2016年03月04日

◆歴代共和党候補「反トランプ氏」

〜ロムニー氏ら指名阻止訴え〜

<2016/3/4 06:10   共同通信>

 【ワシントン共同】米大統領選に向けた共和党指名争いをめぐり、2012年の同党大統領候補ミット・ロムニー氏(68)が3日、西部ユタ州で演説し、1日のスーパーチューズデーで勝利した実業家トランプ氏(69)について「偽物、ペテン師だ。大統領としての資質がない」と非難、指名を阻止するよう共和党員に訴えた。

 08年の同党大統領候補、マケイン上院議員(79)も声明を出し、「懸念を共有している」と賛同。直近の大統領候補2人がそろって共和党の先頭走者に反対を公式表明する異例の事態だ。

 トランプ氏の勢いを止めるのは困難だとの見方も多いが、同党の分断はさらに深まりそうだ。

◆国立公園の観光活用指針設定へ

〜商業施設を整備〜

(2016年03月04日 03時00分    読売新聞)

 政府が成長戦略の一環として進める観光振興策が明らかになった。

 国立公園に観光客を呼び込むため、公園内で大型の会議場や商業施設などの整備を促す指針を設ける。スマートフォンを使いやすくするよう携帯電話の基地局も整える考えで、2016年度に全国5か所程度の公園で実証実験を行う。安倍首相が4日、こうした方針を経済団体の代表と関係閣僚が意見交換する「官民対話」で指示する。

 国立公園は全国に32か所ある。利用者は1991年の4億1596万人をピークに、現在はおおむね年間3億人台で推移している。

 日本は公園運営について、景観や動植物の保護を重視してきた。一方、米国では自然保護と集客のバランスを図り、商業施設などを備えた国立公園が人気を集めている。政府は、こうした例を参考に、集客にも力を入れていく方針に転換する。

◆民・維、党名を公募へ 

〜アイデア百出、党内協議は難航か〜

(2016年3月3日22時31分   朝日新聞)

 民主党と維新の党は3日、合流に伴う新しい党名を公募することを決めた。4〜6日に両党のホームページなどで呼びかけ、候補名を募る。夏の参院選に向けて有権者の関心を集める狙いもあるが、両党内で浮上しているアイデアだけでも「百家争鳴」状態。公募後に党名を決める手順も固まっておらず、協議は難航しそうだ。

 民主、維新両党による党名検討チームの赤松広隆・民主最高顧問は3日、党名を公募する手続きについて「国民の幅広い英知を集め、関心を持ってもらうことが目的だ」と語った。

 別の狙いもあるようだ。民主側は「民主」を残すような名前にすることを、維新は党名刷新をそれぞれ要求。「いくら議論しても決着しない」(維新の江田憲司前代表)との懸念から、対立を表面化させないための手法といえる。

 実際、両党内でアイデアは「百出」している。(村松真次、高橋健次郎)

2016年03月03日

◆官房長官 北朝鮮の動向に緊張感持ち警戒監視

(3月3日 12時30分  NHKニュース)

菅官房長官は午前の記者会見で、北朝鮮が日本海に向けて短距離ミサイルか、ロケット弾とみられる数発を発射したことについて、日本の安全保障に影響がある事態とは認識していないとしたうえで、緊張感を持って警戒監視に当たる考えを示しました。

この中で菅官房長官は、北朝鮮が3日午前、日本海に向けて短距離ミサイルか、ロケット弾とみられる数発を発射したことについて、「北朝鮮のミサイルの動向は重大な関心を持って平素から情報収集、分析に努めている。わが国に飛来する飛しょう体は確認されていない。わが国の安全保障に直接、影響のある事態が発生したとは認識をしていない」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は「アメリカと韓国と連携しながら、北朝鮮に対し挑発行動の自制、関連する国連安全保障理事会決議などの順守を求めていくとともに、いかなる事態にも対応ができるよう緊張感を持って警戒監視をしている」と述べました。

