2015年01月20日

◆全国9400万円超返還

〜政務活動費、元兵庫県議問題後〜

(2015年1月20日07時03分  朝日新聞)

 野々村竜太郎・元兵庫県議(48)による政務活動費の不適切な支出が明らかになった昨年7月以降、少なくとも31の地方議会で計約9400万円の政務活動費が議員から返還されていたことが朝日新聞の調査でわかった。

47都道府県と20政令指定市、43中核市の計110の議会の事務局に対し、「事務的なミス」や「不自然な支出」として返還された政務活動費の合計額(昨年11月末時点)を取材した。その結果、全体の3割近くの31議会で、121人の議員と11の会派が総額9473万5771円を自治体に返還していた。支出しなかったとして議員が返還した額は含んでいない。

 議会別でみると、返還額が最も多かったのは大阪府東大阪市議会の3998万円。同市議会では政務活動費は会派ごとに支給されるが、全11会派(当時)のうち9会派が返還した。特に真正議員団(2人)は、親族への人件費を政務活動費から支出した内規違反があったなどとして1185万円を返した。(滝沢卓)

◆残るポストの調整急ぐ

〜民主 岡田新代表〜

(1月20日 5時08分    NHKニュース)

民主党の岡田新代表は、幹事長に枝野幸男氏を、政策調査会長に細野豪志氏を、それぞれ起用することを決め、残る国会対策委員長などのポストの調整を急ぎ、近く新執行部を発足させることにしています。

民主党の岡田新代表は、来週26日に通常国会の召集が迫るなか、党の役員人事の調整を進めていて、これまでに、党運営の要である幹事長に海江田前代表の下でも幹事長を務めていた枝野幸男氏が、政策調査会長に代表選挙の決選投票で岡田氏に敗れた細野豪志氏が、それぞれ内定しました。

岡田氏は、残る国会対策委員長や選挙対策委員長などのポストの調整を急ぎ、近く新執行部を発足させることにしています。

党内では、枝野氏の起用について「党運営の継続性を重視した当然の人事だ」「枝野氏は政治経験も豊富で安定した党運営につながる」などと肯定的な受け止めが広がっているほか、細野氏の起用については「代表選挙の結果に配慮し、挙党態勢を意識した前向きな人事だ」などと評価する声が出ています。

ただ、細野氏を支援した中堅・若手議員の一部からは、「幹事長に枝野氏を引き続き起用することは、民主党が変わったというイメージにつながらないのではないか」といった異論や、「安全保障法制の整備に前向きな細野氏が、政策調査会長として、慎重な議員らとの間で板挟みになりかねない」といった指摘も出ています。
岡田氏としては党の再生に向けた挙党態勢を構築したい考えで、残る人事も含めて、党の結束を高めることにつなげられるかが課題となっています。

◆首相、大虐殺記念館で演説

〜中国に反論の意味も〜

(2015年01月19日 21時48分   読売新聞)

【エルサレム=寺口亮一】イスラエルを訪問している安倍首相は19日午前(日本時間19日夕)、ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺(ホロコースト)の犠牲者を追悼する「ホロコースト記念館」で演説した。

 首相は「先の大戦終結から70年、アウシュビッツ解放以来70年でもある本年、このような悲劇を二度と繰り返させないとの決意を表明する」と訴え、世界平和の実現に努める考えを強調した。

 エルサレムにある記念館は1953年に設立された国立施設で、ユダヤ人迫害の歴史を写真や映像で紹介している。第2次世界大戦の悲劇を象徴する場所での演説には、ナチス・ドイツと戦前の日本を同一視するような発言を繰り返している中国の指導者に反論する意味合いもある。

◆民主党立ち直ってほしい61%



〜朝日新聞世論調査〜

(2015年1月19日21時55分   朝日新聞)

 朝日新聞社の全国世論調査(電話)によると、民主党に、自民党に対抗する政党として「立ち直ってほしい」と答えた人は61%で、「そうは思わない」の30%を上回った。

 2012年12月の衆院選直後と、首相がアベノミクスを打ち出し、内閣支持率が60%あった13年4月にも同様の質問をした。12年は「立ち直ってほしい」が53%で、13年は43%に下がったが、今回は6割を超えた。

