2017年01月16日

◆北方領訪問に空路も活用…択捉・国後、今春にも

(2017年01月16日 06時00分  読売新聞)

 政府は北方4島へ元島民らが旅券や査証(ビザ)なしで行う訪問について、従来の専用チャーター船での往来に加え、航空機を活用する方向で検討に入った。

 安倍首相とロシアのプーチン大統領は昨年12月の首脳会談で、ビザなし訪問の仕組み改善で合意しており、墓参などの際の利便性向上、往来の増加などにつなげる狙いがある。政府は近くロシア側と協議に入り、今春にも実現したい考えだ。

 北方4島への訪問は現在、元島民や家族を対象とした「北方領土墓参」「自由訪問」と、学識経験者や領土返還運動関係者、報道関係者らによる「ビザなし交流」があり、いずれもチャーター船で実施されている。

 訪問に際しては、国後島の古釜布ふるかまっぷ沖で出入域手続きを行う必要がある。択捉島や色丹島、歯舞群島を訪問する場合でも古釜布沖に寄り、船内で手続きを行わなければならず、元島民らから負担軽減を求める声が上がっていた。また、船だと冬場は波が高く上陸できない可能性があり、訪問の時期が例年5〜10月頃に限られているため、改善を求める意見があった。

2017年01月15日

◆共産党大会に野党3幹部

〜志位氏「共闘後戻りない」〜

<2017/1/15 17:42   共同通信>

 共産党の第27回党大会が15日、静岡県熱海市で始まった。志位和夫委員長は、次期衆院選を見据えた野党共闘について「大局的に後戻りすることは決してない。大きな未来ある動きだ」と述べ、協力の推進をアピールした。民進党の安住淳代表代行や自由党の小沢一郎共同代表、社民党の吉田忠智党首の3野党幹部が来賓で出席した。大会は3年ぶりで、4日間の日程で開催。

 共産党によると、他党幹部の出席は初めて。志位氏は「とてもうれしい。歴史的意義を持つ大会になった」と強調した。

 活動報告で志位氏は「自民党政治を本格的に転換する野党連合政権をつくる可能性が生まれた」と訴えた。

◆安倍首相 インドネシアに到着 首脳会談へ

(1月15日 14時52分   NHKニュース)

アジア太平洋地域の4か国を歴訪している安倍総理大臣は、日本時間の15日午後、3番目の訪問国インドネシアに到着しました。

安倍総理大臣は、日本時間の15日午後2時半ごろ、インドネシアの首都ジャカルタに到着しました。

到着後、インドネシアの経済界の関係者との会合などに出席したあと、ジョコ大統領との首脳会談に臨むことになっていて、通訳だけを同席させた会談も行われる予定です。

この中で、安倍総理大臣は南シナ海をめぐる問題について、法の支配や紛争の平和的解決の重要性を確認したい考えで、中国との間で緊張が高まっている南シナ海のナトゥナ諸島周辺の開発に対する協力を表明するものと見られます。

また、今週発足するアメリカのトランプ新政権への対応をめぐっても意見を交わすほか、防衛協力やインフラ整備への支援の強化も伝えることにしています。

安倍総理大臣としては、ASEAN=東南アジア諸国連合の大国、インドネシアとの関係を強化し、地域の問題をともに解決する戦略的パートナーシップをさらに深めたい考えです。

◆岸田外相、「ポスト安倍」へ改めて意欲

(2017年01月14日 23時03分  読売新聞)

 岸田外相は14日、広島市内で記者団に、「安倍首相の時代もいつか終わりが来る。安倍時代の後に何ができるか考えたい」と述べ、「ポスト安倍」への意欲を改めて示した。

 「政治家として存在感を示し、知名度を上げることを心掛けなければならない。今年の一つの目標だ」とも語った。

 2018年9月の実施が見込まれる自民党の次期総裁選への出馬に関しては、「今後どんな政局が起こるかわからない。今から何か申し上げるのは控える」と述べるにとどめた。

2017年01月14日

◆日豪、トランプ氏と強固に連携

〜米関与の重要性確認〜

<2017/1/14 16:32  共同通信>

 【シドニー共同】安倍晋三首相は14日午後(日本時間同)、オーストラリアのターンブル首相とシドニーの首相公邸で会談し、アジア太平洋地域の平和と安定を図るため、米国で20日に発足するトランプ新政権を含めた3カ国で「強固に連携」することを確認した。会談後の共同記者発表で安倍首相が明らかにした。トランプ氏が脱退を表明する環太平洋連携協定(TPP)について早期発効を目指すことでも一致。日豪間の防衛協力を推進することも申し合わせた。

