2017年07月21日

◆大相撲 白鵬が通算1048勝 歴代単独1位に


(7月21日 17時59分   NHKニュース)

大相撲の横綱・白鵬が、名古屋場所13日目の結びの一番に勝って通算勝ち星を1048勝とし、大関・魁皇の記録を抜いて歴代単独1位となりました。

白鵬は20日に今場所11勝目を挙げて通算勝ち星を1047勝として歴代1位の魁皇の記録に並び、13日目の21日は大関・高安と対戦しました。

白鵬は立ち合いで右に動いたあと、高安を突き放して土俵際に追い詰め、最後は右から押し倒しました。白鵬は通算勝ち星を1048勝に伸ばし、魁皇の記録を抜いて歴代単独1位となりました。

白鵬は38回の優勝回数、13回の全勝優勝などに続き、大相撲歴代1位の記録を成し遂げました。


白鵬「満足している」

通算勝ち星を歴代単独1位の1048勝とした横綱・白鵬は、大きく息をついたあと、「満足している。相撲は奥が深い」と充実感に満ちた表情で話しました。

そして、「名古屋場所で記録を達成できて幸せだ。言葉どおり、口にしていればかなうと思っていたが、場所前に体をいじめ抜いたことが結果につながった」と、ここまでの取組を振り返りました。

そして、優勝争いについては「一番一番だ。優勝したいですね」と話していました。


初土俵から16年 数々の記録

横綱・白鵬は初土俵からの16年で、さまざまな記録を打ち立ててきました。

おととしの初場所で33回目の優勝を果たし、昭和の大横綱・大鵬の32回の優勝回数の記録を44年ぶりに塗り替え、その後、最多優勝記録を38回に伸ばしています。

全勝優勝は13回、この記録は双葉山と大鵬の大横綱2人の8回を上回って歴代1位、また、7場所連続優勝の記録も横綱・朝青龍と並ぶ歴代1位です。

また、平成22年には初場所から九州場所にかけて、双葉山の69連勝に次ぐ歴代2位の63連勝を記録しました。

平成21年と22年は2年続けて、年間90戦中86勝と圧倒的な強さを発揮し、朝青龍が平成17年に記録した84勝を上回る歴代1位の記録です。

さらに、横綱在位も、北の湖の63場所に次ぐ歴代2位の60場所に達しています。

白鵬は歴史に残る大横綱と肩を並べる数々の記録を打ち立てています。


1048勝を支えた努力

白鵬は、横綱に昇進してからも、相撲の基本とされるしこやすり足、てっぽうに愚直なまでに打ち込むことで、圧倒的な強さを維持し、歴代1位の1048勝を成し遂げました。

白鵬は稽古場で同じことを毎日のように繰り返しています。

今場所も、番付発表のすぐあとに稽古場に取材に行くと、土俵に入る前にしこ、すり足、てっぽうという相撲の基本中の基本を1時間かけて行っていました。

場所中でも毎朝、ほぼ同じ時間に稽古場に姿を見せ、黙々としこやすり足、てっぽうを汗びっしょりになるまで繰り返します。

角界を広く見渡しても白鵬ほど基本を重視し、取り組んでいる力士はほとんど見当たりません。

白鵬は「同じことだから飽きる。見ていても全くおもしろくないし、意味があるのかとも考えてしまう」と正直な気持ちも口にしながら、「やらないと勝てないというのが体にしみ込んでいる。やり続けないと結果は出ない」と基本動作の大切さを話しました。

相撲界には「3年先の稽古」という教訓もあるように、稽古の成果はすぐに現れるものではなく、日々の稽古をしっかり積み重ねる重要性を説いています。

近代的なトレーニングも定着し、ふだんの稽古よりも重視する風潮もある中、愚直に相撲の基本に取り組み続けてきた白鵬が歴代1位の1048勝を成し遂げたことは、相撲の長い歴史の中で確立された基本の重要性を改めて示す結果と言えます。

白鵬の相撲を追求する姿勢はそれだけにとどまりません。

「相撲の神様」と呼ばれた双葉山や優勝32回の大鵬、そして千代の富士といった往年の大横綱の映像を取り寄せ、繰り返し見て研究してきました。

中でも自身が届かなかった69連勝の記録を持つ双葉山には強く影響を受け、土俵入りの所作や立ち合いなどみずからの動きに取り入れています。

さらに、場所中にはみずからの取組の研究も行います。

今場所中日に注目を集めた宇良との初対戦のあと、白鵬は取組の映像をおよそ20回にわたって見返したということです。

みずからの動きや反応を映像で細かくチェックし、体の状態を把握したうえで翌日の取組の準備に取りかかります。

毎日の土俵入りの際には土俵の固さや滑りやすさを足の感触で確かめ、その日の土俵の状態に気を配る徹底ぶりです。

横綱・北勝海の八角理事長は「周りはスムーズにここまで来たと見ているだろうが、本人の努力があってこその記録だ」と、記録を生んだ白鵬の努力をたたえました。

相撲界の第一人者となってなお努力を続け、相撲に取り組む白鵬の真摯(しんし)な姿勢こそが、大記録達成の大きな要因と言えます。

◆白鵬が単独1位の通算1048勝

〜魁皇抜く、97場所で大記録〜

<2017/7/21 18:20  共同通信>

 大相撲の東横綱白鵬(32)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が21日、名古屋市中区の愛知県体育館で行われた名古屋場所13日目で大関高安を押し倒して12勝1敗とし、元大関魁皇(現浅香山親方)を抜いて単独史上1位となる通算1048勝目を挙げた。

