2019年11月19日

◆新国立競技場 全工事終了 工事費1529億円 今月30日に完成へ

2019年11月19日 15時37分  NHKニュース

東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場は、今月末の完成に向けて、すべての工事が終了し、工事費は上限の範囲内に収まる1529億円となりました。

2020年の東京大会のメインスタジアムとなる新国立競技場の整備状況について19日、事業主体のJSC=日本スポーツ振興センターが定例の説明会を開きました。

それによりますと、競技場はフィールドや観客席のほか外側の歩行者デッキなど、すべての工事が終わり、今後JSCが設備の検査を行ったうえで、予定どおり今月30日に完成するということです。

競技場本体などの工事費は、物価や人件費の変化のため当初の計画より増えましたが、政府が決めた上限の1550億円の範囲内に収まる1529億円となりました。

また設計や監理などを含めた整備費では、1569億円となり上限の1590億円の範囲内となりました。

一方で、東京大会後の利用について民間事業化に向けた計画を、ことしの半ばをめどに取りまとめる方針になっていましたが、東京大会の警備上の理由で、競技場の詳細な図面を民間業者に示すことができないことなどから、大会後に先送りされることになりました。

◆明石市 おむつ宅配で育児支援へ

11月19日 11時20分  NHK関西ニュース

兵庫県明石市は、1歳未満の子どもがいる家庭に紙おむつを無償で宅配し、配達員が育児相談にも応じるというサービスを来年度から始める方針を固めました。

明石市によりますと、対象となるのは市内におよそ2900人いる1歳未満の乳児を育てるすべての世帯で、乳児1人につき3000円分の紙おむつやミルクなどの日用品を毎月、無償で宅配します。
配達は業者に委託し、子育ての経験のある女性を配達員にして、育児の相談に応じたり市の窓口を紹介してもらったりします。
さらに、虐待の兆候など異変があった場合は市に通報してもらい、トラブルの早期発見につなげるとしています。
こうした取り組みは、滋賀県の東近江市や甲良町で行われていますが、県内では初めてだということです。

明石市は、事業費として1億円余りを見込み、今月末に開かれる定例議会に関連の予算案を提案することにしています。
明石市子育て支援室は、「乳児の子育ては親が最も孤立しやすい時期で、おむつの宅配を通じてしっかりと親子を見守りたい」と話しています。

2019年11月18日

◆20歳女性殺害事件で指名手配の男を逮捕 新潟

2019年11月18日 15時06分  NHKニュース

新潟市の繁華街にあるビルで、飲食店店員の20歳の女性が殺害された事件で、全国に指名手配されていた知り合いの25歳の男が新潟市内で身柄を確保され殺人の疑いで逮捕されたということです。警察は動機や詳しいいきさつを調べることにしています。


今月15日の夜、新潟市中央区のビルで、飲食店店員の石澤結月さん(20)が男に刃物で刺されて死亡しました。

警察は知り合いで、埼玉県上尾市出身の齋藤涼介容疑者(25)が事件に関わったとして殺人の疑いで逮捕状を取り、全国に指名手配して、行方を捜査していました。

そして、18日午後、新潟市内で身柄を確保し殺人の疑いで逮捕したということです。警察は動機や詳しいいきさつを調べることにしています。

◆大阪地検が府などと緊急連絡窓口

11月18日 14時17分  NHK関西ニュース

大阪地方検察庁が収容予定の被告に相次いで逃走された問題で、大阪府の吉村知事は緊急時に地検と府や自治体との間で情報共有するための連絡窓口を設置したことを明らかにしました。

大阪府は、大阪地方検察庁が先月30日と今月9日、2度にわたって収容する予定だった被告に逃走されたうえ、関係する自治体への連絡も不十分だったことから、地検トップの検事正に対し再発防止に向けた抜本的な対策を強く求める要望書を提出しています。

この問題で、大阪府の吉村知事は18日、記者団に対し、「担当検事から、プロジェクトチームを作って再発防止策をまとめていて、逐次、状況を大阪府に報告するという連絡があった」と述べました。
また、地検側から府や府内の自治体との間に緊急時の連絡窓口を作りたいとの要請があり、この週末に窓口を設置したことを明らかにしました。
そして、「検察とのホットラインができたので、緊急事態が生じた際には府民や市民に速やかに情報を提供する」と述べました。

◆F1 ホンダ勢 27年ぶりのシーズン3勝目

2019年11月18日 10時58分  NHKニュース

自動車レースの最高峰、F1シリーズの第20戦、ブラジル・グランプリは17日、サンパウロで決勝が行われ、レッドブル・ホンダが今シーズン3勝目をあげました。ホンダ勢のシーズン3勝は、27年ぶりです。


