2016年07月31日

◆中韓“蜜月”終わりの始まり

〜ミサイル防衛で機嫌損ねた中国、経済報復怯える韓国〜

(2016.7.31 15:00更新   産經新聞)

 韓国が、最大の貿易相手国・中国の経済報復に戦々恐々としている。中国が反対していた米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を決めたのが発端だ。北朝鮮の核・ミサイルの脅威から国民を守る安全保障を優先した判断のため朴槿恵(パク・クネ)大統領は「ほかに北朝鮮のミサイルからわが国を守る方法があるなら示してもらいたい」と国内の批判には逆ギレぎみ。それでも、高圧的な中国の態度に貿易や観光の規制などを仕掛けてきかねないと懸念が広がっている。

 「残念に思う」と中国
 THAADは、最高高度150キロで敵の弾道ミサイルを迎撃する米軍の最新鋭地上配備型の迎撃システムで、韓国国防省は慶尚北道星州に配備すると発表した。中国は、かねてから同システムの高性能レーダーが自国内陸部の軍部隊の監視に利用される恐れがあるとして強く反発してきた。

 聯合ニュース(日本語電子版)によると、24日には東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議が開かれていたラオス・ビエンチャンで、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が中国の王毅外相に「最近の韓国の行動は双方の信頼を損ねた。残念に思う」と批判され、「(中韓関係を維持するため韓国が)どのような実質的な行動を取るか聞きたい」と撤回を求められる始末だ。

 同じビエンチャンでは24日深夜、王氏は宿泊するホテルに設けた会談場で尹氏に高圧的にこう要求した。
「再度忠告する。韓国は中国の正当で合理的な懸念に真剣に向き合い、考えて行動せよ」

 「歴代最高の中韓関係」が…
 朴氏は2013年の政権発足後、中国との関係緊密化に動いてきた。昨年には中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への加盟を決断し、北京で中国人民解放軍の軍事パレードを観閲。そうして「歴代最高の中韓関係」(韓国政府)を築き上げてきた。

 中国は韓国にとって貿易総額の20%を超す最大の貿易相手国だ。また昨年、韓国を訪れた中国人観光客は外国人観光客全体の45%を占めるお得意様といえる。それだけに中国が貿易や観光を規制するなどの報復措置にでれば、韓国経済がダメージを受けるため、韓国の一部野党からは「中韓関係の悪化が想定されるのに説明が不十分だ」と不満の声が上がる。韓国経済界にも警戒感が強まっているのだという。

 珍しく日本の姿勢を肯定
 くしくもAIIBが副総裁ポストから韓国出身者を締め出すかのごとき組織変更を発表したのが、韓国がTHAAD配備を決定した日と重なることから中国による報復説も浮上。中央日報(日本語版)に掲載された韓国経済新聞の社説は「中国は信じるに値する国なのか」と指摘した。

 そうしたなか、朝鮮日報(日本語版)はコラムで日本が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を国有化した際、中国で日本製品の不買運動が起き、日本を訪れる中国人観光客による予約キャンセルが相次ぎ、一部地域でデモ隊が日本企業の工場や店舗に乱入した事実を説明。

報復の脅しに動じなかった日本人は「一度屈服すれば、中国は無茶な要求を繰り返す。中国が国際秩序に従う国になるよう、日本と国際社会が力を合わせるべきだ」と話す−と日本の姿勢を珍しく肯定的に紹介した。

 韓国の安全のための決断をも「信頼を損ねた」と撤回を求める中国との関係強化の危険性に、韓国もようやく気付き始めたというべきだろうか。

◆都知事選、推定投票率32・39%…午後5時

(2016年07月31日 17時28分  読売新聞)

 東京都の舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選は、31日午前7時から投票が始まった。

 都選挙管理委員会が発表した午後5時現在の推定投票率は32・39%。前回2014年の同時刻と比べて4・16ポイント上回っている。

 投票は、午後8時までに締め切られ、即日開票される。同日夜には大勢が判明する見通し。

 都知事選には、過去最多の新人21人が立候補した。選挙戦は、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)(民進、共産、社民、生活推薦)、元総務相の増田寛也氏(64)(自民、公明、こころ推薦)、元防衛相の小池百合子氏(64)の3人を軸に展開された。

◆安倍首相、橋下徹氏と会食

〜「憲法審査会で議論やりたい」〜

(2016年7月31日07時27分   朝日新聞)

