2015年10月09日

◆再稼働の原発、事故起きたら

〜林経産相「政府の責任」〜

(2015年10月9日05時11分   朝日新聞)

 林幹雄経済産業相は8日、原発再稼働の責任について「事故が万が一起きたとなったら、政府の責任は十二分にある」と語った。朝日新聞などのインタビューに答えた。

 事故が起きた場合は「事業者として責任を全うするのが当然」としつつ、再稼働を進める政策判断をした政府の責任も認めた。また、再稼働判断は「事業者がする」と政府の従来の立場を述べたうえで、「政府が進めていいと判断し、それに基づいて事業者は事業をする」と話した。原発の新増設や建て替え(リプレース)は「現時点では想定していない」と従来の政府方針を繰り返した。

2015年10月08日

◆菅長官「県民の多くは歓迎」

〜島尻氏の沖縄・北方相就任〜

(2015年10月8日14時27分  朝日新聞)

 菅義偉官房長官は8日の記者会見で、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が振興策担当の島尻安伊子沖縄・北方相の就任について「基地と振興策は別々。混同することがあれば、ややこしい」と発言したことに対し、「それは知事の懸念ではないか。沖縄県民の多くの方は歓迎している」と語った。

 翁長氏は7日、島尻氏の就任について「とにかく基地と振興策は別々。それを彼女が混同しなければ、一番強力な味方になる。混同することがあれば、それはなかなかややこしいことになろうかなと

◆安倍改造内閣が本格始動

(2015年10月08日 11時33分  読売新聞)

 第3次安倍改造内閣が8日、本格始動した。

 新閣僚らが相次いで初登庁し、前閣僚からの引き継ぎなどに臨んだ。政府は9日にも全閣僚が参加する「TPP総合対策本部」の初会合を開き、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受けた国内産業対策の基本方針を取りまとめる。

 安倍首相は8日午前、首相官邸で記者団に、「1億総活躍社会の実現に向けて、今日から内閣一丸となって仕事を始めたい。結果を出すことで、国民の信頼を勝ち取り、さらに政策を前に進めたい」と抱負を語った。

 初入閣の馳文部科学相は同日午前、文科省内で下村前文科相との引き継ぎ式を行った。馳氏は、下村氏から2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた新国立競技場の整備や大学入試改革など68項目の引き継ぎ事項の説明を受けた。

 加藤1億総活躍相は内閣府に初登庁し、約50人の職員から拍手で迎えられた。これに先立ち、加藤氏は東京都内の自宅前で記者団に「私の仕事は(省庁間の)調整だ。突破力を求められている」と語った。

 島尻沖縄・北方相も初登庁し、引き継ぎを行った。島尻氏は10日に沖縄県入りし、翁長おなが雄志たけし知事と会談する方向で調整に入った。

◆「日韓で直接対話を」

〜慰安婦問題で米国務副長官〜

(2015.10.8 09:35更新   産經新聞)


 ブリンケン米国務副長官は7日、日韓間の最大の懸案になっている慰安婦問題について、「(日韓が)対話を通じ、折り合うことのできる恒久的な解決策が生まれることを願う」と述べ、日韓に同問題の解決を促した。

 ソウルでの講演で述べたと聯合ニュースが報じた。

 ブリンケン氏は同問題を「おぞましい人権侵害だ」と指摘した。米国は必要なら問題解決に協力するとしながらも「(日韓)両国が直接対話しなければならない問題だと考える」と述べ、日韓間で収拾を図るよう求めた。(ソウル 共同)

◆首相「国民的議論を深める」

〜憲法改正、拉致問題、普天間問題…にじむ解決への決意〜

(2015.10.8 05:00更新   産經新聞)

 9月の自民党総裁選で再選を決め、平成30年9月までの任期を手中に収めた安倍晋三首相。24年12月に再登板した首相は折り返し地点を迎え、いよいよ“後半戦”に突入するが、行く手にはいくつもの障壁が立ちはだかる。改造内閣の顔触れからは、その障壁に真っ向から挑もうとする首相の決意がにじみ出る。

