2013年07月30日

◆僕の役割一区切り…橋下氏

〜国政と距離置く考え〜

ヘルプ日本維新の会の橋下共同代表(大阪市長)は29日、大阪府庁で記者団の質問に答え、「僕の役割は一区切りついた。これからは(政界再編に向けて)主に新しい野党を作ることに軸足が移る。僕らが関与することはほとんどなくなる」と述べた。

先の党執行役員会で代表続投が決まったものの、国政から距離を置く考えを示したものだ。

大阪では今年9月に堺市長選、来年秋に「大阪都」構想の是非を問う住民投票を控えている。橋下氏としては、野党再編は国会議員団に委ね、活動の比重を大阪に移したい考えだ。

ただ、党内では大阪系と旧太陽の党系の意見対立がくすぶっており、橋下氏が党運営から手を引けば、混乱を招く可能性がある。橋下氏は「憲法やエネルギーの問題、統治機構改革を巡って党内の意見が割れるだろう。そういう時にはしっかり関わっていく」とも強調した。

(2013年7月29日20時37分 読売新聞)

2013年07月29日

◆本社世論調査:集団的自衛権

〜「行使容認に反対」51%〜

<毎日新聞 (最終更新 2013年07月29日 00時20分)>

毎日新聞は27、28両日に全国世論調査を実施した。

現在は憲法解釈上行使できないとされる集団的自衛権について、行使できるようにした方がいいと「思わない」とした人が51%に達し、「思う」の36%を大きく上回った。

一方で、安倍晋三首相に一番に取り組んでほしい国内の課題は「景気回復」が35%と最多で、首相がこだわる「憲法改正」は3%にとどまった。首相は改憲や集団的自衛権の行使容認など保守色の強い政策に意欲を示しているが、世論の関心は経済に集中している。

集団的自衛権は、自国と密接な関係にある国が攻撃を受けた場合、自国に対する攻撃とみなして実力で阻止する権利。首相は27日、外遊先のマニラで行った記者会見でも「集団的自衛権の行使に関する検討を進めていく」と改めて意欲を示している。

調査では、集団的自衛権を行使できるようにした方がいいと「思う」と答えた人は、自民支持層でも43%にとどまり、「思わない」の45%と拮抗(きっこう)した。連立政権を組む公明支持層では「思わない」が45%と「思う」の35%を上回った。

憲法9条については、「改正して、自衛隊の役割や限界を明記すべきだ」が36%、「改正して、自衛隊を他国同様の『国防軍』にすべきだ」が20%と、双方を合計した「改正派」が56%に達し、「改正に反対」の34%を上回った。

ただ、改正派の中では「国防軍」よりも「自衛隊の役割や限界の明記」への支持が多い。集団的自衛権の行使容認に反対が多いこととあわせ、自衛隊の存在を認めつつ、役割拡大には慎重な世論がうかがえる。「国防軍」は自民党が憲法改正草案で掲げ、「役割の明記」は公明党が言及しており、連立与党内での議論にも影響しそうだ。

首相に取り組んでほしい政策は「景気回復」に続き、「社会保障」(16%)、「財政再建」(14%)、「東日本大震災からの復興」(13%)、「原発・エネルギー政策」(10%)などの順。「教育」(5%)や「憲法改正」は少数だった。

開催の見通しが立っていない中国、韓国との首脳会談については「早期の会談を目指すべきだ」が47%と、「こだわる必要はない」の45%とほぼ並んだ。

2013年07月28日

◆“ツボ”押さえた首相歴訪

〜東南アジア3カ国は評価〜

(2013.7.27 22:46   産經ニュース)

【シンガポール=青木伸行】安倍晋三首相の東南アジア3カ国歴訪は、参院選で勝利し政権の安定を確保した直後のことだけに、首相のビジョンと日本の進路に対する関心が高かった。3カ国の反応は良好で、歴訪は“ツボ”を押さえたものだったといえる。

26日午後、シンガポールのホテルで開かれた首相の講演会。約2千人が詰めかけ、“立ち見”も出るほどの盛況ぶり。首相が強調したのは、改革を断行し日本経済を強くすること。そして、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の成長には、強い相互作用があるという点だった。

