2016年02月25日

◆「体罰あったと認識、控訴せず」大阪市長

〜遺族に「筆舌に尽くしがたくお悔やみ」〜

( 2016.2.24 20:07更新   産經新聞)

 大阪市立桜宮高バスケットボール部の主将が顧問の元教諭に体罰を受け自殺した事件で、体罰と自殺との因果関係を認定して市に遺族への約7500万円の賠償を命じた東京地裁判決を受け、吉村洋文市長は24日、記者団に「司法判断を尊重して私も因果関係があったと認識し、控訴はしない」と明らかにした。賠償金については今後、元教諭に負担を求めることになるとの考えを示した。

 市は裁判では因果関係を認めない主張をしていた。吉村市長は「税金が関係するので司法判断を求めること自体は間違いではなかった」とした上で、「司法判断を受け、控訴審での争いに力を割くよりは同じような事件、体罰を二度と起こさないことに力を割くべきだと判断した。市は元教諭の使用者責任がある」と語った。

 自殺した生徒と遺族に対しては「気持ちを考えると本当に筆舌に尽くしがたいと思いますし、心からお悔やみを申し上げたい」と述べた。そして「学校は子供にとって最も安全な場所でなければならず、市教委にも徹底的に各学校に指導してもらわないといけない。体罰やいじめを二度と起こさないようしっかりと取り組む」とした。

◆民主・維新合流26日にも正式合意

〜生活も検討〜

(2016年02月25日 03時00分   読売新聞)

 民主、維新両党は、維新の党内手続きが終わる26日にも党首会談を開き、3月に合流することで正式に合意する。

 両党はその後、速やかに「新党準備協議会(仮称)」を設置、新党名や綱領などの検討に着手する予定だ。他の野党や無所属議員にも同時参加を呼びかけ、自民党に対抗する野党勢力の結集を図る。生活の党は参加を前向きに検討する方向だ。

 民主党の岡田代表は24日の臨時常任幹事会で、維新との合流について、大半の民主党議員が一度離党し、解党した維新議員の移籍に合わせて新名称となった民主党に再入党する――との合流案を説明した。

 新党名は「略称『民主』になる案と、『民主』を含まない案の二つに絞った上で、客観的に決めたい」と述べた。世論調査などを活用したい考えだ。出席者から党名変更への反対意見が出たため、異例の挙手採決で了承を取り付けた。

2016年02月24日

◆民主、維新との合流方針を了承

〜新代表は岡田氏有力〜

<2016/2/24 12:54  共同通信>

 民主党の岡田克也代表は24日、臨時の役員会、常任幹事会を国会内で開き、維新の党との合流方針を正式に提示し、賛成多数で了承された。維新の松野頼久代表と週内に党首会談を行い、正式合意したい考えだ。維新は両院議員懇談会を国会内で開催。25日までに地方議員から意見を聞くなどして手続きを急ぐ。合流新党の代表には岡田氏の就任が有力視されているが、民主党内には代表選の実施を求める声もある。

 3月中の結党を目指す岡田、松野両氏は、維新が解党して民主に加わる存続合併方式で合流する案をそれぞれ党内に提案した。「新党結成」を印象付けるため、党名やロゴ、綱領を刷新する。

◆おおさか維新代表「誤解なくなる」…2党合流で

(2016年02月24日 00時09分    読売新聞)

 おおさか維新の会の松井代表(大阪府知事)は23日、民主、維新両党の合流について府庁で記者団に「民主党に『偽物維新』が吸収されて良かった。(党名で)誤解され、間違われることがない」と述べた。

 「(合流は)選挙互助会で、共産党と選挙協力する。野合談合でしかない」とも語った。

2016年02月23日

◆民主・維新が3月合流へ

〜新党名を検討、結党大会も〜

<2016/2/23 13:24  共同通信>

 民主党と維新の党は両党の合流に向け最終調整に入った。民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表は23日午前、幹部会合をそれぞれ国会内で開き、両党が合流する案を示した。党名やロゴの変更を提案し、3月中に結党大会を開く考えも表明した。夏の参院選に向けイメージ刷新が必要との判断がある。24日には民主が役員会と常任幹事会、維新が両院議員懇談会と臨時執行役員会を開く予定で、了承が得られれば両氏は週内に党首会談を開き、正式合意したい考えだ。

 野党では、共産党が与党候補に対抗するため、参院選の1人区で候補を取り下げる方針を決定した。

◆北朝鮮サッカー女子の日本入国認める

〜「特別な事情」〜

(2016年2月23日11時13分   朝日新聞)

