2013年08月15日

◆日米防衛指針改定で正式合意へ

〜2プラス2東京開催で調整〜

日米両政府は、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を、10月3日を軸に東京で開催する調整に入った。

中国の海洋活動をはじめとしたアジア太平洋地域の安全保障環境の変化に応じ、自衛隊と米軍の役割を定めた日米防衛協力指針の改定着手で正式合意する見通しだ。政府筋が14日明らかにした。

日本側から岸田文雄外相と小野寺五典防衛相、米側からケリー国務長官とヘーゲル国防長官が出席予定。実現すれば現在の4閣僚による初顔合わせとなる。

日本での開催は、米軍普天間飛行場移設問題などが話し合われた1996年以来17年ぶりで、中国をけん制する思惑もあるようだ。

<2013/08/15 02:00 【共同通信】>

◆首相:靖国参拝見送り玉串料

〜中韓刺激せず、保守層に配慮〜

<毎日新聞(最終更新 2013年08月15日 00時51分)>

安倍晋三首相は15日、第2次内閣の発足後、初めての終戦記念日を迎える。首相は、2006〜07年の第1次内閣当時、靖国神社を参拝しなかったことを「痛恨の極み」と振り返っているが、中韓両国との一層の関係悪化を避けるため今回の終戦記念日は参拝しない方針を既に決めている。

ただ、自民党総裁として私費で靖国神社に玉串料を納める意向のうえ、閣僚の参拝については個人に判断を委ねており、新藤義孝総務相や稲田朋美行革担当相、古屋圭司国家公安委員長が参拝に含みを持たせている。【村尾哲、坂口裕彦】

「中国への配慮だ。中国との首脳会談の実現に向けて環境を整えつつある中、あえて中国を刺激しないということだ」。

首相官邸筋は14日、安倍首相が15日に靖国神社を参拝しない理由についてこう語った。その一方で、首相が玉串料を奉納するのは、安倍政権を支える保守層への配慮が欠かせないためだ。

首相は第1次内閣時代、靖国神社に参拝しなかった。前任の小泉純一郎元首相の靖国参拝で悪化した日中関係の立て直しが急務となったからだが、首相は昨年9月の自民党総裁選の際、これを「痛恨の極み」と発言。翌月には党総裁として秋季例大祭中に参拝した。しかし、首相就任後の今年4月の春季例大祭では「真榊(まさかき)」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納するにとどめた。

首相は14日、夏休みを過ごし、午前中は東京都内のフィットネスクラブで体を動かした。夜は菅義偉官房長官や自民党幹事長を務めた中川秀直氏らと会食し、午後9時前には東京・富ケ谷の私邸に帰宅した。68回目の終戦記念日となる15日は、午前中に千鳥ケ淵戦没者墓苑での参拝、全国戦没者追悼式への参列を予定しているほか、閣議などもあり、分刻みの日程だ。

その日程の一つに、米議会の実力者であるメネンデス・米上院外交委員長(民主党)との会談がある。来日中のメネンデス氏は14日、首相が15日に靖国神社を参拝しない意向を固めたことについて記者団に問われ、「日本が今後、地域で果たす役割を考慮した未来志向の決断だ」と高く評価。

無条件での首脳会談の実現を中国に呼びかける首相の姿勢にも支持を表明した。

2013年08月14日

◆首相、増税の是非「正しく判断」

〜松陰神社で〜

夏休み中の安倍首相は13日、地元・山口県の萩市で、幕末の思想家、吉田松陰をまつる松陰神社を参拝した。

かねて尊敬する人物に松陰を挙げている首相は、参拝後、記者団に「秋に様々な難しい判断をするが、『間違いない正しい判断をしていきます』と誓いを新たにした」と語り、消費増税の是非などを慎重に判断する考えを強調した。

(2013年8月14日10時07分 読売新聞)

◆安倍首相 靖国参拝せず

〜私費で玉串料奉納へ〜

(8月14日 4時5分   NHKニュース)

