2016年06月14日

◆自民、舛添知事の不信任案提出へ

〜15日審議、一本化で調整〜

(2016/6/14 16:52  共同通信)

東京都庁に入る舛添要一知事。この日、議運委に自身への不信任決議案が提出された=14日午後 東京都の舛添要一知事の政治資金流用問題を巡り、自民党を除く公明、共産、民進系など8会派は14日、知事の不信任決議案を議会運営委員会に提出した。自民も提出する方針で、各会派が一本化に向けて調整を進めている。都議会閉会日の15日本会議で審議される。

 都議会関係者によると、川井重勇議長が14日、知事に辞職を促したのに対し、知事は応じられないとの考えを示した。

 都議会最大会派の自民党は13日の総務委員会の集中審議を踏まえ、幹部らが14日に対応を協議し「辞職は避けられない」との認識で一致。公明党も自民党と足並みをそろえるとしていた。

◆辞職要請に舛添氏「応じられぬ」…不信任案提出

(2016年06月14日 16時17分 読売新聞)

 東京都の舛添要一知事による政治資金の私的流用問題を巡り、都議会は14日午後、議会運営委員会の理事会を開き、自民党以外の各会派が知事に対する不信任決議案を出した。

 自民党も不信任案を出す意向を示し、決議案の一本化に向けて調整を始めた。

 一方、都議会関係者によると、同日午後、都議会の川井重勇議長が舛添知事と会談し、知事に辞職を促した。舛添知事は「応じられない」と答えたという。

 15日の本会議で不信任案が可決されれば、舛添知事は辞職するか、25日までに都議会を解散するかの決断を迫られる。

◆都議会、自民のぞく7会派が不信任案提出

〜自民も提出へ〜

(2016年6月14日15時40分  朝日新聞

 東京都議会の議会運営委員会理事会が14日開かれ、自民党を除く7会派が舛添要一知事に対する不信任決議案を提出した。自民党も不信任決議案を提出するため準備している。宇田川聡史議運理事長は報道陣に対し、「複数同じ議案が提出されているので、一本化に向けて各会派に調整するよう伝えた」と話した。

◆自民都連幹部ら “舛添知事の辞職避けられず”

(6月14日 12時00分  NHKニュース)

東京都の舛添知事の政治資金などを巡る問題で、自民党東京都連の幹部らが、14日朝に会合を開き、舛添知事の辞職は避けられないという認識で一致しました。自民党東京都連は、舛添知事の動向も見極めながら辞職を求める時期などを検討していくことにしています。

会合には、自民党東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣のほか、幹事長を務める内田茂都議会議員ら、都連に所属する国会議員や都議会議員が出席しました。

この中では、舛添知事が、13日の都議会で、みずからの進退について、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが終わった段階で、都議会の判断を仰ぎたいという考えを示したことや、共産党と民進党が、舛添知事に対する不信任決議案を提出するとしていることを踏まえ、今後の対応を協議しました。

その結果、「舛添知事のこれまでの説明では都民の理解を得るのは難しい」などとして、舛添知事の辞職は避けられないという認識で一致しました。

一方で、出席者からは「自民党には、前回の都知事選挙で舛添知事を支援した責任がある」、「共産党などが提出する不信任決議案には賛同できない」などといった指摘のほか、「自民・公明両党で、不信任決議案を提出することも検討すべきだ」という意見も出されたということです。

自民党東京都連は、舛添知事の動向も見極めながら、15日の都議会の閉会ぎりぎりまで辞職を求める時期などを検討していくことにしています。


自民都連会長「都民に納得されたかどうか厳しい意見あり」

自民党東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、「一般論として言えば、都民の皆様方がきのうの一問一答形式の総務委員会の集中審議で納得をされたかどうかについては、厳しい意見があるということは十分承知している」と述べました。

また石原大臣は、共産党と民進党が提出する方針の舛添知事に対する不信任決議案への対応について、「都議会の議会運営委員会で処理を決めていくという形になるので、それを見守っていかなければならない。自民党の都議会と都連は一体で、齟齬(そご)のないように緊密に連絡を取りあって、意見交換をしているところだ」と述べました。


公明代表「不信任決議案提出する方向で」

公明党の山口代表は、報道各社のインタビューで、東京都の舛添知事の政治資金などを巡る問題を受けて、舛添知事に対する不信任決議案を提出する方向で調整していることを明らかにしたうえで、直ちに辞職するよう求める考えを示しました。

この中で、山口代表は、東京都の舛添知事の政治資金などを巡る問題について、「舛添知事の十分な説明責任が果たされていない。公明党としては、きのうの集中審議で、舛添知事に辞職を迫り、意思は明確になっている。自民・公明両党で足並みをそろえるように、交渉していると思うが、不信任決議案を提出する方向で進めていく」と述べました。