また菅官房長官は、国連安保理で北朝鮮に対する制裁決議が採択されたことについて、「わが国は国連安保理の非常任理事国として決議採択にあたって強く貢献し、わが国の主張も相当数盛り込まれた強い内容の決議につながった。北朝鮮に対し、さらなる核実験や発射等の挑発行動を決して行わないよう強く求めていきたい」と述べました。

◆首相「国際社会と厳格に実施」 

〜北朝鮮への安保理決議〜

(2016年3月3日09時47分   朝日新聞)

 安倍晋三首相は3日朝、国連安全保障理事会が北朝鮮への制裁を強化する決議を採択したことについて、首相官邸で記者団に「今回の大変厳しい決議は、北朝鮮に対する国際社会の明確なメッセージだ。日本の考え方も相当盛り込むことができ、国際社会と協力して厳格に実施していく」と述べた。

 また、「決議には人道問題についても触れられている」とし、「拉致問題の解決は安倍政権にとって最重要課題。拉致、核、ミサイル問題の解決を北朝鮮に強く求めていく」と強調した。

◆安倍首相「改憲、在任中に」18年9月までを念頭

(2016年3月3日02時17分  朝日新聞)

 安倍晋三首相は2日の参院予算委員会で、憲法改正について「私の在任中に成し遂げたいと考えている」と述べ、強い意欲を示した。夏の参院選で改憲勢力が3分の2を確保し、2018年9月までの自民党総裁任期を念頭に国会発議と国民投票による実現をめざす考えを示したものだ。

 首相は同時に「我が党だけで(発議に必要な)3分の2を(衆参で)それぞれ獲得することは不可能に近い。与党、さらに他の党の協力もいただかなければ難しい」とも語り、改憲に向けたハードルが高いとの認識も示した。

 質問した民主党の大塚耕平氏は、自民党の憲法改正草案についても安倍首相の見解をただした。首相は「閣法(内閣提出法案)として出すならお答えするが、党としての立場を示していることについては(衆参の)憲法審査会で我が党の議員と丁々発止のやりとりをしてほしい」と述べ、具体的な改正項目などについては明言を避けた。

2016年03月02日

◆あんたらが言う!? 民主出身の維新議員

〜「民主は反省足りない」の声相次ぐ〜

(2016.3.2 18:01更新    産經新聞)


 維新の党は2日の両院議員懇談会で、民主党との新党結成などについて意見交換したが、民主党出身議員からは「民主党は政権を失ったことへの反省が足りない」「民主党は決められない政党だった」といった声が相次いだ。石関貴史国対委員長が終了後の記者会見で明らかにした。

 その石関氏も民主党出身だ。会見では「政権与党時代の民主党にいて、議論ばかりでなかなか決まらない場面もあった。反省は生かして新しい党につなげていきたい」と指摘。その上で「今のままの民主党に戻るつもりはない。新党協議を経て新しい党をつくり、そこに参加する。過去に民主党に籍があった維新の議員はおおむね同じ気持ちだ」と強調した。

 また、新党名をめぐり民主党や連合に「民主」にこだわる意見が多いことを受け、「なぜ古いものにこだわるのかよく分からない」と指摘し、「失敗をしたら反省をもとに新しいものをつくっていくのは当たり前だ」と述べた。

 ただ、この日は民主、維新両党による新党名と綱領に関する検討チームがそれぞれ始動したばかり。言いたい放題の維新の民主出身議員に対し「あなたたちが言える立場か?」(維新関係者)との声も…。

◆安倍首相「私も花粉症だ」

〜参院論戦、花粉症の民主・小川氏と同病相哀れむ形でスタート〜

(2016.3.2 10:22更新    産經新聞)

 安倍晋三首相は2日午前の参院予算委員会で、政府としての花粉症対策について「私も花粉症だ。医療費にも直結する話なので、よく研究してみたい」と述べた。民主党のトップバッターとして質問に立った小川敏夫参院幹事長に答えた。

 小川氏は冒頭、首相に「私は花粉症だが、マスクを外し、頭もシャープにして質問するため薬も飲んでこなかった」と述べた上で、「質問通告していないが、(政府として)花粉症対策を本腰を入れて取り組んでいただきたい」と要請した。