また、2位にはトロロッソ・ホンダが入り、ホンダ勢は1991年の日本グランプリ以来、28年ぶりとなるワンツーフィニッシュを飾りました。

◆野球「プレミア12」 日本 逆転勝ちで初優勝

2019年11月17日 22時14分  NHKニュース

東京オリンピックの前哨戦となる野球の国際大会「プレミア12」の決勝で、日本は韓国に5対3で逆転勝ちし2回目の大会で初優勝を果たしました。


「プレミア12」の2次リーグを1位で通過した日本は17日夜、東京ドームで行われた決勝で2位で通過した4年前の第1回大会優勝の韓国と対戦しました。

日本は先発した巨人の山口俊投手が1回に2本のホームランを打たれて3点を先制されましたが、その裏、4番の広島・鈴木誠也選手がレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースを打って1点を返しました。

そして2回には2アウト一塁二塁から1番のヤクルト・山田哲人選手が今大会初めてのホームランとなるスリーランを打って逆転し、7回には5番の楽天・浅村栄斗選手のタイムリーヒットでリードを広げました。

日本は2回以降、小刻みな投手リレーを見せ、7回はソフトバンクの甲斐野央投手、8回はオリックスの山本由伸投手、9回はDeNAの山崎康晃投手がそれぞれ1イニングを完璧に抑えました。

日本は5対3で逆転勝ちし、前回大会の準決勝で敗れた韓国に雪辱を果たして初優勝を果たしました。

日本がプロのトップ選手が参加する国際大会で優勝するのは、2009年の第2回WBC=ワールド・ベースボール・クラシック以来、10年ぶりです。



稲葉監督「選手のおかげ」
日本代表の稲葉篤紀監督は、試合終了後、手で涙をふきながらベンチを出てグラウンドで選手から胴上げされました。

稲葉監督は、「最高です。日の丸をつけて野球界のためにとにかく世界一になりたいという思いが強かった。選手たちをなんとか勝たせたいと思っていた。選手があきらめない気持ちでやっていたので必ず逆転できると信じていた。よく頑張ってくれた選手のおかげです」とたたえました。

また決勝で対戦した韓国については「非常に強い。アジアのライバルとして来年のオリンピックでもいい勝負ができたらと思う」と話していました。

そしてスタンドを埋め尽くした観客に向けて、「みんなに少しでも野球を通じて勇気を与えられたんじゃないかと思う。来年のオリンピックでまた世界一をとれるよういい準備をしていきたい」と決意を示しました。


大会MVPに鈴木誠也
「プレミア12」のMVP=最優秀選手には日本の4番として打線を引っ張った広島の鈴木誠也選手が選ばれました。

鈴木選手は今月6日のプエルトリコ戦、7日の台湾戦、11日のオーストラリア戦と3試合連続でホームランを打ったほか、13日のメキシコ戦では先制タイムリーを打ち、17日の決勝でも反撃の口火を切るタイムリーツーベースを打ちました。

鈴木選手は8試合すべてでヒットを打ち、7試合で打点をあげる活躍で打率4割4分4厘、ホームラン3本、13打点の好成績でした。

また「大会のベストナイン」には日本からセカンドで広島の菊池涼介選手、ライトで鈴木選手の2人が選ばれ、菊池選手は「最優秀守備選手」にも選ばれました。


MVPの鈴木「とにかくつなぐ意識で打席に」

大会のMVP=最優秀選手に選ばれた広島の鈴木誠也選手は「もちろんうれしいが、それよりチームの優勝を目標にやってきたので、優勝できたことがすごくうれしい」と話していました。

また今大会、全試合で日本代表の4番を打ったことについては、「僕はそんなに4番のタイプじゃないと思ってるので、そんなに気にせずに、とにかくつなぐ意識で打席に立ったことがいい結果になった」と話しました。

そして大会を振り返って、「監督とコーチからたくさんコミュニケーションをとってもらい、やりやすい環境で楽しく野球ができたので本当によかった」と話していました。


決勝でホームランの山田「悔しい思いを胸にフルスイング」
2回に決勝スリーランホームランを打った山田哲人選手は、「とにかく世界一をとるというのは決めていたことなので、実現できてよかった。今大会は全然打てず迷惑をかけてばかりだった。悔しい思いを胸にフルスイングした」と振り返りました。

また前回大会で敗れた韓国に勝って優勝を決めたことについて、「4年前に悔しい思いをしていたのでよかった」と話した上で、「来年の東京オリンピックでも世界一になれるよう頑張りたい」と金メダル獲得に向けて気持ちを新たにしていました。

2019年11月17日

◆松本零士さん快方へ 病院側「意識戻った」 数日間病院で安静に

2019年11月17日 8時58分  NHKニュース

イタリアで体調を崩した漫画家の松本零士さんについて、治療に当たっている病院は、快方に向かっており、意識も戻ったと明らかにしました。松本さんは今後数日間、病院で安静にするということです。


「銀河鉄道999」などの作品で知られる漫画家の松本零士さんは15日夜、イタリア北部のトリノで映画の上映会に出席していたところ体調を崩し、病院に運ばれました。

松本さんが運ばれた病院は16日、NHKの取材に対し、松本さんが集中治療室で治療を受けた結果快方に向かっており、現在は意識も戻ったと明らかにしました。

具体的な症状は明らかにしませんでしたが、地元のメディアが伝えていた脳卒中ではないとしていて、松本さんは今後、数日間、病院で安静にするということです。

81歳の松本さんは、みずからの作品「宇宙海賊キャプテンハーロック」のアニメ放送がイタリアで始まってから40周年を記念したイベントに合わせてトリノを訪れていました。