安倍総理大臣は、15日の「終戦の日」に、靖国神社に参拝しない一方で、自民党総裁として、私費で玉串料を納める意向を固めました。

安倍総理大臣は、靖国神社参拝について、これまでの国会答弁や記者会見などで「国のために尊い命を犠牲にした方々に尊崇の念を表する気持ちは持ち続けていきたい」などとしたうえで、15日の「終戦の日」に参拝するかどうかは、「『行く』、『行かない』と言うこと自体が、外交問題に発展する可能性がある」として明確にしていません。

こうしたなか、安倍総理大臣は、15日の「終戦の日」に靖国神社に参拝しない一方で、代理人を通じて、「自民党総裁・安倍晋三」として私費で玉串料を納める意向を固めました。

安倍総理大臣としては、沖縄県の尖閣諸島や島根県の竹島を巡る問題などで冷え込んでいる中国や韓国との関係に配慮するとともに、戦没者に尊崇の念を表する姿勢に変わりはないことを示すため、こうした判断に至ったものとみられます。

安倍総理大臣は、ことし4月の靖国神社の春の例大祭では、「真榊(まさかき)」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納しています。

一方、安倍総理大臣は、閣僚の参拝は、「各閣僚の心の問題であり自由だ」という考えを示しています。

安倍内閣の18人の閣僚のうち、麻生副総理兼財務大臣、菅官房長官、岸田外務大臣など14人は15日参拝しない意向ですが、新藤総務大臣、田村厚生労働大臣、古屋国家公安委員長、稲田行政改革担当大臣の4人は、「適宜適切に判断する」などとして参拝するかどうか明確にしていません。

また、下村文部科学大臣、根本復興大臣は、すでに参拝したことを明らかにしています。

2013年08月13日

◆憲法解釈の見直し

〜答弁書で示唆 集団的自衛権で閣議決定〜

政府は13日の持ち回り閣議で、集団的自衛権に関する憲法解釈について「有識者懇談会での議論を踏まえて対応をあらためて検討したい」との答弁書を決定した。

安倍晋三首相が、内閣法制局長官に集団的自衛権の行使容認に前向きな小松一郎氏を起用してから初めての見解で、憲法解釈の見直しを示唆した形だ。

民主党の辻元清美氏の質問主意書に答えた。

答弁書は「現時点で集団的自衛権に関する政府の憲法解釈は従来通りである」と説明。一方で「『安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会』で、集団的自衛権の問題を含めた憲法との関係の整理について検討が行われている」とした。

<2013/08/13 14:22 【共同通信】>

◆堺市長選 西林氏出馬表明

〜維新・松井幹事長「最重要選挙、負けぬ」〜

(2013.8.13 02:31  産經ニュース)

9月15日告示、29日投開票の堺市長選に大阪維新の会公認候補として出馬表明した堺市議団幹事長の西林克敏氏(43)。

12日、堺市役所で行われた記者会見で「維新が進めてきた既得権にとらわれない政治を、堺でも実現させたい」と意気込みを語った。

会見で西林氏は「明治以来続いてきた行政の仕組みを根本から変えるには大阪都構想が必要」とし、「エネルギーを都に集約することで大型の交通インフラの整備などまちづくりを前進させることができる」とメリットを強調。政令市制度についても「将来の安定が確約されているわけではない」と指摘した。

同席した維新幹事長の松井一郎知事は「最重要の選挙。負けるつもりはない」と述べ、都構想の推進のため重要な選挙であることを強調した。

一方、取材に応じた竹山修身市長(63)は「都構想は堺市が府の属国、植民地になること」と改めて反対姿勢を示した。竹山陣営は同日、市内7区で公開討論会を開くことを西林陣営に申し入れた。

また、共産党も入る堺市の市民団体は同日、声明文を発表し、竹山市長を支持するとした。

◆設備投資伸びず

〜消費増税、首相いつ決断?〜

安倍首相は12日、2013年4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値が3四半期連続のプラス成長となったことを受け、今後も経済最優先の路線を継続する意向を示した。

首相は今回の数字を踏まえ、今秋、14年4月に消費税率を8%に引き上げるかどうかを判断するが、成長のエンジン役と期待された設備投資はマイナスのままで、難しい選択となる。