 支持政党別にみると、民主支持層の93%が「立ち直ってほしい」と答えた。自民支持層でも「立ち直ってほしい」は50%で、「そうは思わない」の44%を上回った。

 一方、民主が他の野党と「合流する方がよい」は38%で、「その必要はない」の43%の方がやや多かった。しかし、民主支持層に限ると、「合流する方がよい」は46%で、「そうは思わない」の35%を上回った。

2015年01月19日

◆過去最高170億円超の見込み

〜自民、政党交付金届け出〜

(2015年1月19日19時25分  朝日新聞)

 総務省は19日、2015年分の政党交付金について、共産党を除く10政党が届け出たと発表した。朝日新聞が交付見込み額を試算したところ、昨年の衆院選で勝利した自民党は前年交付額から8%増の170億4900万円。1995年の制度開始以降、自民党としては過去最高額となる。民主党は14・6%増の76億6800万円となった。

 国が各政党に配分する政党交付金は総額約320億円。1月1日現在の国会議員数や国政選挙での得票数をもとに、届け出た政党に年4回に分けて支払う。制度に反対している共産党は試算から除いた。

◆枝野幹事長続投へ

〜岡田氏「バランス取れた方」〜

(2015年01月19日 15時49分  読売新聞)

 民主党の岡田代表は19日午後、新執行部の人事に着手し、枝野幹事長を続投させる考えを表明した。

 岡田氏は党本部で「枝野氏は非常に信頼するバランスの取れた方で、期待している」と記者団に語った

◆新代表岡田氏 挙党態勢を重視

<毎日新聞 (最終更新 01月19日 01時26分)>

民主党は18日、東京都内で臨時党大会を開き、海江田万里氏の後任の代表に岡田克也代表代行(61)を選出した。岡田氏、細野豪志元幹事長(43)、長妻昭元厚生労働相(54)とも1回目の投票で過半数を得られず、岡田氏と細野氏による決選投票で岡田氏が細野氏を僅差で上回った。

岡田氏は記者会見で「オール民主を考えてしっかりとした人事をしなければならない」と述べ、党役員人事では挙党態勢を重視する考えを強調。26日召集の通常国会では経済や安全保障政策で安倍政権に論戦を挑む方針を表明した。

 ◇決選投票で細野氏制す

 岡田氏は2004年5月から05年9月まで代表を務めた。今回の任期は17年9月末まで。代表選後、岡田氏は会場で「統一地方選、参院選、衆院選、一つ一つ乗り越えていく。その前に国民の信頼を取り戻していく。一緒に頑張ろう」と党再建に結束を呼びかけた。

 岡田氏は会見で党役員人事について「現時点ではまったく白紙」と述べたが、党内では枝野幸男幹事長は続投との見方が出ている。1回目の投票で1位だった細野氏や、国会議員らによる決選投票で協力を求めた長妻氏をどう処遇するかが焦点になる。

 16年夏の参院選に関しては「ここで勝つことが重要。民主党だけでは難しいかもしれないが、与野党逆転を目指す」と述べ、参院選で政権奪還への足がかりをつかみたい考えを示した。

 民主党はまず通常国会で存在感を示せるかが問われる。岡田氏は会見で「国会審議の先頭に立つ。経済、戦後70年、安全保障法制を中心にしっかりと議論したい」と、安倍晋三首相との論戦への意気込みを語った。国会での他の野党との共闘にも前向きな姿勢をみせた。

 ただ、維新の党との合流には「現時点で一緒になることは到底考えられない」と重ねて否定的な見解を示した。

 代表選の1回目の投票では、細野氏が国会議員票と地方議員票で岡田氏を上回り、党員・サポーター票との合計298ポイントで1位に立った。岡田氏は党員・サポーター票は最多だったものの、合計では294ポイントで2位だった。しかし、両氏による決選投票では岡田氏が1回目を19人上回る133ポイント(国会議員と国政選挙公認予定者の計67人)を獲得し、120ポイント(国会議員60人)の細野氏を逆転した。長妻陣営の国会議員の半数以上が岡田氏支持に回ったとみられる。

