2013年04月29日

◆日ロ首脳、領土交渉の進展模索

〜今夕会談〜

【モスクワ共同】安倍晋三首相は29日午後(日本時間同日夕)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談する。

最大の懸案である北方領土問題で交渉進展の道を探る考えだ。プーチン氏の前向きな姿勢を引き出せるかが焦点となる。安全保障や経済分野での協力強化も確認。

同行筋によると、平和条約交渉の「再スタート」などを柱とする共同声明を発表する見通し。

 両首脳は同日夕、共同記者会見に臨む。

<2013/04/29 05:30 【共同通信】>

◆参院山口補選、自民が圧勝

〜参院選に向けて弾み〜

安倍政権発足後、初の国政選挙となった参院山口選挙区補欠選挙は28日投開票され、自民党新人の前山口県下関市長・江島潔氏(56)(公明党推薦)が、民主党前衆院議員で無所属新人の元法相・平岡秀夫氏(59)(民主党、みどりの風推薦)ら3氏を破って初当選した。

自民党は圧勝し、夏の参院選に向けて弾みをつけた。

参院で自民、公明両党の非改選議席は計59となり、夏の参院選で与党が過半数(122議席)到達に必要な議席は63議席となった。

補選は、昨年の衆院選にくら替え出馬し当選した自民党の岸信夫氏の参院議員辞職に伴って実施された。

自民党は、安倍首相(党総裁)の地元・山口県での選挙で、首相が初のお国入りをしたほか、石破幹事長ら幹部が相次いで応援に入った。経済に好転の兆しが出ていることや、衆参両院で多数派が異なる「ねじれ国会」解消を目指す政権の取り組みなどを訴え、江島氏の支持拡大につなげた。

一方、民主党は、党籍がある平岡氏を無所属で擁立して全面支援したが大敗し、党勢立て直しの契機とすることができなかった。選挙期間中は、海江田代表と細野幹事長がともに3度応援に訪れるなど、公認候補並みの態勢でテコ入れした。

平岡氏は「脱原発」や環太平洋経済連携協定(TPP)への慎重姿勢などを訴え、野党勢力結集を呼びかけたが、推薦は民主、みどりの風の2党にとどまり、支持に広がりを欠いた。投票率は38・68%だった。

(2013年4月29日01時14分 読売新聞)

2013年04月28日

◆首相訪ロ、交渉「再スタートを」

〜モスクワへ出発〜

安倍晋三首相は28日昼、ロシアと中東各国歴訪のため、政府専用機で羽田空港をモスクワに向けて出発した。

29日にプーチン大統領と会談する。首相は出発に先立ち、羽田空港で記者団に「(プーチン氏と)個人的信頼関係を構築したい。停滞していた平和条約交渉の再スタートとなる訪問にしたい」と述べ、北方領土問題を解決した上での平和条約締結に向けて、本格交渉の道筋を探る意向を表明した。

同時に中東歴訪も含め「私自身がトップセールスする経済外交の第1弾にしたい」と強調した。

日本の首相の公式訪ロは、2003年1月の小泉純一郎氏以来10年ぶり。

<2013/04/28 14:11 【共同通信】>

2013年04月27日

◆条文限定で96条「緩和」を容認

〜公明党:山口代表〜

<毎日新聞 2013年04月27日 15時02分(最終更新 04月27日 15時03分)>


公明党の山口那津男代表は27日のテレビ東京番組の収録で、憲法改正の発議要件を緩和する96条改正について「中身によって堅く守るべきものと、少し軟らかくしていいものもあるかもしれない」と述べ、条文を限定した緩和は容認する考えを示唆した。

同党が重要視する平和主義などの条文については、発議に従来通り衆参両院の3分の2以上の賛成を必要とし、一部の条文については要件を緩めることを認めてもよいとの認識を示したとみられる。

発議要件を「過半数」に緩和するとの自民党の主張には「一般の法律と似たような改憲の仕方を一律に認めてしまうと軟らかくなりすぎる」と否定的見解を示した。

2013年04月26日

◆維新、憲法改正素案に道州制を明記


衆院憲法審査会(保利耕輔会長)は25日、憲法の第8章「地方自治」について討議した。

日本維新の会は、地方自治について規定した憲法第8章の改正素案を示した。素案は、地方自治の枠組みを「広域自治体たる道州と基礎的自治体の二層制」とし、国と道州の権限の関係を憲法に明記するとしている。

維新の会は、道州制のための憲法改正を夏の参院選で争点とする方針だ。道州の財政基盤強化のため、課税自主権を認める内容の条文追加も今後、検討する。

素案では、地方自治体の首長や議員の選挙権について「国民固有のものであることを確認する」として、永住外国人への地方選挙権付与を否定する条項を設けるとした。

また、一つの自治体のみに適用される特別法の成立に、住民投票による過半数の同意を条件としている第8章の95条については、「死文化している」として削除するとした。

(2013年4月26日01時28分 読売新聞)