講演後、何人かに感想を聞いた。「目標が明確で姿勢が前向きだ」「ASEANの経済成長には強い日本経済が不可欠で、取り組みを評価する」「東南アジア重視の姿勢を肌で感じ、親近感を覚えた」と話した。

シンガポールなどには、日中関係の悪化を懸念する声が強い。この点、地元紙ストレーツ・タイムズ(27日付)は、首相の「中国とは前提条件をつけず首脳、外相会談を早期にもちたい」という発言に注目し、1面トップで報じた。

一方、25日に首相を迎え入れたマレーシアでは、民間企業の技術力を高めることなど、日本などをモデルにした「ルックイースト(東方)政策の第二波を計画している」(ナジブ首相)。そこへ安倍首相が、いっそうの技術・インフラ整備支援を提示したことは、「大きな推進力になる」(国営通信社の記者)と受け止められている。

フィリピンでは、沿岸警備隊の主力巡視船が8隻しかなく、中国の脅威増大を最大の要因に、40メートル型10隻をアキノ大統領の任期中に供与するよう、日本に要請してきた。ようやく今回、確約を得た格好で「待ち望んでいたものが来る」(政府筋)と期待する。

各国が首脳会談を通じ首相から直接、聞きたがっていたことの1つが「憲法改正による安全保障の強化」(外交筋)だった。フィリピン政府筋は「支持する」とし、シンガポール政府筋は「理解と信頼の醸成に役だった」としている。

2013年07月27日

◆首相、経済見極め消費増税判断

〜日中対話へ意欲〜

【マニラ共同】安倍晋三首相は27日、訪問先のフィリピンで記者会見し、現行5%の消費税率を来年4月に8%へ引き上げる方針に関し「経済状況を見極め判断する必要がある」と述べ、8月以降に発表の経済指標を参考に最終決断する考えを強調した。

憲法改正については「平和主義が大前提だ。誤解がないように丁寧に説明していきたい」と理解を求めた。冷え込んだ日中関係の改善に向け「外交当局間の対話を進めるよう指示している。お互いに胸襟を開いて話をすることが大切だ」と、対話再開に意欲を見せた。

首相は、中期財政計画に関連、「消費税引き上げを決め打ちするものではない」と述べた。

<2013/07/27 17:03 【共同通信】>

◆維新:参院選不振受け協議

 〜27日午後 執行役員会開催〜

(2013.7.27 09:23   産經ニュース)
 
日本維新の会は27日午後、参院選後初の執行役員会を東京都内の国会議員団本部で開く。改選2議席から8議席に上積みしたものの振るわなかったことを受け、橋下徹、石原慎太郎両共同代表による党運営体制の今後を議論する。日本維新の会国会議員団は23日の役員会で、両氏による執行部体制を維持すべきだとの方針を確認している。

 両共同代表のほか、幹事長の松井一郎大阪府知事、平沼赳夫国会議員団代表らが出席。参院選結果の分析とともに、憲法改正をにらんだ安倍政権への対応や野党再編への取り組みなども協議する見通しだ。

 執行役員会での議論を踏まえ、8月1日には国会議員の懇談会を都内で開催する。

◆民主、海江田・大畠体制了承

〜党再建へ背水の陣〜

民主党は26日、参院選惨敗を受けた両院議員総会で、海江田万里代表の続投と、幹事長を辞任した細野豪志氏の後任に大畠章宏代表代行を充てる人事を了承した。海江田―大畠体制で早期の党再建を目指す。

総会では一部から「代表選こそ最大の総括だ」などと海江田氏の辞任を求める声も出た。細野氏辞任や菅直人元首相の処分問題で混乱を招いたことと併せ、海江田氏の求心力低下は避けられず「背水の陣」の出直しとなる。

海江田氏は総会の冒頭で、2015年春の統一地方選での勝利に向け、今後1年で党再建を進められなければ辞任する考えを示し、続投に理解を求めた

<2013/07/26 19:47 【共同通信】>

2013年07月26日

◆原発の安全性アピール 岸田氏

〜ヨルダン首相に〜

(2013.7.26 09:56   産經ニュース)