 日豪首脳は米新政権発足前に、アジア太平洋地域情勢に踏まえ、米国の関与は不可欠で、自由貿易も重要だと呼び掛けた形だ。

◆日豪首脳が会談、弾薬融通協定に署名へ

(2017年01月14日 13時40分  読売新聞)

 【シドニー=比嘉清太】オーストラリア訪問中の安倍首相は14日午後、ターンブル首相とシドニーで会談した。

 会談終了後、自衛隊と豪州軍が互いに弾薬を融通できるようにする新たな物品役務相互提供協定(ACSA)の署名式に立ち会う。

 現行の日豪ACSAは、国連平和維持活動(PKO)や災害救援などの現場で、自衛隊と豪州軍が燃料や物資を互いに融通することを定めている。新たなACSAには、昨年3月施行の安全保障関連法で可能になった弾薬の提供を追加する。

 両首脳は会談で、中国の強引な海洋進出を念頭に、トランプ次期米政権の発足後も日米豪3か国の連携を維持する方針を確認したとみられる。トランプ氏が離脱を掲げる環太平洋経済連携協定(TPP)についても必要性を議論した模様だ。

◆「北への対応の一つ」…防衛相、THAAD視察

(2017年01月14日 07時23分  読売新聞)

 【米領グアム=石田浩之】稲田防衛相は13日、米領グアムのアンダーセン空軍基地で最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」を視察した。

 防衛省はミサイル防衛態勢強化に向けた検討を今後本格化させる方針だ。

 稲田氏は13日、グアムで記者団に「現段階でTHAAD導入の具体的な計画はない」と語る一方、「導入は、新たな脅威の段階に入っている北朝鮮への対応として、能力強化策の一つになりうる」と強調した。

 日本のミサイル防衛は、イージス艦搭載の迎撃ミサイル「SM3」が大気圏外、地対空誘導弾「PAC3」が高度十数キロで撃ち落とす二段構えだ。

 THAADは大気圏外や大気圏突入直後の上層部で迎撃し、SM3とPAC3の隙間をカバーする。導入すれば三段構えの態勢となり、防衛省幹部は「迎撃可能性が高まる」と指摘する。

2017年01月13日

◆首相とフィリピン大統領、改めて会談

(2017年01月13日 14時00分  読売新聞)

 【ダバオ=比嘉清太】フィリピン訪問中の安倍首相は13日午前、南部ダバオでドゥテルテ大統領と改めて会談した。

 20日に発足する米国のドナルド・トランプ次期政権のアジア政策などについて意見交換した。ダバオはドゥテルテ氏が市長を務めた地元で、外務省によると、外国首脳の訪問は安倍首相が初めてという。

 首相は会談に先立ち、ドゥテルテ氏の私邸を昭恵夫人と訪れ、朝食をともにした。12日にもマニラでドゥテルテ氏と首脳会談と夕食会を行っており、信頼関係を強化したい考えだ。

2017年01月12日

◆首相、東南ア・豪へ出発…南シナ海問題で連携

(2017年01月12日 12時01分  読売新聞)

 安倍首相は12日午前、東南アジア3か国とオーストラリアの計4か国を訪問するため、政府専用機で羽田空港を出発した。

 12日午後に最初の訪問国フィリピンに到着する。

 出発に先立ち、首相は羽田空港で記者団に「各国の首脳と胸襟を開いて率直な議論を行いたい。2国間の課題や地域情勢の認識について意見交換し、地域の平和や安定にどのように貢献していくことができるかを話したい」と語った。

 首相はフィリピン訪問後、オーストラリア、インドネシア、ベトナムの順に訪れて各国首脳らと会談する。軍事面で台頭する中国をにらみ、南シナ海問題などで各国と連携を図る考えだ。17日に帰国する予定。

◆トランプ氏「プーチン氏が私に好意的なら有益」

(2017年01月12日 10時23分  読売新聞)

 【ワシントン=黒見周平】ドナルド・トランプ次期米大統領は11日、大統領選で当選後初めての記者会見をニューヨーク・マンハッタンの「トランプタワー」で開いた。

 オバマ政権で関係が冷え込んだロシアについて「(イスラム過激派組織)『イスラム国』との戦いで助けになる」と述べ、連携を強化する方針を表明した。

 ロシアの情報機関がサイバー攻撃で米大統領選に干渉したとされる問題については「ロシアがやったと考えている」と述べ、ロシアの関与を初めて認めた。ただ、「米国はロシア以外の国からも被害を受けている」と指摘して厳しい批判は避け、「プーチン大統領が私を好意的に思ってくれているとすれば、有益なことだ」と語り、首脳外交に意欲を示した。