政府内には経済指標の推移をさらに見極めるべきだとの声もあり、首相の決断時期も焦点になりそうだ。

安倍首相は12日夜、山口県長門市で開かれた地元後援者との会合で、「秋にはまさに難問山積。TPP(環太平洋経済連携協定)、消費税をどうするか。未来に向けて適切な判断をしていこうと思っている」と語った。

速報値によると、物価変動を除いた実質GDP(季節調整値)は1〜3月期に比べて0・6%増で、このペースが1年間続くと仮定した年率換算で2・6%増となる。

首相は9月9日発表のGDP改定値なども踏まえ、消費増税に踏み切るかどうかを判断する。消費増税を実現したい財務省は、GDP改定値発表後、早期に首相の決断を引き出したい考えで、財務省幹部は「9月17〜18日ごろに引き上げを表明してくれれば」と期待する。

財務省はこの日程を念頭に、増税の影響を最小限に抑える経済対策の策定に乗り出した。成長戦略に特化した秋の税制改正大綱のとりまとめも急ぐ。

(2013年8月13日00時33分 読売新聞)

◆野党の再編:必要が5割超

(8月13日 4時9分  NHKニュース)

NHKが行った世論調査で、野党を再編して、自民党に対抗できる新しい勢力をつくることが「必要だ」と答えた人は52%、「必要でない」と答えた人は10%で、「どちらともいえない」は32%でした。

NHKは、今月9日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行い、調査の対象の64%に当たる1019人から回答を得ました。

この中で、先月の参議院選挙の結果、衆議院と参議院の両方で、自民党と公明党が過半数の議席を占めたことについて聞いたところ、▽「良かった」が27%、▽「どちらかといえば良かった」が33%で、合わせて60%でした。

これに対し、▽「どちらかといえば良くなかった」は19%、▽「良くなかった」は15%で、合わせて34%でした。

一方、野党を再編して、自民党に対抗できる新しい勢力をつくることが必要だと思うか聞いたところ、▽「必要だ」が52%、▽「必要でない」が10%、▽「どちらともいえない」が32%でした。

また、今後、勢力を伸ばしてほしいと思うのはどの政党か尋ねたところ、▽自民党が31.7%、▽民主党が9.2%、▽日本維新の会が10.5%、▽公明党が5.7%、▽みんなの党が6.7%、▽共産党が4.3%、▽生活の党が0.1%、▽社民党が0.8%、▽「特にない」が20.9%でした。

2013年08月12日

◆陸自誘致派の現職3選 沖縄

〜与那国町長〜

陸上自衛隊の部隊誘致の是非を争点に、日本最西端の沖縄県与那国町(与那国島)で行われた任期満了に伴う町長選は11日投票、即日開票の結果、誘致推進派の自民現職外間守吉氏(63)=公明推薦=が、反対派で無所属新人の農業崎原正吉氏(65)=共産、社民、沖縄社大推薦=を破り、3選を果たした。

投票率は95・48%で、得票数は外間氏553票、崎原氏506票。人口減少や高齢化などに苦しむ島の有権者1128人を二分する激戦となった。

<2013/08/11 22:29 【共同通信】>

2013年08月11日

◆維新市議が堺市長選出馬へ

〜都構想めぐり現職と対決〜

日本維新の会の大阪選出の国会議員や地方議員らが10日、堺市で会合を開いた。任期満了に伴う9月29日投開票の堺市長選に、西林克敏市議(43)を傘下の政治団体「大阪維新の会」の公認候補として擁立することを決めた。

西林氏は会合後、「強い思いでチャレンジしていきたい」と記者団に意欲を示した。

日本維新共同代表の橋下徹大阪市長は「大阪都構想」に堺市を加えたい意向だが、既に再選出馬を表明した現職の竹山修身氏(63)は猛反発している。他党に独自候補擁立の動きはなく、市長選は都構想を争点に両氏による事実上の一騎打ちとなりそうだ。

<2013/08/10 20:49 【共同通信】>