 菅義偉官房長官は23日の記者会見で、29日から大阪で始まる女子サッカーのリオ五輪アジア最終予選に出場する北朝鮮代表チームの入国を認めると表明した。北朝鮮による長距離弾道ミサイルの発射を受け、10日に決定した独自制裁で北朝鮮籍者の入国を原則禁止としたが、今回は「特別な事情」にあたると判断した。

 菅氏は「国際スポーツ界において、国籍等による差別は禁止という考え方が浸透している。こうしたことを勘案し、査証が発行される」と述べた。日本政府によると、15日に入国申請があったという。

2016年02月22日

◆各県最低「2議席」維持…衆院選改革の自民案

(2016年02月22日 14時44分  読売新聞)

 衆院選挙制度改革を巡り、自民党が今国会提出を目指す公職選挙法改正案の概要が22日、分かった。

 地方の声を国政に反映させることを名目に、鳥取、島根など人口が少ない県でも定数(議席数)を2以上維持しながら、小選挙区定数の「0増6減」を実現することが柱だ。最高裁が「1票の格差」の主要な要因として廃止を求めた「1人別枠方式」が事実上、温存されることになる。

 自民党案を、2010年国勢調査(国調)の人口を使って試算すると鹿児島、岩手、熊本、青森、三重、沖縄の6県が定数削減の対象となる。しかし、15年国調の結果次第では、削減対象の県が入れ替わる可能性がある。

 自民党案は▽現行の都道府県ごとの定数から1引く▽その数で人口を割る▽その数が少ない順に6県を並べ、定数を各1減する――という手順だ。

◆自民大阪府連、女性官僚を公認申請へ 


〜参院選大阪選挙区〜

(2016年2月22日11時50分  朝日新聞)

 自民党大阪府連は22日、選挙対策委員会を開き、夏の参院選大阪選挙区(改選数4)の擁立候補として、外務省女性参画推進室長の松川るい氏(44)=22日付で辞職=を党本部に公認申請することを正式に決めた。府連は昨年、3選を目指す北川イッセイ氏(73)の公認を申請したが、党本部は年齢面などを危惧し、差し戻し状態となっていた。北川氏とともに申請するが、党本部が松川氏に絞り込む見通しだ。

 松川氏は1993年に外務省入省。日中韓協力事務局次長などを歴任し、2014年に同省女性参画推進室の初代室長に就いた。大阪市の四天王寺中・高校を卒業している。中山泰秀府連会長は記者団に「女性活躍推進というスローガンを地でいく象徴的な候補だ」と語った。

 13年に改選数が3から4に増えた大阪選挙区には今回、民主党が現職の尾立源幸氏(52)、公明党も現職の石川博崇氏(42)を擁立。共産党は新顔の渡部結氏(34)、おおさか維新の会は新顔の浅田均氏(65)を立てる。

◆自民、定数10減を伝達

〜大島議長、各党聴取〜

<2016/2/22 13:38   共同通信>

 大島理森衆院議長は22日午前、議員定数削減などの衆院選挙制度改革をめぐり、自民党の谷垣禎一幹事長と国会内で会談した。谷垣氏は2015年の国勢調査結果に基づき、選挙区の区割りを見直すとともに、議員定数を小選挙区で6、比例代表で4削減する方針を伝えた。大島氏は「多数で押し切るものでなく、各党でしっかり議論するのが必要だ」と述べ、与野党による協議を求めた。

 大島氏は民主党の枝野幸男、公明党の井上義久両幹事長からも個別に聴取。与野党の合意形成を促す。

 谷垣氏は、24日に選挙制度改革に関する党会合で新たな方針を提示したい考えを示した。

◆「日中議員会議」4年ぶり開幕

〜北朝鮮の核問題を議論へ〜

(2016年2月22日10時56分  朝日新聞)

 参議院の超党派議員団と中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の代表団との定期交流「日中議員会議」が22日午前、北京の人民大会堂で約4年ぶりに始まった。同日午後には中国共産党序列3位の張徳江(チャントーチアン)・全人代常務委員長との会談も予定されている。

 日本側は団長の溝手顕正氏(自民)をはじめ民主、公明、共産各党の参院議員10人。北朝鮮の核問題をはじめ、中国が人工島建設を進める南シナ海問題や対立が続く東シナ海の情勢などが議題に上る見通しだ。中国は1月の北朝鮮による核実験以降、日本からの外相電話協議の呼びかけに応じないなど政府間の意思疎通ができていないなか、議員同士で意見を交わす。

 同会議は2007年3月に東京で第1回を開催。12年3月の第5回以降、同年9月の日本政府による尖閣諸島(沖縄県)の国有化に中国が反発したことなどから開かれていなかった。4年ぶりの開催は、一昨年と昨年に日中首脳会談が実現するなど、関係回復の兆しが見えるなかで実現した。衆院と全人代との定期交流会議は昨年再開している。(北京=倉重奈苗)