当時は、現地のファンと交流するため「銀河鉄道999」の上映会に参加していたということで、松本さんが病院に運ばれたというニュースが伝えられると、SNS上では松本さんの容体を心配する声や回復を祈る声が寄せられていました。

◆仏ピアノコンクール 三浦謙司さんが優勝 2位に務川慧悟さん

2019年11月17日 8時34分   NHKニュース

フランスのパリで80年近い歴史を誇る音楽コンクール「ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール」のピアノ部門の決勝が行われ、兵庫県出身の三浦謙司さん(26)が優勝し、愛知県出身の務川慧悟さん(26)が2位に選ばれました。


「ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール」は、1943年から続く若手音楽家のコンクールで、今月13日から行われているピアノ部門の決勝には日本人2人を含む上位6人が残りました。

審査の結果、兵庫県出身の三浦謙司さん(26)が優勝し、愛知県出身の務川慧悟さん(26)が2位に選ばれました。

日本人がピアノ部門で優勝したのは、2007年以来、12年ぶりです


三浦さん「予想外すぎて戸惑う」

三浦さんは、13歳でイギリスに留学してピアノを学び、現在はドイツのベルリンにある音楽大学で学びながら世界各地で演奏活動を続けています。

三浦さんは「予想外すぎて戸惑っています。コンクールを通して次の課題も見えてきたので、これを機会に音楽家として、人として成長したいと思います」と話していました。


務川さん「十分に満足」
務川さん「十分に満足」
また、2位に選ばれた務川さんは、東京芸術大学やフランスのパリ国立高等音楽院で学び、現在はパリを拠点に音楽活動を続けています。

務川さんは「十分に満足できる結果です。ファイナルまでは行ってやるぞという気持ちで臨んでいたので緊張した2週間でした。今は幸せです」と話していました。

2019年11月16日

◆梅田に複合施設「リンクス」開店

11月16日 12時45分  NHK関西ニュース

大阪・梅田に、約200店舗が出店する複合商業施設「LINKS UMEDA」がオープンし、大勢の買い物客で賑わっています。

「LINKS UMEDA」は、JR大阪駅に隣接する、ヨドバシカメラなどが入るビルの北側に建設されました。
地下1階、地上8階の計5万5千平方メートルの売り場に、約200の店舗が出店しています。

オープン初日の16日は、朝から300人ほどの買い物客が列をつくって並び、午前9時半の開店と同時に次々と入店しました。
施設では、ファミリー層を取り込もうと5階に遊具のあるスペースを設け、保育士の免許を持つスタッフなどが子どもを預かるサービスを提供しているほか、梅田では珍しい生鮮食品を扱う大型のスーパーマーケットも出店しています。

6歳の長女と訪れた大阪市内の女性は、「遊具がたくさんあると聞いて来ました。子どもを預けて買い物ができ、助かります」と話していました。
また近くに住む60代の女性は、「食料品を買えるスーパーができて便利です。大いに活用したい」と話していました。

2019年11月15日

◆拉致被害者の即時解放を北朝鮮に求める決議 国連で採択

2019年11月15日 7時37分  NHKニュース

国連で、日本の拉致被害者の即時解放を北朝鮮に求める決議が採択され、北朝鮮の人権侵害に対する国際社会の懸念と不満が改めて示されました。

この決議は日本やアメリカなどおよそ60か国が、今月、共同で国連の委員会に提案したもので14日、無投票で採択されました。

決議は、北朝鮮の1090万人の市民が栄養不良の状態におかれ、拷問や収容所への収監など人権侵害が行われていると指摘しているほか、すべての拉致被害者の正確な情報の提供と速やかな解放を求めています。

決議の採択は15年連続となり、国際社会の懸念と不満が改めて示された形です。

採択に先立って、日本の川村泰久国連次席大使は「拉致被害者が、祖国から遠く離れた地で40年以上も救出を待ち続け、家族たちがその帰りを待ちながら苦しみ続けていることを強調したい」と述べて、拉致被害者の即時解放を訴えました。

これに対して北朝鮮のキム・ソン国連大使は、拉致問題には一切触れずに「決議はでっちあげだ」などと主張して、採決の直前に退席したほか、北朝鮮の友好国の中国やロシア、それに人権侵害が指摘されるベネズエラやベラルーシなどが採決に参加しませんでした。

一方、日本はこれまで、草案の作成段階から深く関わっていましたが、ことしは、EU=ヨーロッパ連合が作成した草案を支持するのにとどまり、国連外交筋からは北朝鮮を過度に刺激するのを避けたのではないかという見方も出ています。

これについて日本の国連代表部は「日朝関係を取り巻く状況を勘案した総合的な判断だ」と説明しています。