 16歳で初土俵。2001年夏場所の序ノ口デビューからハイペースで白星を重ね、16年余りの所要97場所で新たな大記録を樹立。幕内954勝、横綱としての760勝、優勝38回、全勝優勝13回なども史上最多で、白鵬はこれで勝利にまつわる主要記録では、双葉山の69連勝を除く全てで単独トップに立った。

◆伊方原発3号機 停止求める仮処分申し立て退ける


〜 松山地裁〜

(7月21日 13時17分   NHKニュース)

愛媛県にある伊方原子力発電所3号機の運転を停止するよう県内の住民が求めた仮処分の申し立てについて、松山地方裁判所は退ける決定を出しました。

愛媛県にある四国電力の伊方原発3号機について、県内の住民11人は、去年5月、「重大な事故が起きるおそれがある」として、運転の停止を求める仮処分を松山地方裁判所に申し立てました。

伊方原発の周辺には複数の活断層があり、四国電力は、九州、四国、近畿にかけて伸びる断層が長さおよそ480キロにわたって連動した場合などを想定して原発での最大の揺れを算定した結果、「原発の安全性は確保されている」としたのに対し、住民側は「想定された揺れは過小評価されている」などと主張していました。

21日の決定で、松山地方裁判所は、住民の申し立てを退けました。

伊方原発3号機は原子力規制委員会の新しい規制基準のもとで去年8月に再稼働しています。

伊方原発3号機をめぐっては、広島地方裁判所が、ことし3月、運転を停止するよう求めた別の住民の仮処分の申し立てを退けていて、今回も同じ判断が示されたことになります。

◆大阪府警で全国初の剣道女子団体戦



(07月21日 11時58分   NHK関西ニュース)

大阪府警の10%近くを占める女性警察官の現場での対応力などを高めようと、府警が、全国の警察で初めてとなる剣道の女性の団体戦を開きました。

この剣道大会は、犯罪現場での対応力を高めようと、毎年開かれているもので、大阪・此花区の会場には、大阪府警の警察官、およそ700人が参加しました。

近年は、女性警察官が凶悪な犯罪の現場などにも参加し、活躍していることから、ことしの大会では、全国の警察で初めてとなる女性の団体戦が開かれました。

試合では、竹刀で間合いを取りながら、隙をみて距離を一気に詰めるなど、日頃から訓練してきた技を出し合っていました。

大阪府警の女性警察官の数は、およそ2000人と全体の10パーセント近くになっていて、この10年でおよそ700人増えたということです。

大阪府警察本部教養課の佐々木良幸調査官は、「剣道で養われた精神力で、強い女性警察官の活躍の場が今後も広がっていくと思います」と話していました。

◆漫画ワンピース、実写ドラマ化

〜連載20周年、米国で制作〜

<2017/7/21 12:437/21 12:46updated   共同通信>

 集英社は21日、今月で連載20周年となる人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」が、米国で実写ドラマ化されると発表した。

 尾田栄一郎さん作の同作品は1997年から「週刊少年ジャンプ」で連載。現在85巻の単行本の累計発行部数は国内で3億5千万部を超え、42カ国・地域で流通、世界的ヒット作となっている。

 実写ドラマは「プリズン・ブレイク」などを手掛けたトゥモロースタジオが制作するという。尾田さんは「『20年間作品を支えてくれているファンを絶対に裏切らないこと』。これが僕からの条件です。胸を躍らせ、(制作内容の)続報をお待ちください」とコメントを寄せた。

◆日印原子力協定が発効…原発輸出が可能に

(2017年07月21日 08時32分  読売新聞)

 日印原子力協定が20日、発効した。

 インドに対し、原子力発電所関連の資機材や技術の輸出が可能になる。中国によるインド洋への進出を念頭に、インドとの結びつきを強めて対抗する思惑もある。

 ニューデリーのインド外務省で20日、平松賢司・駐印大使とインドのジャイシャンカル外務次官が協定発効のための公文を交換し、すべての手続きが完了した。

 協定の発効で、平和的な目的に限り、日本からインドへの核物質や原子炉の輸出、専門家の人材交流などが認められる。協定違反があった場合は協定を終了し、資機材の返還を求めることができる。協定とは別の関連文書には、核実験凍結を宣言しているインドが再び核実験に踏み切れば、日本が協力を停止する内容を盛り込んだ。