2015年01月18日

◆民主党代表 決選投票で岡田氏

〜各党の反応も〜

〜1月18日 16時03分  NHKニュース)

民主党の代表選挙は、1回目の投票では3人の候補者のいずれも過半数のポイントを獲得できず、国会議員らによる決選投票が行われた結果、岡田代表代行が、1回目に1位だった細野元幹事長を抑えて新しい代表に選出されました。

民主党の代表選挙は、長妻元厚生労働大臣、細野元幹事長、岡田代表代行の3人が立候補し、18日午後、東京都内のホテルで開かれた臨時党大会で、国会議員と来年の参議院選挙の公認候補予定者による投票が行われました。

そして、郵送で投票が行われた地方議員と党員・サポーターの票と合わせて開票結果が発表されました。

それによりますと、▽細野氏が、国会議員らの票が96ポイント、地方議員の票が63ポイント、党員・サポーターの票が139ポイントで、合わせて298ポイント、▽岡田氏が、国会議員らの票が95ポイント、地方議員の票が51ポイント、党員・サポーターの票が148ポイントで、合わせて294ポイント、▽長妻氏が、国会議員らの票が74ポイント、地方議員の票が27ポイント、党員・サポーターの票が67ポイントで、合わせて168ポイントでした。

この結果、3人の候補者のいずれも、全体の760ポイントの過半数を獲得できず、細野氏と岡田氏の上位2人が、132人の国会議員と、来年の参議院選挙の公認候補予定者1人によって行われる決選投票に進みました。

決選投票を前に、細野氏は「われわれが掲げる目標は次の衆議院選挙での政権の奪還だ。私には困難に打ち勝つ体力や気概はあるが、経験が足りない。どうぞ皆さんの力を私に与えてほしい」と述べました。

岡田氏は、「多様な声にしっかり耳を傾けて議論する代表になる。世界が苦しんでいる格差を日本が最初に乗り越えていくことを大きな旗に、一緒にこの国を立て直そう」と述べました。

そして決選投票が行われた結果、岡田氏が133ポイント、細野氏が120ポイントとなり、岡田氏が、1回目に1位だった細野氏を抑えて、新しい代表に選出されました。

岡田氏は、衆議院三重3区選出の当選9回で61歳。

民主党の結成に参加し、これまでに党の代表や幹事長を務めたほか、民主党政権では副総理や外務大臣などを歴任し、去年9月から党の代表代行を務めています。
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民主党内の反応は

▽野田前総理大臣は記者団に対し、「民主党の再生をかけたラストチャンスの代表選挙で、いい議論が行われたと思う。新代表が決まった以上、政権交代をうかがえる政党にもう一度生まれ変われるよう、みんなで支えていきたい。私は後ろからサポートする立場で、党のおもだった役職は新代表が適材適所で決めると思う」と述べました。

▽枝野幹事長は記者団に対し、「今回の選挙は、民主党の多様性と同時に大きな方向性が3人ともそろっていることを伝えるよい機会だった。民主党は、これから厳しく長い戦いをしていかなければならないので、岡田新代表には、長い経験と安定感を発揮して党を引っ張っていただきたい」と述べました。

▽前原元外務大臣は記者団に対し、「新たなスタートを切るためにも、代表をやったことがない若い細野氏に投票したが、残念な結果だった。民主党の立て直しがまず第一だが、自民・公明両党と対じするためには野党の協力が必要で、それは岡田新代表も認識していると思う。党を立て直していくなかで野党をどうまとめていくかも、岡田体制の中でしっかりやっていくことになるだろう」と述べました。


各党の反応は

▽自民党の谷垣幹事長は東京都内で記者団に対し、「岡田新代表は、民主党の3年3か月の与党時代に中心的な存在であり、その経験から何を学び、どういう形で日本の政治や社会に貢献していくかという見識がある方だ。また、まじめで、ポピュリズムに走ることもあまりないのではないか。通常国会では切磋琢磨(せっさたくま)しながら、少しでも日本の政治をよくしていくことが一緒にできればと思う」と述べました。