 「この内閣は未来へ挑戦する内閣だ。1億総活躍という輝かしい未来を切り開くため、安倍内閣は新しい挑戦を始める」

 首相は第3次改造内閣を発足させた7日夜の記者会見で、次なるターゲットに定める「1億総活躍」の言葉に力を込めた。

 首相は改造内閣の成否を左右しかねないその任を初入閣の加藤勝信前官房副長官に委ねた。19年9月の第1次政権退任後に失意の中にあった首相を支え続けた側近中の側近だ。

 首相は加藤氏の起用理由について「官邸主導の政権運営を支えてきた。霞が関の関係省庁を束ね、強いリーダーシップを発揮してきた」と説明した。

 首相は加藤氏を拉致問題担当相にも任命した。北朝鮮による日本人拉致被害者の早期救出は首相の政治的宿命でもある。北朝鮮に拉致被害者らの再調査を約束させたが、報告期限の1年を過ぎても具体的な内容は示されていない。北朝鮮側の不誠実な対応に、高齢化が進む拉致被害者家族の不満が増大している。拉致問題担当相の加藤氏起用には、官邸主導で拉致被害者の早期救出と家族との関係を維持するという強いメッセージが込められている。

 また、日米両政府が合意した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、政府と沖縄県側の溝が深まる中、首相は沖縄県選出の参院議員、島尻安伊子氏を沖縄北方担当相に充てた。来年1月には宜野湾市長選を控えており、基地負担軽減や沖縄振興をさらに進めると同時に、島尻氏を閣僚として送り込み、沖縄県の民意の変化を促す狙いがある。

 「自民党で長年、農政を引っ張ってきた方だ」

 首相は記者会見で、農林水産相に起用した森山裕氏をこう紹介した。

 大筋合意にこぎ着けた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は、日本経済の成長戦略に欠かせないはずだが、大幅な関税引き下げに伴う負の側面ばかりが強調された。来年夏に参院選を控え、農業票が離反することは避けたい。首相は負の影響を最小限に抑え込む考え。国内対策のとりまとめ役として、自民党農水族を牽(けん)引(いん)してきた森山氏を充てたのは、そのためだ。

 参院選は安倍内閣の後半戦で最大のヤマ場となる。首相の悲願である憲法改正を成し遂げるには必勝態勢で挑む必要がある。首相は記者会見で決意を示した。

 「時代が求める憲法の姿、国のかたちについても国民的な議論を深めていきたい。少子高齢化をはじめ、長年の懸案だった諸課題に真正面から向き合って克服する。誇りある日本を作り上げ、そして次の世代にしっかりと引き渡していく」(峯匡孝)

◆44歳丸川珠代氏起用

〜平均年齢2・3歳若返り〜

(2015年10月07日 23時25分  読売新聞)

 今回の内閣改造は、閣僚19人のうち10人が交代する中規模改造となった。

 44歳の丸川環境相ら9人が初入閣するなど、首相は起用にあたって清新さも考慮したとみられる。

 改造内閣の平均年齢は60・1歳で、昨年12月の衆院選後に発足した第3次安倍内閣の62・4歳に比べ、2・3歳若返った。丸川氏は閣内最年少で、ただ一人の40歳代の閣僚となる。60歳以上は、第3次内閣発足時では14人だったが、今回は9人に減った。70歳代は2人で、最年長は75歳の麻生副総理。

 当選回数で見ると、入閣適齢期とされる衆院当選5〜6回の議員の初入閣が多い。馳文部科学相、高木復興相は当選6回(馳氏はさらに参院1回)、森山農相、加藤1億総活躍相は当選5回(森山氏はさらに参院1回)だ。初入閣9人は、2001年以降の自民党政権下では3番目に多い。

2015年10月07日

◆自民・栗原氏、出馬意向

〜大阪府知事選に:12日発表〜

(2015年10月7日12時21分  朝日新聞)

 11月22日投開票の大阪府知事選で、自民党の栗原貴子府議(53)が立候補する意向を固めた。党府連幹部によると、府議団側が擁立の条件としていた党本部からの推薦を得る見通しが立ったため。府連は12日、正式に擁立を発表する。

 栗原氏は6日夕、府庁内で記者団に「勝てる選挙になるかは最終的に府議団幹事長が判断してくれる。お任せすることにした」と話し、同日夜、大阪市内で府議団の花谷充愉(みつよし)幹事長と会談した。詰めの調整をしたとみられる。現職で大阪維新の会幹事長の松井一郎知事(51)も立候補を表明している。

◆安倍改造内閣、今夕に発足


〜河野氏、国家公安を兼務〜

<2015/10/07 13:06 【共同通信】>

 安倍晋三首相(61)は7日午後、内閣を改造し、菅義偉官房長官(66)が閣僚名簿を発表する。19人の閣僚のうち10人を交代させ、女性は1減の3人になる。初入閣は9人。国家公安委員長と防災担当相は、行政改革担当相に起用する河野太郎・自民党行革推進本部長(52)が兼ねる。拉致問題、女性活躍の担当相は「1億総活躍担当相」に就く加藤勝信官房副長官(59)が兼務する。夕方の皇居での認証式を経て、第3次安倍改造内閣が正式発足する。