◆公明が憲法96条先行改正反対へ

〜参院選公約で明記〜

公明党は25日、憲法改正の発議要件を「衆参両院の3分の2以上の賛成」が必要と定める96条に関し、安倍晋三首相が主張する先行改正に反対する見解をまとめる方向で調整に入った。

96条単独ではなく、具体的な改憲項目を同時に提示するよう求める考え。衆院憲法審査会が96条を議題に審議する5月9日に党見解を表明する。参院選公約にも明記する方針だ。

先行改正をしない場合、発議要件緩和の議論には柔軟に対応する。

公明党内では、96条改正を認めれば将来的な9条改正につながるとの警戒感が根強く、山口那津男代表はこれまで、先行改正に慎重姿勢を示していた。

(2013/04/26 02:00 【共同通信】)








2013年04月25日

◆橋下氏メール送信 96条の改正派へ

〜「96条改正派で国民会議を」〜

日本維新の会の橋下共同代表が、同党国会議員団に対し、夏の参院選後に憲法改正の発議要件を定めた96条の改正賛成派の有識者らによる「国民会議」を設置すべきだとの考えを伝えたことが、24日わかった。

橋下氏から電子メールで23日に送信された。橋下氏はその中で「選挙で審判を受けた後に、改正国民会議を設ける必要がある。(憲法)96条改正賛成派で固める。反対派も入れる行政審議会ではない。国民会議(の議論)を踏んだというプロセス(過程)が重要だ」と訴えている。

自民党や維新の会など、憲法改正を目指す勢力が参院選で勝利すれば、国民会議で改正内容を早期に具体化すべきだとの認識を示したものだ。

(2013年4月25日10時08分 読売新聞)

◆日中ホットライン再協議へ

〜尖閣衝突回避で〜

日中両政府は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を巡る日中間の緊張が高まっていることを受け、不測の事態を避けるため、防衛当局間の局長級協議を月内にも北京で開催する方向で調整に入った。

昨年9月の尖閣諸島国有化をきっかけに協議が中断している、日中防衛当局による緊急連絡体制「海上連絡メカニズム」構築が主要議題となる見通しだ。

菅官房長官は24日の記者会見で、日中両国間の協議について、「冷静な対話を進め、防衛交流を安定的に継続・推進することが、両国の信頼関係強化と防衛政策の透明性向上の観点から必要だ」と指摘し、「中国側と調整している」と説明した。

協議は26日を軸に調整中だが、流動的な面もある。

協議では、防衛首脳や制服組幹部間のホットライン設置や、相互信頼を醸成するための防衛交流促進について取り上げる方向だ。

(2013年4月25日03時09分 読売新聞)

2013年04月23日

◆区割り法案、午後に衆院通過へ

〜0増5減先行、野党反発〜

衆院「1票の格差」是正のための小選挙区定数「0増5減」に伴い区割りを改定する公選法改正案は23日午後の衆院本会議で、与党の賛成多数により可決され衆院を通過する。

定数削減を含む抜本改革よりも0増5減を先行させる与党の方針に野党は反発。与党は衆院3分の2以上の議席による再可決も視野に成立を急ぐ。

全国の高裁が「1票の格差」訴訟で昨年12月の衆院選を違憲や無効と判断。与党は上告審で最高裁が判決を出す前に違憲状態を解消するため区割り法案の今国会成立を最優先にする必要があると判断した。

これに対し野党側は与党の対応を批判。参院で審議入りする見通しは立っていない。

(2013/04/23 06:23 【共同通信】)

2013年04月22日

◆靖国神社:麻生副総理が参拝

(毎日新聞 2013年04月21日 21時15分・最終更新 04月21日 21時25分)

麻生太郎副総理兼財務相は21日夜、東京・九段北の靖国神社を春季例大祭に合わせて参拝した。本殿には進まず、拝殿前で一礼する社頭参拝だった。

中国、韓国との関係改善が安倍内閣の外交課題になる中、正式参拝の形にはせず配慮したとみられるが、中韓両政府が反発する可能性がある。

一方、安倍晋三首相は供え物の「真榊(まさかき)」を同神社に奉納し、21日に神前に供えられた。同神社によると、真榊は「内閣総理大臣安倍晋三」名義で費用は5万円。首相は第1次安倍内閣の2007年にも春季例大祭に真榊を奉納したが、参拝は見送った。今年も23日までの例大祭中は参拝しない方向だ。麻生氏は外相、首相在任中には参拝していなかった。

古屋圭司拉致問題担当相と加藤勝信官房副長官も21日、同神社を参拝した。新藤義孝総務相も20日に参拝しており、安倍内閣の閣僚の参拝は麻生氏で3人になった。

これに関連し、政府高官は21日、「安倍内閣としては、参拝は閣僚自身で判断することだ」と述べ、閣僚に統一的な行動は求めていないことを明らかにした。

公明党の山口那津男代表は21日、さいたま市での記者会見で「どういう説明をしても外交的な影響が出てくるのは避けられない」と不快感を表明した。【朝日弘行、福岡静哉】