2017年07月12日

◆安倍首相、大幅改造を検討

〜岸田外相、退任の意向〜

<2017/7/12 02:01   共同通信>

 安倍晋三首相は8月3日にも実施する内閣改造で、閣僚の半数以上を入れ替える方向で検討に入った。政府、与党関係者が11日明らかにした。大幅改造による人心一新で、閣僚の失言などが招いた東京都議選惨敗からの局面転換を狙う。

 岸田文雄外相が改造に合わせ、閣僚を退任する意向を周囲に伝えていることも判明。首相後継「ポスト安倍」候補として自民党三役就任を視野に入れる。首相は午後に欧州歴訪から帰国した。岸田氏の希望を認めるかを含め、人事の調整を本格化する。

 岸田氏の後継外相には茂木敏充自民党政調会長を推す声がある。

2017年07月11日

◆松井知事 事業者選定は経済効果重視


(07月11日 12時02分   NHK関西ニュース)

大阪府の松井知事は、カジノを含むIR・統合型リゾート施設の誘致をめぐって、IRの運営を担う事業者の選定にあたっては、大阪の経済の活性化にどれだけつながる計画を出してくるのかという点を重視する考えを示しました。

大阪府は、大阪・此花区の夢洲へのIRの誘致を目指していて、松井知事は、シンガポールでIRを運営する「ゲンティン・シンガポール」のタン・ヒーテック社長と会談しました。

この中で、松井知事が「世界一の施設を誘致したい。すばらしい計画の提出を期待している」と述べたのに対し、タン社長は、「夢洲は広いので潜在性がある。また、周辺も含めて複合的に開発することが重要で、その戦略を大阪府などと一緒に考えたい」とPRしていました。

また、これに先だって、松井知事は、記者団に対し、「IR事業者には競争してもらい、大阪にとって最高のプランを出してもらいたい」と述べ、IRの運営を担う事業者の選定にあたっては、大阪の経済の活性化にどれだけつながる計画を出してくるのかという点を重視する考えを示しました。

◆首相出席の予算委に否定的

〜加計問題で自民、民進要求に回答〜

<2017/7/11 12:52updated   共同通信>

 自民党の竹下亘国対委員長と民進党の山井和則国対委員長は11日午前、国会内で会談した。山井氏は学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、安倍晋三首相出席の予算委員会の集中審議を要求。竹下氏は「いまやるべきかは疑問だ」と否定的な考えを示した。

 衆参両院は10日、加計学園問題に関し、前川喜平前文部科学事務次官を参考人招致して閉会中審査を実施した。山井氏は首相不在の質疑では真相解明に至らなかったとして「首相は『丁寧に説明する』と言っている。拒む理由はないはずだ」と主張した。

 竹下氏は「10日の質疑は堂々巡りで、前川氏の発言にも新しいものはなかった」と反論。

◆堺市長選 告示まで約2か月

(07月11日 07時06分   NHK関西ニュース)

今年9月に行われる大阪・堺市の市長選挙に立候補を表明した2人が10日夜、それぞれ集会やパーティーを開き政策などをアピールしました。

堺市の市長選挙は、9月10日告示、9月24日投開票の日程で行われます。

現職の竹山修身市長は堺市中区で集会を開き、「大阪維新の会が進める『大阪都構想』は百害あって一利なしだ。都構想を導入すれば、保育所の設置や消防・救急活動の権限なども地元から失われてしまう」と述べました。

新人の永藤英機府議会議員は堺市堺区でパーティーを開き、「長い間停滞してきた堺が未来のために成長できるかどうか、いまが分岐点だ。人口流出が続いている堺に現役世代を呼び込み、全身全霊で堺の成長を導く」と述べました。

選挙の告示まで約2か月となる中、立候補予定者の支持拡大を目指す動きは今後より活発になりそうです。

◆「加計学園」問題 与野党せめぎ合い続く見通し

(7月11日 5時03分   NHKニュース)

