2015年09月18日

◆与党きょう安保成立方針


〜野党、内閣不信任案提出へ〜

<2015/09/18 08:04 【共同通信】>

 国会は18日、集団的自衛権の行使を解禁する安全保障関連法案の成立をめぐり、与野党の攻防が最終局面を迎えた。与党は同日中に参院本会議で可決、成立させる方針。廃案を主張する野党側は、衆院に安倍内閣不信任決議案を提出して抵抗を一段と強める構えだ。民主党が参院に提出した中谷元・防衛相に対する問責決議案は、18日未明の参院本会議で与党などの反対により否決された。

 民主、維新、共産、社民、生活の野党5党は18日午前、党首会談を国会内で開く。5党は安保法案の成立は認められないとして内閣不信任案を共同提出する方針で一致しており、会談後にも衆院に提出する見通しだ。

◆安保法案 攻防最終局面に

〜参院本会議の採決巡り〜

(9月18日 4時45分   NHKニュース)

今の国会の最大の焦点である安全保障関連法案は17日、参議院の特別委員会で自民・公明両党と次世代の党などの賛成多数で可決されました。与党側が、18日にも参議院本会議で可決して成立を図る方針なのに対し、民主党など野党5党は、安倍内閣に対する不信任決議案を衆議院に共同で提出するなどして採決を阻止したい考えで、与野党の攻防は最終局面を迎えます。

安全保障関連法案を審議する参議院の特別委員会は、17日、野党が提出した鴻池委員長に対する不信任動議の採決が行われ、自民・公明両党などの反対多数で否決されました。そして、民主党などが抗議するなか法案の採決が行われ、自民・公明両党と、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革の賛成多数で可決されました。

これを受けて、参議院議院運営委員会の理事会で中川議院運営委員長が、法案を参議院本会議に緊急上程することを職権で決めました。

これに反発した民主党は、参議院に、中川議院運営委員長の解任決議案と、中谷防衛大臣兼安全保障法制担当大臣の問責決議案、それに山崎参議院議長に対する不信任決議案を相次いで提出し、このうち中川委員長の解任決議案と中谷防衛大臣の問責決議案は、18日未明までに、自民・公明両党と次世代の党などの反対多数で否決されました。これらの決議案の採決は法案の採決より優先されるため、安全保障関連法案の採決は18日以降に先送りされました。

こうしたなか、民主党など野党5党は18日午前、党首会談を開いたうえで、安倍内閣に対する不信任決議案を衆議院に共同で提出することにしています。

また民主党は、安倍総理大臣に対する問責決議案を参議院に提出するなどして、法案の採決を阻止したい考えです。

これに対し与党側は、これらの決議案を、次世代の党などと共に順次否決したうえで、できるだけ早く参議院本会議での法案の採決にこぎ着け、18日にも法案を可決して成立を図る方針です。

このように、集団的自衛権の行使を可能にすることなどが盛り込まれ、戦後日本の安全保障政策の大きな転換となる安全保障関連法案の採決を巡る与野党の攻防は、最終局面を迎えます。

◆安保法案が参院特別委で可決

〜野党、内閣不信任案提出へ〜

<2015/09/18 01:38 【共同通信】>

 歴代政権が認めなかった集団的自衛権の行使を解禁する安全保障関連法案は17日の参院平和安全法制特別委員会で、与党などの賛成多数により可決した。与党は、民主党など野党が審議打ち切りに反対する中で採決を強行した。参院本会議に緊急上程し、18日成立を狙う。民主、維新、共産、社民、生活の野党5党は国対委員長会談で、内閣不信任決議案を衆院に共同提出する方針を決めた。閣僚の問責決議案なども提出し成立阻止へ抵抗を強めた。

 法案は、民主党が提出した鴻池祥肇委員長(自民党)の不信任動議を与党などの反対多数で否決した直後に採決された。

◆虚を突く可決、周到に準備

〜自民、前夜からシナリオ〜

2015年9月18日05時03分

 8分あまりの強行劇。怒号が飛び交うなかで行われた採決だった。しかし、その筋書きは周到に準備されていた。

 17日午後4時半ごろ、参院特別委員会の鴻池祥肇(よしただ)委員長に対する不信任動議が否決された。委員会室の外で待機していた鴻池氏が右、左、正面とお辞儀して委員長席に腰を下ろした。

 民主党の福山哲郎理事が「これからの議題は何ですか」と話しかけながら委員長席に歩み寄った瞬間だった。委員会室の後方に控えていた約10人の自民党議員が鴻池氏をガードするためにスクラムを組んだ。

 同時に、安倍晋三首相も閣僚席に座り、中谷元防衛相と岸田文雄外相が続く。

 前日夕から足踏み状態にあった委員会が、あっという間に安全保障関連法案の採決の舞台へと転換した。

 虚を突かれた野党議員は、一瞬遅れて委員長席に押し寄せた。鴻池氏の横に陣取った自民の佐藤正久筆頭理事が、手で合図する。すると同党の山本一太議員が法案の質疑を終え、ただちに採決に入ることを求める緊急動議を読み上げた。

 混乱を尻目に、安倍首相は採決の結果を見ることもなく、委員会室を足早に立ち去った。

 鴻池氏は採決の進行を記した紙を読み上げるが、聞こえない。佐藤氏が与党議員に起立を促す。民主の小西洋之氏が委員長席の後ろから自民議員の輪の中に飛び込むが、佐藤氏にはじき飛ばされた。