 首相も自身の花粉症を告白。その上で、かつて「自民党花粉症等アレルギー症対策議員連盟(ハクション議連)」の一員として花粉症対策に取り組んできたことを紹介しながら、前向きな姿勢を示した。

 参院では2日から、平成28年度予算案の実質審議が始まった。夏の参院選をにらみ憲法や安全保障、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などをテーマに与野党の活発な論戦が予想されるが、“同病相哀れむ”形で和やかにスタートした。

◆指名獲得へ、戦い白熱…スーパーチューズデー

(2016年03月02日 00時29分  読売新聞)

 【ワシントン=小川聡】米大統領選は1日、予備選・党員集会が集中する序盤戦最大のヤマ場となる「スーパーチューズデー」を迎えた。

 民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、それぞれ優勢に戦いを進めている。投票は1日朝(日本時間1日夜)から始まり、同日深夜(同2日昼)に大勢が判明する見通しだ。

 民主党は、クリントン氏が序盤の接戦とはうってかわり、27日のサウスカロライナ予備選で圧勝して勢いに乗っている。世論調査では、12州・地域で争われるスーパーチューズデーでも多くの州でリードしており、バーニー・サンダース上院議員(74)に大差を付けることができれば、指名獲得が一気に近付く。

◆首相、悲願の改憲を争点化へ 

〜参院「3分の2」確保狙う〜

(2016年3月2日05時01分   朝日新聞)

 2016年度予算案の今年度内成立が確定し、夏の参院選に向けた各党の動きが本格化する。憲法改正がかつてなく問われる選挙となり、自民、公明両党に一部野党を加えた改憲勢力が「3分の2」を得るかどうかが焦点だ。衆参同日選も視野に入る中、選挙結果によっては、いまの憲法がつくってきた国のありようが変わる可能性がある。

 「自民党総裁として、党が長年言ってきた憲法改正をやりたい。緊急事態条項の改正はできないでしょうか」

 安倍晋三首相は最近、懇意にしている公明党の太田昭宏前国土交通相に打ち明けた。大災害や戦争時の政府の権限などを定める緊急事態条項の新設は、自民党が改憲の有力な項目に掲げる。

 「緊急事態はあいまいだから、なかなか簡単ではないですよ」。太田氏は首相にこう返したが、改憲への強い思いを感じ取った。

 安倍首相は年明け以降、憲法改正をめぐる発信を強めている。1月4日の年頭記者会見では「参院選でしっかり訴えていく」と表明。3月1日の衆院予算委員会でも、「『3分の2』が可能となったもの(項目)から憲法改正に取り組んでいきたい」と述べた。民主党の緒方林太郎氏が「お試し改憲だ」と批判すると、首相は「できるものからというのは当たり前だ」と強く反論した。

 首相に呼応するかのように、首相自身が特別顧問を務める日本会議国会議員懇談会の憲法改正プロジェクトのメンバー十数人が1日、「国家緊急事態と人権保障」をテーマに国会内で勉強会を開いた。出席議員は「憲法改正は参院選の争点になるべきだ」。

 憲法改正については自民内にも「訴えても票にならない」(参院ベテラン議員)と消極的な声がある。だが、それでも首相は「我が党は結党以来、党是として憲法を改正すると申し上げている」と繰り返す。党是とは、結党時の「政綱」に盛り込まれた「現行憲法の自主的改正」との文言だ。首相が敬愛する祖父・岸信介氏が初代幹事長として深く関わり、首相にとっても悲願だ。

 首相は夏の参院選を、悲願を実現に近づける最大のチャンスと位置づける。憲法改正の発議には、衆参各院で「3分の2」以上の賛成が必要。衆院では自公両党で3分の2を確保しており、参院の議席が焦点になる。

 自公に加え、改憲に積極的なおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党で78議席を得れば、参院で改憲勢力が3分の2に達する。2013年の参院選では自公だけで76議席を得ており、首相官邸の関係者は「大きく取りこぼさなければ、3分の2に届く可能性がある」と語る。
(石井潤一郎、鯨岡仁、笹川翔平)