 安倍晋三首相は30日夜、東京都内のホテルでおおさか維新の会の橋下徹・前代表と会食した。首相は憲法改正について「憲法審査会で議論をやっていきたい」と述べ、議論を促進したいとの意向を示した。おおさか維新も前向きに応じた。


 会食には、菅義偉官房長官とおおさか維新の松井一郎代表、馬場伸幸幹事長も同席。首相は憲法改正に対する「強い思い」(出席者)を示したという。おおさか維新も独自の改憲草案を作成しており、憲法審査会での議論に前向きに加わる考えを伝えた。

 与党におおさか維新などを加えた「改憲勢力」が、憲法改正の国会発議が可能な衆参の「3分の2」を超えたことを踏まえ、改憲に向けて互いに連携することを確認したとみられる。首相が橋下氏と会談するのは昨年12月以来。

◆東京都知事選 きょう投票

(7月31日 4時06分   NHKニュース)

舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は31日、投票日を迎え、午前7時から投票が行われます。

東京都知事選挙に立候補しているのは届け出順に以下の方々です。
▽無所属の新人で元派遣社員の高橋尚吾氏(32)。
▽無所属の新人で国際映像配信会社社長の谷山雄二朗氏(43)。
▽無所属の新人で政治団体代表の桜井誠氏(44)。
▽無所属の新人で民進党、共産党、社民党、生活の党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)。
▽無所属の新人で自民党、公明党、日本のこころを大切にする党が推薦する元総務大臣の増田寛也氏(64)。
▽無所属の新人で政治団体代表のマック赤坂氏(67)。
▽諸派の新人で元労働大臣の山口敏夫氏(75)。
▽諸派の新人で税理士の山中雅明氏(52)。
▽無所属の新人で自営業の後藤輝樹氏(33)。
▽無所属の新人で歯科医師の岸本雅吉氏(63)。
▽無所属の新人で元防衛大臣の小池百合子氏(64)。
▽無所属の新人でインターネットによる報道番組の配信会社社長、上杉隆氏(48)。
▽諸派の新人で、幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(32)。
▽無所属の新人で元兵庫県加西市長の中川暢三氏(60)。
▽無所属の新人で、政治団体代表の関口安弘氏(64)。
▽諸派の新人で元千葉県船橋市議会議員の立花孝志氏(48)。
▽無所属の新人で日本大学教授の宮崎正弘氏(61)。
▽無所属の新人で医師の今尾貞夫氏(76)。
▽無所属の新人でソフトウエア開発会社社長の望月義彦氏(51)。
▽無所属の新人で元学習塾講師の武井直子氏(51)。
▽無所属の新人で元陸上自衛官の内藤久遠氏(59)の合わせて21人で、これまでで最も多くなっています。

今回の東京都知事選挙は、舛添前知事が政治資金などを巡る問題で辞職したことに伴うものです。選挙戦では少子高齢化が進むなかでの子育て対策や医療福祉政策、首都直下地震に備えた防災対策、それにオリンピック・パラリンピックの開催費用をどう抑えていくのかなどを巡って論戦が繰り広げられました。

投票は午前7時から東京都内1800か所余りの投票所で始まり、午後8時までに締め切られて即日開票されます。

2016年07月30日

◆官房長官 内閣改造で経済再生の態勢整える考え

(7月30日 15時27分  NHKニュース)

菅官房長官は東京都内で講演し、来月3日の内閣改造について、安倍総理大臣が適材適所の人事を行うことで、経済の再生を着実に進めていく態勢を整えたいという考えを示しました。

この中で菅官房長官は来月3日の内閣改造について、「安倍総理大臣は経済対策を実現するため、適材適所の人員配置を行って秋の臨時国会に臨む態勢を作っていく」と述べました。

また、菅官房長官はTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「今度の国会でなんとしても成立させたい」と述べ、協定の発効に向けて、秋の臨時国会で承認を得たいという考えを示しました。

一方、菅官房長官は憲法改正について、「衆参両院に憲法審査会があるので、そこで各党が考え方を提案して、静かな環境のなかで議論をスタートすべきだ」と述べました。

◆岡田氏、民進代表選不出馬 参院選結果で責任か

<2016/7/30 15:34   共同通信>

 民進党の岡田克也代表は、9月に実施される代表選へ立候補しない意向を固めた。党幹部が30日、明らかにした。参院選で改憲勢力による3分の2議席獲得を阻止できなかった責任を取る考えとみられる。夕方にも記者団に見解を表明する。