学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、衆・参両院で行われた閉会中審査を受けて、野党側は疑惑が深まったとして安倍総理大臣に出席を求め、予算委員会も開くよう、与党側に迫っていく方針です。これに対して自民党は、質疑を通じて明らかになった新たな事実はないとして開催に慎重な姿勢を示していて、与野党のせめぎ合いが続く見通しです。

国会では10日、国家戦略特区での学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、衆・参両院で、文部科学省の前川・前事務次官らを参考人として招致して閉会中審査が開かれました。

この中で前川氏は「私が『ゆがめられた』と思うのは、規制緩和の結果として、『加計学園』だけに獣医学部の新設が認められたプロセスであり、不公平・不透明な部分があるのではないか」と指摘しました。

これに対し、国家戦略特区を担当する山本地方創生担当大臣は「一点の曇りもなく、ルールに基づいてやってきた。個別の案件に、官邸の意向が入る余地はない」と反論しました。

野党側は、民進党の蓮舫代表が「疑惑は深まった。安倍総理大臣が出席しなければ明らかにならないことも、たくさん出て来ている」と指摘するなど、安倍総理大臣に出席を求め、予算委員会でも閉会中審査を行うよう、引き続き与党側に迫っていく方針です。

これに対して与党側は、内閣支持率の下落も踏まえ、野党側の出方を見極めながら対応を判断したい考えですが、自民党の竹下国会対策委員長は「前川氏の主張も野党側の質問も、何も新しいことがなかった」と述べ、予算委員会の開催に慎重な姿勢を示していて与野党のせめぎ合いが続く見通しです。

◆前川氏、特区「初めから加計」…政府側「適切」

(2017年07月10日 23時53分  読売新聞)

 衆参両院は10日、国家戦略特区を利用した学校法人「加計かけ学園」の獣医学部新設を巡り、閉会中審査を開いた。

 参考人として出席した前川喜平・前文部科学次官は、「初めから加計学園に決まるようプロセスを進めてきたように見える」と主張した。政府側は全面否定し、特区認定の経緯は適切だったと反論した。野党は疑惑は払拭ふっしょくされていないとして、安倍首相出席での予算委員会の集中審議などを求めている。

 閉会中審査は、衆院は文部科学、内閣両委員会、参院は文教科学、内閣両委員会の連合審査の形でそれぞれ行われた。欧州外遊中の首相は出席しなかった。

 前川氏は、特区認定を巡って「(所管する)内閣府の背景に首相官邸の動きがあった」と述べ、自身に対し、和泉洋人首相補佐官ら官邸側から早期開設に向けた直接的な働きかけがたびたびあったとした。その上で、同学園の理事長が首相の長年の友人であることから、首相の意向が働いたとの見方を強くにじませた。

2017年07月10日

◆前川氏「官邸の意向」…山本氏は首相関与否定

(2017年07月10日 12時16分  読売新聞)

 衆院は10日午前、国家戦略特区を利用した学校法人「加計かけ学園」の獣医学部新設を巡る問題などについて閉会中審査を行った。

 参考人として出席した前川喜平・前文部科学次官は「(特区を担当する)内閣府が仕事を進めるにあたり、背景に首相官邸の動きがあったと思っている」と語り、獣医学部新設は首相官邸側の意向であるとの認識を示した。山本地方創生相は、手続きは適正に行われたと反論し、内閣府と当時の文科省の対立が改めて浮き彫りになった。

 閉会中審査は衆院の文部科学、内閣両委員会の連合審査の形で行われた。

 前川氏は国家戦略特区の手続きについて「不公平、不透明な部分がある」と述べた上で、「初めから加計学園に決まるようにプロセスを進めてきたように見える」と訴えた。政府は2015年に獣医学部新設にあたり「既存の大学・学部では対応が困難」などの4条件を設定したが、前川氏は「4条件に照らしても十分な議論がされていない」と批判した。首相官邸側の意向が存在したとする理由としては、和泉洋人首相補佐官から手続きを急ぐよう直接働きかけられたとした。山本地方創生相は「個別に安倍首相が指示することは制度上あり得ない」と述べ、首相の関与を否定した。

