の声を頂き、期待の大きさを感じている。利用者の声もできるだけ取り入れ、よりよい駅をつくりたい」と話しています。

2019年02月11日

◆グラミー賞 日系監督のミュージック・ビデオが

最優秀賞に

2019年2月11日 11時10分  NHKニュース

アメリカ音楽界の祭典「グラミー賞」の授賞式が10日、ロサンゼルスで開かれ、日系人の映像ディレクター、ヒロ・ムライさんが監督した作品が最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞しました。


ことしで61回目を迎えるグラミー賞の授賞式は10日、ロサンゼルスで行われました。

去年のグラミー賞は、主要賞が男性に偏ったことが批判されたため、ことしは数多くの女性アーティストがノミネートされるなど多様性を打ち出しました。

このうち最優秀ミュージック・ビデオ賞は、東京生まれの日系人の映像ディレクター、ヒロ・ムライさんが監督し、ことしの最優秀楽曲賞にも選ばれたチャイルディッシュ・ガンビーノさんの曲「ディス・イズ・アメリカ」のビデオが受賞しました。

このビデオにはアメリカ社会が抱える問題を風刺するような過激な銃撃シーンがあり、話題となっていました。

ムライさんは東京生まれで、父親は「翼をください」などを作曲した音楽プロデューサー、村井邦彦さんです。

子どものころにロサンゼルスに移住し、その後、映像ディレクターとして活躍し、有名アーティストの音楽ビデオを数多く手がけ高い評価を受けていました。


ヒロ・ムライさん「日本からも多くの反応 うれしい」

ヒロ・ムライさんは、受賞後の記者会見で、「ビデオでは、単に正義や悲劇を描くだけでなく、おもしろさなどあらゆるものを取り入れようと思いました。日本からも多くの反応をもらっていて、ふるさとである日本の人にも評価されてうれしいです」と話していました。