 首相は政権運営の継続性を重視する観点から主要閣僚を留任させる一方、半数以上の閣僚交代で人事をめぐる自民党内の不満解消を図った。

◆安倍改造内閣発足へ

〜森山・丸川氏ら初入閣9人〜

(2015年10月07日 12時34分   読売新聞)

 第3次安倍改造内閣が7日夕、発足する。

 初入閣が固まったのは、農相の森山裕衆院議員、環境相の丸川珠代参院議員、安倍首相が新たな看板政策に打ち出した「1億総活躍社会」の担当相となる加藤勝信官房副長官ら9人。麻生副総理兼財務相と菅官房長官ら主要閣僚は留任の方向で、来年夏の参院選に向け政策の継続性を重視した布陣となる。

 農相に就く森山氏は、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受け、甘利経済再生相とともに今後、国内の農業対策を取りまとめていくこととなる。このほかに自民党からは、法相に岩城光英・自民党参院議員副会長、文部科学相に馳浩・元文科副大臣、国家公安委員長兼行政改革相に河野太郎衆院議員、沖縄・北方相に島尻安伊子参院議員、復興相に高木毅・元衆院議院運営委員長が初入閣する。経済産業相に就く林幹雄衆院議運委員長は、麻生内閣時の国家公安委員長以来の入閣となる。

◆安倍改造内閣 全容明らかに

(10月7日 2時04分   NHKニュース)

安倍総理大臣が7日行う第3次内閣改造の全容が明らかになりました。

新設する一億総活躍担当大臣に官房副長官の加藤勝信氏、環境大臣に参議院議員の丸川珠代氏、沖縄・北方担当大臣に参議院議員の島尻安伊子氏の起用が固まりました。また、石破地方創生担当大臣の留任も内定しました。

安倍総理大臣は、去年の衆議院選挙後に発足した第3次安倍内閣で初めてとなる内閣改造を、7日、自民党の役員人事と併せて行うことにしていて、その全容が明らかになりました。

それによりますと、麻生副総理兼財務大臣が留任、高市総務大臣が留任、法務大臣に自民党参議院議員副会長の岩城光英氏、岸田外務大臣が留任、文部科学大臣に自民党広報本部長の馳浩氏、塩崎厚生労働大臣が留任、

農林水産大臣に自民党TPP対策委員長の森山裕氏、経済産業大臣に衆議院議院運営委員長の林幹雄氏、太田国土交通大臣の後任に公明党政務調査会長の石井啓一氏、環境大臣に参議院厚生労働委員長の丸川珠代氏、

中谷防衛大臣が留任、菅官房長官が留任、復興大臣に元国土交通副大臣の高木毅氏、国家公安委員長兼行政改革担当大臣に自民党行政改革推進本部長の河野太郎氏、沖縄・北方担当大臣に参議院環境委員長の島尻安伊子氏、甘利経済再生担当大臣が留任、

今回の改造に合わせて新設する一億総活躍担当大臣に官房副長官の加藤勝信氏、加藤氏は拉致問題担当大臣と女性活躍担当大臣も兼務します。石破地方創生担当大臣が留任、遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣が留任となっています。

今回の改造では初入閣が9人、再入閣が1人、留任が9人、女性閣僚は3人となりました。

また、衆議院の官房副長官に自民党総裁特別補佐の萩生田光一氏の起用が決まり、参議院の世耕官房副長官は留任が内定しました。総理大臣補佐官は元法務副大臣の河井克行氏と、元総務副大臣の柴山昌彦氏が新たに起用されるほか、自民党参議院議員の衛藤晟一氏、国土交通省出身の和泉洋人氏、元中小企業庁長官の長谷川榮一氏は、それぞれ留任することが決まりました。

一方、自民党の役員人事では、新たに佐藤国会対策委員長の再任が決まったほか、安倍総理大臣は、これまでに谷垣幹事長、二階総務会長、稲田政務調査会長、茂木選挙対策委員長の党4役と、高村副総裁の再任を固めています。

安倍総理大臣は7日午前、自民党の役員人事を正式に決定するのに続いて、臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめます。そして、午後に公明党の山口代表と党首会談を行ったうえで、総理大臣官邸に組閣本部を設置して内閣改造を行い、菅官房長官が閣僚名簿を発表することにしています。

その後、皇居での認証式を経て、夕方にも第3次安倍改造内閣が正式に発足する見通しで、安倍総理大臣は7日夜、記者会見を行い、閣僚人事のねらいや、今後の政権運営などについて、みずからの考えを明らかにすることにしています。