2013年11月30日

◆防衛相、緊急発進否定

〜「特異な状況ない」〜

(2013.11.30 10:16   産經ニュース)

小野寺五典防衛相は30日、中国が設定した東シナ海の防空識別圏で自衛隊機などに緊急発進(スクランブル)をかけたとする中国国防省発表について「特異な状況はない」と否定的な見解を表明した。

都内で記者団に述べた。米政府は29日、目立った反応を控えている。日米で連携し中国側の動向を見極める構えだ。米政府は韓国とも協調し情報収集を進める。

小野寺氏は「急に航空機が接近してくるなど特異な状況として公表する事態はない」と指摘した。同時に「冷静に対応することが大切だ。国際社会の一般常識に従ってしっかり対応してほしい」と要求した。

米国防総省の報道担当者は29日、中国国防省の発表があった後、「米国はこの地域で通常通りの作戦行動を続ける」と述べた。中国側が行ったとしているスクランブルについてはコメントを避けた。(共同)

◆政府、公共事業費を来年度減額

〜予算の基本方針明記へ〜 

政府が14年度当初予算案で、公共事業費を13年度当初の5兆2853億円から減額する方向で検討していることが29日、分かった。消費税増税を控え「聖域なく歳出を見直すべきだ」と判断、12月中旬にまとめる予算編成の基本方針に盛り込む予定だ。

財務省は、12月に編成予定の13年度補正予算案に計上する公共事業費と合わせれば、十分な額は確保できるとの立場。ただ政府、与党内には当初予算での減額に「景気の腰折れ材料になる」「防災対策を進めるべきだ」などと反発も根強く、削減幅をめぐる攻防の激化は必至とみられる。

<2013/11/30 02:00 【共同通信】>

2013年11月29日

◆自民沖縄、辺野古容認を伝達

〜石破氏は歓迎〜

(2013.11.29 16:32  産經ニュース)

自民党沖縄県連の翁長政俊会長は29日、石破茂幹事長を党本部に訪ね、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設を容認する県連の方針決定について正式に伝えた。

従来の県外移設からの転換について「普天間の危険性を一日も早く除去する思いで火中のクリを拾うことにした」と述べた。石破氏は歓迎した。

安倍政権は沖縄県を地盤とする国会議員に続く県連の翻意を受け、辺野古移設に必要な埋め立て申請を承認するよう仲井真弘多知事へ働き掛けを強める構えだ。

沖縄県連は(1)普天間を5年以内に運用停止状態にする(2)普天間に配備された米軍新型輸送機オスプレイの半数以上を県外移設する(3)日米地位協定に環境調査目的の自治体職員の立ち入りを認める環境条項を盛り込む−など5項目の要望書も提出した。

石破氏は「政府、与党一体となって取り組みたい」と応じた。

◆秘密保護法案:参院委審議入り

〜与党再び採決強行も〜

<毎日新聞 (最終更新2013年 11月28日 22時38分)>

与党は28日の参院国家安全保障特別委員会で、特定秘密保護法案の審議入りを強行した。12月6日の臨時国会期末までの法案成立を図るため、「参院は荒れてもいい。野党は野党だと分からせる」(自民党幹部)と「数の論理」を前面に出しており、実質残り6日間の審議で再び採決強行も辞さない構え。

これに対し、法案修正で合意した日本維新の会やみんなの党を含む野党7会派は徹底審議を要求している。

「ご異議ありませんか」。午後1時の予定から約2時間遅れた特別委の冒頭。中川雅治委員長は、目の前に詰め寄って「ルールを守れ」「応じられない」と抗議する野党理事を無視し、審議開始を宣言した。

直前の理事会では、職権で委員会開催を決めた中川氏に野党が謝罪を要求。さらに理事会を途中退席して強引に審議を始めた中川氏を野党理事が連れ戻し、再度の理事会は怒号に包まれた。結局、中川氏は特別委で「おわび申し上げます」と陳謝。ようやく審議がスタートした。

みんな、維新との修正合意で「与野党の協力」という体裁を整えた与党は、会期内成立を譲らない構え。修正実務者の自民党の町村信孝元官房長官は、28日昼の町村派会合で「我々だけで前に進めばいい。答えは簡単だ」と胸を張った。

この日の自民党岸田派の会合では、金子一義元国土交通相が苦言を呈した。「世間様が『やっぱり強行突破じゃないか』というのは、これから尾を引く」。ただしこうした声は少数派だ。

民主、みんな、共産、維新、社民、新党改革、生活の野党各党は同日、国対委員長らが会談。民主党の榛葉賀津也・参院国対委員長は7会派の記者会見で「立法府として徹底した審議を求めたい」と強調した。【影山哲也、小山由宇】