◆乳がんの転移 手術せずに診断

(07月20日 17時13分    NHK関西ニュース)

乳がんが、リンパ節に転移しているかどうかを、MRIなどの画像診断装置を使って、手術をしなくても高い精度で診断する方法を大阪急性期・総合医療センターのグループが開発しました。

研究を行ったのは、大阪・住吉区の大阪急性期・総合医療センターのグループです。

乳がんが見つかると、多くの患者で、わきにあるリンパ節の一部を手術で摘出し、転移がないか調べる必要がありますが、リンパ節をとると、腕がむくむなどの後遺症が起きることが課題となっていました。

今回、グループでは、正常なリンパ節にだけ取り込まれる特殊な薬剤を使って、CTとMRIの2つの画像診断装置のデータを比較することで、がんが転移したリンパ節を見つけ出す方法を開発しました。

そして、乳がんの患者70人に対し、この方法でリンパ節を調べたところ、97%の精度で、転移があるないかを診断できたということです。

グループでは、この方法を使うことで、転移が無い患者では、リンパ節を摘出する必要がなくなるとしていて、先月から、さらに人数を増やした臨床試験を始めているということです。

大阪急性期・総合医療センター、乳腺外科の元村和由主任部長は、「これまで、転移はリンパ節を摘出して調べるしか無かった。画像診断により余計な手術をなくし、患者の負担を減らしたい」と話しています。

2017年07月20日

◆白鵬 通算1047勝 大関・魁皇の


〜歴代1位の記録に並ぶ〜

(7月20日 17時51分   NHK速報ニュース)

大相撲の横綱・白鵬が名古屋場所12日目の一番に勝って、通算勝ち星を1047勝とし、歴代1位の大関・魁皇の記録に並びました。

白鵬は今場所ここまで10勝1敗の成績で歴代1位の魁皇の記録まであと1勝として12日目の20日関脇の玉鷲と対戦しました。白鵬は立ち合いから激しく突き放して玉鷲を土俵際に追い詰め、最後は左を差して前に出て寄り切りで勝ちました。

白鵬は今場所の11勝目をあげて通算勝ち星を1047勝に伸ばし歴代1位の魁皇の記録に並びました。白鵬は平成13年春場所の初土俵から16年かけての記録達成で、魁皇の23年よりも7年早いスピードで大記録を達成しました。白鵬は記録更新をかけて21日大関の高安と対戦します。

◆蛇口ひねれば“みかんジュース” 松山空港

(7月20日 13時08分   NHKニュース)

愛媛県が誇る、かんきつ類の生産量日本一をピーアールしようと、松山空港にみかんのジュースが出る蛇口がお目見えしました。

「みかん蛇口」が設けられたのは、松山空港の到着ロビーに20日オープンした売店「OrangeBAR」の店内です。かんきつ類の生産が盛んな愛媛県では、観光地などにみかんのジュースが出る蛇口があります。

今回お目見えした蛇口は、愛媛県のマスコットキャラクター「みきゃん」が描かれたタンクに取り付けられ、客はコップを買って自分で蛇口をひねって注ぎます。温州みかんや伊予かんなど地元でとれた旬の3種類がブレンドされていて、なみなみとつげば1杯300ミリリットルで、値段は350円です。

家族とともに帰省し、早速、ジュースを飲んだ5歳の女の子は「蛇口からジュースが出てきてびっくりしました。おいしかったです」と話していました。

◆認知症3分の1は予防可能か 欧米の研究グループ


(7月20日 14時53分   NHKニュース)

認知症の予防についてイギリスやアメリカなどの研究グループが新たな分析結果をまとめ、認知症になった人のおよそ3分の1は、耳の機能、聴力を維持することや、たばこを吸わないことなどによって予防できたとして各国で対策を強化するよう呼びかけています。

イギリスやアメリカなどの認知症の専門家24人で作る研究グループは、生活習慣の改善や治療によって予防がどれだけ可能か、多くの研究を分析しまとめた結果を20日、医学雑誌ランセットに発表しました。

この中で、研究グループは、脳の認知機能の発達や維持に関わる要因を人生の時期ごとに分析しており、15歳を超える年齢まで教育を受けていれば8%の人が認知症を予防できたとしています。

また、中年期には耳の機能、聴力を維持すれば9%、高齢になって以降ではたばこを吸わないと5%、社会からの孤立を防ぐことができれば2%の人がそれぞれ予防できたと言うことです。こうした要因は合わせて9つあり、すべて取り除くことで、35%の人は認知症の予防が可能だとしていて、予防できない場合でも発症を遅らせることができるとしています。

認知症の人は、おととしの時点で世界に4700万人いて、発展途上国を中心に増加し、2050年には1億3000万人になると推定されています。研究グループの代表は「若い時期からリスク要因を減らすことで、認知症になる人を減らすことができる」として、各国で対策を強化するよう呼びかけています。