▽公明党の山口代表は滋賀県大津市で記者団に対し、「民主党は政権を担っていたこともあるので、こんにちまでのさまざまな経験を生かして、健全な野党第1党として切磋琢磨(せっさたくま)していけることを期待している。岡田新代表は経験豊富な政治家であり、通常国会は予算をはじめ重要な課題がたくさんあるので、建設的で活気ある議論を期待したい」と述べました。

▽維新の党の松野幹事長は国会内で記者団に対し、「民主党の代表選挙の中で、維新の党との合流が否定されたことは残念だ。野党として1つのまとまりを作ることが重要なのに、今の一強多弱の状況で国会を乗り切れるのかどうか非常に疑問だ。岡田新代表をはじめ新執行部の方からは、政権を狙える体制をどうやって組むのか、話を聞きたい。代表選挙での発言をよく精査し、距離感を考えていく」と述べました。

▽共産党の山下書記局長はNHKの取材に対し、「安倍政権の暴走を止めるため、また、国会の民主的な運営のため、協力できる点は協力したい。ただ、代表選挙を通じて自民党政治との対抗軸が見えてこなかったので、民主党が新しい代表の下でどのような旗を掲げるのかを注視していきたい」と述べました。

▽次世代の党の松沢幹事長は、「岡田新代表には、しっかりリーダーシップを発揮していただき、この国に真に必要な政策を、共に国会の場で真摯(しんし)に議論していきたい。国民生活に関わる喫緊の政治課題が山積するなか、党利党略に拘泥して政治のあるべき姿を見失うことなく、国民に責任を持てる審議を行っていきたい」という談話を発表しました。

◆民主新代表に岡田氏選出

〜決選投票で細野氏制す〜

<毎日新聞 (最終更新 01月18日 16時17分)>

 海江田万里代表の後任を選ぶ民主党代表選は18日、東京都内のホテルで開かれた臨時党大会で投開票され、岡田克也代表代行(61)が細野豪志元幹事長(43)と長妻昭元厚生労働相(54)を破って新代表に選出された。

 事前に行われた党員・サポーターと地方議員の投票結果は細野氏202ポイント、岡田氏199ポイント、長妻氏94ポイント。党所属の衆参両院議員と次期参院選の公認内定者の投票結果は細野氏96ポイント、岡田氏95ポイント、長妻氏74ポイント。合計で298ポイントを獲得した細野氏が1位、294ポイントの岡田氏が2位、168ポイントの長妻氏が3位となり、過半数を獲得した候補者がいなかったため、上位2氏が決選投票に進んだ。

 決選投票は国会議員と公認内定者によって行われ、岡田氏が133ポイントを獲得し、細野氏の120ポイントを上回った。

◆民主党代表選 きょう午後

〜国会議員ら投票〜

(1月18日 12時20分   NHKニュース)

民主党の代表選挙は、18日午後2時から開かれる臨時党大会で国会議員らによる投票が行われ、地方議員や党員・サポーターの票と合わせた結果で新しい代表が選出されます。

今月7日に告示された民主党の代表選挙は、長妻元厚生労働大臣、細野元幹事長、岡田代表代行の3人が立候補し、党をどのように立て直すかや、ほかの野党との連携の在り方などを争点に、選挙戦を繰り広げてきました。

18日は午後2時から東京都内のホテルで臨時党大会が開かれ、国会議員らによる投票が行われます。

代表選挙は、国会議員132人が1人2ポイントで264ポイント、来年の参議院選挙の公認候補予定者1人が1ポイント、地方議員およそ1600人が合わせて141ポイント、そして22万6000人余りの党員・サポーターが合わせて354ポイントの、合計760ポイントで争われます。

このうち、16日に締め切られた地方議員と党員・サポーターの票は、18日午前5時から開票作業が行われました。

臨時党大会では3人の候補者が最後の演説を行ったあと、先に地方議員や党員・サポーターの票の結果が発表されます。

そして、国会議員と来年の参議院選挙の公認候補予定者が投票を行い、合わせたポイントで過半数を獲得した候補者が新しい代表に選出されます。

また、過半数を得る候補者がいない場合は、上位2人を対象に国会議員らによる決選投票で新しい代表を決めることにしています。