 こうして関連法案は可決された。野党議員から「無効、無効」の大合唱が起きるが、自民の議員らに囲まれたまま鴻池氏は委員長席を後にした。

 鴻池氏は上着のポケットに、野党議員に進行表を奪い取られることを想定して、人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の歌舞伎上演のチラシをダミーとしてしのばせていた。
(高橋福子 明楽麻子、高橋福子、上地一姫)

2015年09月17日

◆安保法案が参院特別委で可決

〜野党、内閣不信任案提出へ〜

<2015/09/17 17:10 【共同通信】>

 歴代政権が禁じてきた集団的自衛権の行使を解禁する安全保障関連法案は17日の参院平和安全法制特別委員会で、与党などの賛成多数により可決した。与党は参院本会議での成立を急ぐ。廃案を目指す野党は審議打ち切りに反発し、内閣不信任決議案などで抵抗する構えだ。安保国会は重大局面に突入した。

 法案は自衛隊法や武力攻撃事態法など10本の改正案を一括した「平和安全法制整備法案」と、他国軍の後方支援を随時可能にする新法「国際平和支援法案」の2本。

 米国など「密接な関係にある他国」に対する武力攻撃が発生した場合に「存立危機事態」と認定されれば、集団的自衛権の行使を可能にする。

◆安保法案、参院特別委で可決

〜採決強行、総括質疑無く〜

(2015年9月17日16時50分  朝日新聞)

 安全保障関連法案は17日午後4時半ごろ、参院の特別委員会で採決が行われ、自民党、公明党などの賛成多数で可決された。民主党など野党が反対する中、与党が採決を強行した。与党は17日中の参院本会議で成立を目指すが、野党は反発を強め、国会前では市民による大規模な反対デモも続いている。

 休憩に入っていた特別委は17日午後1時に再開され、野党が出した鴻池祥肇(よしただ)委員長の不信任動議を賛成少数で否決。その後、鴻池氏が委員長席に戻ったあとで、これまでの審議を締めくくる総括質疑を行わないまま、採決を強行した。

 民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党5党は16日の党首会談で、与党が特別委での採決を強行した場合、内閣不信任決議案、問責決議案の提出を含め、あらゆる手段で法案成立を阻止することを確認している。

 与党はこれらの決議案を否決したうえで、法案を参院本会議で可決させる日程を描いている。すでに17日の衆参本会議の開会を職権で決めており、与野党の攻防は本会議に舞台を移して続く見通しだ。

◆鴻池委員長の不信任動議を否決

〜参院特別委〜


(2015年09月17日 16時30分  読売新聞)

 参院平和安全法制特別委員会は17日午後、民主党など野党が提出した鴻池祥肇委員長の不信任動議を否決した。

◆自民・民主が国対委員長会談

〜安保法案特別委は一時休憩〜

(2015年9月17日10時42分   朝日新聞)

 安全保障関連法案を審議する参院特別委員会は17日午前10時前、野党が鴻池祥肇(よしただ)委員長の不信任動議を提出し、いったん休憩となった。その後、同日午前10時すぎから参院自民、民主の両国会対策委員長が国会内で会談。安保関連法案をめぐる与野党のせめぎ合いが続いている。

◆安保採決めぐり攻防続く


 〜野党、特別委開会に抵抗〜

<2015/09/17 05:23 【共同通信】>

 与野党は17日、安全保障関連法案の参院平和安全法制特別委員会での採決をめぐり攻防を続けた。特別委開会に先立つ理事会は同日午前3時半すぎに休憩に入り、同8時50分に再開する予定だ。与党が目指した16日夜の質疑終結を阻んだ野党側は、引き続き議員を大量動員し開会に抵抗する構え。与党は週内成立の方針を維持しており、17日中に採決したい考えだ。参院議院運営委員会は17日の参院本会議開催を委員長職権で決めている。

 与党は16日夜に特別委で安倍晋三首相が出席して締めくくり質疑を行って質疑を終結し、同日中にも採決する日程を描いていた。

◆橋下氏、知事選候補松井氏指名

〜平松氏出馬なら「歓迎」 市長選も意中の人物〜

(2015.9.16 18:38更新    産經新聞)

 11月22日投開票の大阪府知事、大阪市長のダブル選挙をめぐり、大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は16日、候補者選定について「一任取り付けで、僕が預かっている」と述べた上で、府知事候補は現職の松井一郎幹事長がふさわしいとの考えを示した。市長候補とともに9月中に正式決定するが、事実上、府知事候補は確定した格好だ。

 市長候補についても「悩んだってしようがない」と述べ、意中の人物を決めていることを明かした。本人に打診はしていない。橋下氏自身の再選出馬は「やらない」と重ねて否定した。

 市長候補を選ぶ基準については「言えば誰か分かってしまう」と語らなかったが、これまでも「地方議員やその出身者が王道」と繰り返し述べており、大阪維新所属で大阪市議出身の井上英孝氏=大阪1区、吉村洋文氏=比例近畿=の両衆院議員や、現職市議らが念頭にあるとみられる。

 また、ダブル選の争点について、大阪都構想の設計図を修正する議論を続けるか▽都構想は完全に終わらせるのか−になると主張。5月の住民投票での反対多数から半年で再び都構想を掲げる理由について、自民党が主導した大阪戦略調整会議(大阪会議)での政策調整や総合区導入の議論が「進んでいない」ことを挙げた。

 都構想への再挑戦の争点化について「自民に大阪会議や総合区の議論を進めさせるカウンター(対抗策)としても意義がある」と持論を展開した。

 都構想に反対の立場で知事選への出馬の準備を進める前大阪市長の平松邦夫氏についても、「争点が明確になってよい」と立候補を歓迎する考えを示した。