2013年11月28日

◆中国は「不当な膨張主義」

〜自民が党決議〜

自民党政調審議会は28日午前、中国による防空識別圏の設定に対し、「力を背景とした不当な膨張主義を断じて受け入れることはできない」などと強く非難する党決議を決めた。

決議では、今回の防空識別圏の設定は、「東シナ海周辺の現状を一方的に変更し、事態をエスカレートさせ、不測の事態を招きかねない極めて危険なものだ」と指摘し、中国側に即時撤回を強く求めた。また、日本政府に対し、「我が国の主権と国民の生命・財産を断固として守り抜くため、毅然きぜんたる態度で必要なあらゆる措置を講じる」ことを要請した。

(2013年11月28日11時43分 読売新聞)

2013年11月27日

◆自民県議団「辺野古」を容認

〜知事の判断焦点に〜

沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題で、自民党県連の県議団は27日、議員総会を開き、県外移設を求める方針を転換し、同県名護市辺野古への移設を容認することを決めた。

県連役員の大半を県議が占めており、県議団の意向が事実上、県連の総意となる。

辺野古移設を巡って賛否が分かれていた政府・党本部と県連との「ねじれ」が解消されたことで、今後は仲井真弘多ひろかず知事による辺野古埋め立ての可否の判断が焦点となる。

同日午前に始まった総会には県議15人中14人が出席した。総会後に記者会見した県連の翁長おなが政俊会長(県議)によると、県連所属の国会議員が25日に党本部と合意した「普天間飛行場の危険性を一日も早く除去するために、辺野古移設を含むあらゆる可能性を排除しない」との内容に沿って、県連も方針転換することが了承されたという。政府に対し、さらなる基地負担の軽減策を求めていくことも確認した。

(2013年11月27日17時30分 読売新聞)

2013年11月26日

◆秘密保護法案:衆院を通過

<毎日新聞 (最終更新 11月26日 20時27分)>

国家機密を漏えいした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案は26日夜、衆院本会議で採決され、自民、公明両党とみんなの党の賛成多数で可決された。

民主党など野党が採決に反対するなか、与党は同日午前、衆院国家安全保障特別委員会で採決を強行し可決させたのに続き、衆院本会議での採決に踏み切った。

◆橋下市長“全て実行した”

大阪市の橋下市長は記者団に対しおととしの大阪ダブル選挙からあすで2年になることについて「言ったことややるべきことはすべて実行している」と述べ市政改革などこれまでの成果を強調しました。

おととし40年ぶりのダブル選挙となった大阪市長選挙と大阪府知事選挙で橋下市長と松井知事が当選を果たしてからあすで2年になります。

これについて橋下市長は記者団に対し「あっという間だという感覚といろいろありすぎたので長かったなという気もある。言ったことややるべきことは2年間で全て実行している」と述べ市政改革などこれまでの成果を強調しました。

そのうえで橋下市長は「市営地下鉄や水道事業の民営化府立大学と市立大学の統合は市議会では反対となっている。改革の大玉は議会の賛成さえ得られれば実行できる」と述べました。

また橋下市長は共同代表を務める日本維新の会について「党運営などにいろいろな批判はあるが私はこの2年間で民主党に代わる野党を作らなければいけないという思いと大阪のためにということで国会議員60人を超える政党を作った。実際に大阪の改革は動いており満足できる結果になっている」と述べました。

(11月26日 13時49分  NHK関西ニュース)

◆秘密保護法案、衆院委で可決

〜与党など賛成多数〜

安全保障の機密情報を漏えいした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案は26日午前の衆院国家安全保障特別委員会で採決が行われ、与党などの賛成多数で可決された。

与党は同日午後の衆院本会議に緊急上程して衆院を通過させる構えだ。

(2013年11月26日11時28分 読売新聞)

◆秘密法案、動議を検討 与党

〜きょうの衆院通過目指し〜

自民、公明両党は26日午前、特定秘密保護法案の同日中の衆院通過を目指し、衆院国家安全保障特別委員会理事会で委員会質疑後の採決を提案する。継続審議を主張する民主党や、26日の衆院通過を認めない方針の日本維新の会は反対する方向。

委員会では安倍晋三首相も出席して質疑を実施。与党は終了後の採決動議を検討、強行も辞さない構えだ。

法案には与党のほか、みんなの党が賛成する。与党は委員会で可決後、午後の衆院本会議に法案を緊急上程、可決したい考え。国会会期末を見据え、政府、与党は参院での審議入りを急ぐ。

<2013/11/26 05:28 【共同通信】>