そのうえで、山口氏は「今、都知事選挙を行えば、東京オリンピック・パラリンピックの本番に、4年後の次の知事選挙が重なる問題もあるが、舛添知事に対する信任が続かず、都政が混乱し停滞した状態が続いていることを考えれば、辞職はやむをえない」と述べ、直ちに辞職するよう求める考えを示しました。

◆自民、国会議員から「知事辞職やむなし」の声

(2016年06月14日 12時20分  読売新聞)

 東京都の舛添要一知事に対し、都議会は、野党各会派に加え、知事を支えてきた公明党も不信任決議案を提出することが確実になった。

 不信任案採否の鍵を握る最大会派の与党・自民党は14日午前、都連幹部らが対応を協議したが、態度を明らかにしなかった。ただ、参院選を目前にした同党の国会議員からは「知事の辞職やむなし」との声が高まっており、都知事の進退を巡る情勢は緊迫している。

 同党都連の緊急幹部会は午前8時頃から、都内のホテルの一室で始まった。都連会長を務める石原経済再生相ら都連所属の国会議員のほか、都議会の宇田川聡史幹事長ら幹部が出席。会議は完全非公開で行われ、不信任案の対応や次の知事候補者について協議したとみられる。

◆舛添氏問題「都議会、自民党で判断すべき」


〜高市総務相〜

(2016年6月14日12時46分)

 舛添要一都知事は、複数いる候補者の中から、この方が最適だと思って(自民党が)政党として支援したのは事実だと思う。しかし、新たに都民が大変がっかりするような事態になっている。そして、都議会でその問題を明らかにするために議論が行われているなかにあって、政党として、現時点で適格なのか、そうした判断を都議会、自民党の方で主体的にすべきだと思う。

 (アイドルグループ「嵐」のメンバー櫻井翔さんの父で、退任が決まった桜井俊・総務事務次官が、一部報道で舛添氏の後任として取りざたされていることについて)現在、都知事は舛添さんです。都知事選があると決まった段階でもないので、お答えしづらい。人柄というと、桜井次官はおちゃめでキュートでおもしろい方。仕事の能力ももちろん抜群。ただ、知事選へのコメントではありませんので、よろしくお願いしたい。(閣議後会見で)

◆舛添知事問題 不信任決議案

〜自民・公明の対応が焦点〜

(6月14日 4時41分   NHKニュース)

東京都の舛添知事は政治資金などを巡る一連の問題を受けて、13日、都議会でみずからの進退について、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが終わった段階で都議会の判断を仰ぎたいという考えを示しましたが、共産党と民進党は15日の本会議に不信任決議案を提出する方針で、自民党と公明党がどのように対応するのかが焦点となります。

東京都の舛添知事の政治資金などを巡る一連の問題で、都議会は13日、一問一答形式の集中審議を行い、自民党を除く5つの会派が説明は不十分だなどとして舛添知事の辞職を求めました。

これに対し、舛添知事は給与を全額返上する考えを示したうえで、「選挙になれば、リオのオリンピックに重なるので少しの猶予を頂きたい。知事の座に連綿としてしがみつく気はない」と述べ、8月から9月まで開かれるリオデジャネイロ大会が終わった段階で、進退について都議会の判断を仰ぎたいという考えを示しました。

これを受けて、都議会では14日、各会派の代表者らが集まる議会運営委員会を開いて今後の対応を協議しますが、共産党と民進党は速やかに辞職すべきだとして不信任決議案を提出する方針で、議席の6割を占める自民党と公明党がどのように対応するのかが焦点となります。


知事の職責を全うしているとは言えない

元三重県知事で早稲田大学の北川正恭名誉教授は、「これまでと違う一問一答形式に期待したが、残念ながら具体的な内容の踏み込みが足りなかった。都民が納得のいく説明がされておらず、知事の職責を全うしているとは言えない」と述べました。そのうえで、都議会が15日に閉会する予定になっていることについては、「都民が納得する証拠が示されるまで、都議会は会期の延長や臨時議会の開催といった手続きを取るべきだ。不信任決議案は都民の前で明々白々の議論をしたうえで提出されるべきだ」と話していました。

◆自民党内に広がる辞任容認論 

〜参院選への悪影響を懸念 公明党も辞任要求〜

(2016.6.14 01:00更新 産經新聞)

 舛添要一東京都知事の政治資金「公私混同」疑惑をめぐる都議会の総務委員会集中審議が開かれた13日、自民党幹部から参院選への悪影響を懸念する声が相次いだ。連立を組む公明党が舛添氏の不信任決議案を提出する構えをみせたことで、辞任容認論も広がっている。