 岡田氏はこれまで代表選への対応を「(7月31日投開票の)東京都知事選が終わるまで白紙」としていた。

 代表選は岡田氏の任期満了に伴うもので、9月2日告示、15日投開票となる予定だ。蓮舫代表代行や細野豪志元環境相、前原誠司元外相が出馬を模索している。

◆首相、細田氏昇格含め検討

〜谷垣氏残留も、自民幹事長人事〜

<2016/7/30 02:00  共同通信>

 安倍晋三首相が8月3日に実施する自民党役員人事で、頸髄損傷で入院している谷垣禎一幹事長を交代させ、細田博之幹事長代行を昇格させる案や、谷垣氏を当面残留させ体調を見極める案などを含め検討していることが分かった。複数の関係者が29日明らかにした。

 首相は、谷垣氏の党運営の手腕を高く評価。政権の骨格を維持するためにも、谷垣氏続投を念頭に置いてきた。ただ党務復帰のめどは依然明確になっていない。

 関係者によると、9月に召集予定の秋の臨時国会までに谷垣氏が回復する場合は、細田氏による職務代行を継続することも検討している。

◆橋下氏「増田氏は大チャンス逃した」

 〜石原元知事“暴言”騒動に〜

(2016.7.29 16:00更新   産經新聞


 前大阪市長で弁護士の橋下徹氏(47)が28日、自身のツイッターを更新。東京都知事選で石原慎太郎元知事(83)が小池百合子候補(64)に対して「大年増の厚化粧で嘘つきだ」と発言した“暴言騒動”にコメントした。(サンケイスポーツ)

 石原元都知事は26日の増田寛也候補(64)の決起集会で「大年増の厚化粧がいるんだな。これが困ったもんで、あの人は嘘つきだと思いますね」と小池候補を糾弾していた。

 橋下氏はこの一件について「石原さんの小池さんへの厚化粧暴言時、増田さんは同じ場所に居たんだから、石原さんと大喧嘩して発言を取り消させ謝罪させれば、大きく流れが変わったのに」と自身の見解を述べた。

 続けて「最大のチャンスを逃した。あの発言くらい取り消させることができなければ大改革などできない」と増田氏の対応を残念がっていた。

▼おおさか維新またまたまた逮捕者 儀武氏陣営で買収疑い、運動員4人

▼大阪維新ダブル勝利 門真市長選で宮本氏、府議補選で泰江氏初当選

2016年07月29日

◆全国知事会が決議 “合区解消を・憲法改正議論を”



(7月29日 13時10分   NHKニュース)

全国知事会は、先の参議院選挙で初めて導入された、いわゆる「合区」は、都道府県ごとの意思が国政に届かなくなるとして早急に解消するとともに、1票の格差に関する最高裁判所の判例を踏まえ、憲法改正についても議論すべきだとする決議を採択しました。

福岡市で開かれている全国知事会議は2日目の29日、先の参議院選挙で初めて導入された隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」を巡って意見を交わし、決議を採択しました。

それによりますと、合区について、「都道府県ごとに集約された意思が参議院を通じて国政に届けられなくなるのは非常に問題であり、多様な地方の意見が国政に反映される必要がある」と指摘しています。そのうえで、合区を早急に解消させる対応が図られるよう求めるとともに、将来を見据えて1票の格差に関する最高裁判所の判例を踏まえ、憲法改正についても議論すべきだと指摘しています。

合区を巡っては、28日の会議で出席した知事の多くが、解消を目指すべきだという考えを示した一方で、異論も出たことから、決議では大阪府から反対意見、愛知県から慎重意見が出されたことにも言及しています。


知事会長「政治的に大きな力だ」

全国知事会の会長を務める京都府の山田知事は、知事会議の後の記者会見で、「2つの府県から反対や慎重意見があったが、残る45都道府県の意思として決議をまとめられたのは、政治的に大きな力だ。この知事会としての思いを国民にも訴えていきたい」と述べました。

◆米民主クリントン氏「結束は力」

〜大統領候補の指名受諾演説〜

<2016/7/29 12:35  共同通信)

 【フィラデルフィア共同】米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は28日、東部フィラデルフィアで開催中の党大会で大統領候補の指名受諾演説を行い「主要政党が初めて女性を大統領候補に指名した。重要な節目だ」と述べ、大統領就任へ決意を表明した。「結束は力だ」と国民に団結を訴える一方、共和党候補のトランプ氏(70)は恐怖や相互不信をあおり「米国を分断しようとしている」と批判し、有権者に分断か結束かの選択を迫った。

 指名受諾により、4日間の党大会は閉幕。11月8日の投票に向けて本格的な選挙戦が始まる。