 前川氏はまた、萩生田はぎうだ光一官房副長官と文科省の常盤豊・高等教育局長による昨年10月7日の会談を記したとされる文書について、「次官在職中に、担当課から説明を受けた際に目にした文書に間違いない」と語り、文書の存在を主張した。萩生田氏が「加計学園が良い提案をできるかどうかだ」と述べたとされる内容を記したものだが、文科省はこの文書の存在を否定している。この日の質疑でも萩生田、常盤両氏ともに当時のやり取りについて「記憶にない」と述べた。

◆「加計問題」で閉会中審査始まる…前川氏ら出席

(2017年07月10日 09時42分 読売新聞)

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題を巡る閉会中審査が10日午前、衆院文部科学、内閣両委員会の連合審査で始まった。

 参考人として、前川喜平・前文部科学次官と政府の国家戦略特区ワーキンググループの原英史委員が出席した。午後には参院文教科学、内閣両委員会の連合審査でも閉会中審査が行われる。

◆首相 二階幹事長を続投させる意向固める

〜稲田防衛相は交代へ〜

(7月10日 5時00分  NHKニュース)

安倍総理大臣は、来月3日にも行う内閣改造と自民党の役員人事で、麻生副総理兼財務大臣と菅官房長官に加え、自民党の二階幹事長を続投させる意向を固めました。一方、先の東京都議会議員選挙の応援演説などをめぐり野党などから批判を受けている稲田防衛大臣は交代させる方針です。

ヨーロッパを歴訪中の安倍総理大臣は、日本時間の9日夜、同行の記者団に対し、内閣改造と自民党の役員人事について「来月早々に断行し、人心を一新する考えだ。幅広い人材を積極的に登用し、安定感と改革突破力を兼ね備えた態勢を整えたい」と述べました。そのうえで、「経済最優先で安倍政権が政策を進め、それなりに結果を出すことができたのは、継続性と安定感だ。そうした意味では、骨格はころころと変えるべきではないと考えている」と述べました。

安倍総理大臣は、来月3日にも内閣改造と自民党の役員人事を行う考えで、第2次安倍内閣発足当初から政権運営を支えてきた麻生副総理兼財務大臣と菅官房長官を続投させる方針です。

これに加えて、党運営の要である自民党の幹事長人事について、政治経験が豊富で中国や韓国にも太いパイプを持つ二階幹事長を続投させる意向を固めました。安倍総理大臣としては、内閣と党の重要ポストを占める3氏を続投させ、政権の骨格を維持することで、今後も重要政策を確実に実行していく姿勢を国民にアピールしたい考えです。

一方、安倍総理大臣は、みずからに近い稲田防衛大臣について、先の東京都議会議員選挙の応援演説などをめぐり野党などから厳しい批判を受けていることも踏まえ、交代させる方針です。

◆奈良市長に仲川氏3選

〜元生駒市長ら3新人退ける〜

<2017/7/10 01:38  共同通信>

 任期満了に伴う奈良市長選は9日投開票され、無所属現職の仲川げん氏(41)が、元奈良県生駒市長山下真氏(49)、NPO法人理事長朝広佳子氏(56)=自民推薦=の無所属2新人と、共産党新人の党県常任委員井上良子氏(53)を破り、3選を果たした。投票率は51.01%で参院選と同日だった前回を9.05ポイント下回った。

 仲川氏は2期8年で行財政改革に取り組んだ実績を強調、市政刷新を訴えた山下氏らを振り切った。自民党は擁立作業の遅れも響き、東京都議選の惨敗を引きずる結果となった。井上氏も支持が広がらなかった。