中東歴訪中の岸田文雄外相は25日(日本時間26日未明)、ヨルダンのヌスール首相、ジュデ外相とアンマンで個別に会談し、ヨルダンで原発の導入計画が進んでいることを受け、日本企業の受注を目指して原発の安全性をアピールした。

岸田氏はヌスール氏との会談で東京電力福島第1原発事故に触れ、「事故の教訓を共有し、世界でも高い水準で安全な原発を提供する。よろしくお願いしたい」と売り込んだ。ヌスール氏は「(受注先を)検討している。最終的な決定はしていない」と応じた。

ヨルダンの原発導入計画では、日本とフランスの合弁企業と、ロシア企業の2社が受注を競っている。

ジュデ外相との会談では、イスラエルとパレスチナ自治区の和平交渉の再開などをめぐり意見交換した.
(共同)

◆首相「海洋での国際法順守を」

〜日・マレーシア首脳会談〜

【プトラジャヤ共同】安倍晋三首相は25日午後(日本時間同)、マレーシアのプトラジャヤでナジブ首相と会談し、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の一部加盟国が領有権を争う南シナ海問題で国際法の順守が重要との認識で一致した。日本が合流した環太平洋連携協定(TPP)交渉に連携して対応することで合意した。

安倍首相にとって参院選大勝後、初の外国訪問となる。今回の東南アジア訪問を皮切りに経済外交を加速させる方針だ。

<2013/07/26 00:11 【共同通信】>

◆福島社民党首が辞任

〜「敗北は私の責任」〜

社民党の福島瑞穂党首は25日の常任幹事会で「衆院選と参院選の敗北は私に責任がある。党首を本日、辞任する」と表明し、了承された。当面は党首代行を置き、8月中に参院選の総括をまとめる。

9月中にも全国代表者会議を開き、新たな体制を決める方針だ。又市征治幹事長が党首代行に就く見通しで、後任の党首にも又市氏の名前が浮上している。

社民党は先の参院選で比例代表の1議席獲得にとどまり、改選2議席を維持できなかった。昨年12月の衆院選でも改選5議席に対し、2議席にとどまるなど、党の退潮傾向に歯止めがかからない状況に陥っている。

<2013/07/25 21:00 【共同通信】>

2013年07月25日

◆参院議長、山崎氏で固まる

〜6年ぶりポスト獲得の自民〜

(2013.7.25 08:43  産經ニュース)

自民党は24日、民主党出身の平田健二参院議長の後任に、山崎正昭副議長(71)を充てる方針を固めた。

自民党は参院選で民主党に代わって第1党となったため、6年ぶりに議長ポストを獲得する。8月2日召集予定の臨時国会で民主党出身の副議長とともに選出される見通しだ。

山崎氏は当選4回で、官房副長官や党参院幹事長などを歴任。党内最大派閥の町村派に所属している。

町村派では、山崎氏を議長に推す声が大勢を占めており、同派の参院グループ「清風会」は24日の会合で、人事を会長の岩城光英参院議院運営委員長(63)らに一任した。第2派閥の額賀派、第3派閥の岸田派でも山崎氏を議長に推す流れができている。

執行部人事では、二階派出身の中曽根弘文参院議員会長(67)の後任に岸田派出身の溝手顕正参院幹事長(70)、参院幹事長に額賀派出身の脇雅史参院国対委員長(68)をそれぞれ起用する方向で最終調整している。参院国対委員長には岩城氏が起用される見通しとなっている。

町村、額賀、岸田の主要3派は溝手氏を次期議員会長とすることでほぼ一致していることから、中曽根氏の来月10日の任期切れに伴う参院議員会長選(26日告示、30日投開票)は、無投票の公算が大きくなった。

平成22年に初の投票となった議員会長選では、中曽根氏と町村派議員の得票数が同数となり、くじ引きで中曽根氏が当選。その後、党内にしこりを残した。