 「東京は本当に難しい選挙だ。悪い風も吹いている…」。自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相は13日、参院選東京選挙区の立候補予定者の集会で、舛添氏の疑惑を念頭にこう語った。自民党は参院選の東京選挙区で公認候補2人の当選を目指すが、風向きは悪い。平沢勝栄衆院議員は「あの人は『舛添』ではなく『巻き添え』だ」と痛烈に皮肉った。

 自民党幹部は13日夜、今後の対応について「不信任案が出れば、今の世論では自民党も賛成せざるを得ない」と語った。ただ自民、公明両党には共産党などが提出する不信任案に賛成することにためらいがあり、公明党は独自に不信任案を提出する調整に入った。山本香苗参院政審会長は都内で記者団に「辞めるのが当然だ。辞職しないのであれば不信任案を出すぐらい考えてもいい」と強調した。

自公両党が危機感を募らせるのは、平成26年の都知事選で舛添氏を支援したこともあり、「知事への反発が自民党への反発になりつつある」(自民党幹部)からだ。実際、野党は参院選に向け攻勢を強めている。

 民進党の岡田克也代表は13日、「直ちに辞任すべきだ」と指摘した上で、「自公の責任は重い。安倍晋三首相は責任もって辞任させるべきだ」と強調した。共産党の小池晃書記局長も記者会見で「製造者責任は明確だ。自公両党の責任も問われる」と牽(けん)制(せい)した。

 おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は「法律に違反していないという自信があり、知事を続けたいというならば出直せばいい」と述べた。

 ただ、舛添氏が辞任すれば、与野党は参院選と並行して後継候補者選びを急がなければならない。これまで自民党が舛添氏辞任に慎重だったのはそのためだ。

 過去の都知事選で名前が再三浮上してきた民進党の蓮舫代表代行は12日のフジテレビ番組で出馬の可能性について「参院選がある」と否定したが、可能性はゼロではない。自民党では、蓮舫氏に対抗できる候補者として小池百合子元防衛相らの名前が挙がっている。

◆自公に舛添知事辞職論…集中審議見極め対応判断

(2016年06月13日 15時00分  読売新聞)

 舛添要一・東京都知事の政治資金の私的流用などをめぐる公私混同問題で、与党の自民、公明両党内から舛添氏の辞職論が浮上している。

 目前に迫った参院選(22日公示―7月10日投開票)への影響を最小限に抑えたいとの考えからだ。13日午後に開かれる都議会総務委員会の集中審議で舛添氏がどう説明するかを見極めた上で、対応を最終判断するとみられる。

 自民党の下村博文総裁特別補佐(都連会長代行)は12日の民放番組で「舛添氏の答弁次第だ。『違法でないからいい』という話ではもうない」と語り、野党が都議会に不信任決議案を提出した場合、都議会自民党が同調する可能性を示唆した。参院選を控え、「かばっている」と見られるのは得策ではないと判断したようだ。政府関係者は13日、「政権への影響を考えれば、早く辞めてもらった方がいい」と語った。別の自民党幹部からも「辞任は時間の問題だ」などの声が出ている。

◆舛添知事、辞職不可避の情勢

〜自公が不信任案提出も〜

(2016年6月14日05時02分   朝日新聞)

 東京都の舛添要一知事をめぐる政治資金などの公私混同疑惑で13日、都議会総務委員会は集中審議を開いた。だが疑惑は晴れないままだったとして舛添氏を支えてきた与党の自民党内でも見放す声が強まっており、舛添氏の辞職は不可避の情勢だ。


 都議会最大与党の自民党はこれまで、集中審議を見て判断するとの考えだった。審議を終えた13日夜、同党幹部は「党内でも、舛添氏を守ろうと思っている人は誰もいない」と発言し、将来的に辞職は避けられないとの認識を示した。集中審議で質疑した鈴木隆道氏は「大変残念。知事はいまだに事態の深刻さや都民の気持ちがわかっていない」と指摘した。

 自民は2014年の知事選で舛添氏を支援してきた経緯や、次の候補者探しも難しいことから、早期の進退追及には慎重な立場をとってきた。だが、集中審議を経ても舛添氏への世論の反発は高まるばかり。今定例会中に野党が出す不信任案を否決すると批判の矛先が与党に向かい、参院選への影響も避けられないとする見方が強まった。

 舛添氏はこの日の集中審議の締めくくりに、「知事の座にしがみつくということではないが、選挙とリオ五輪が重なり、混乱することは公益にそぐわない。時期を猶予していただきたい」と発言し、都議会に不信任決議案提出の先送りを求めた。

 都議会の野党は、舛添氏の発言に「不信任可決なら解散するという脅し」「不信感が増大した」などと強く反発。共産党や民進党などは、14日の議会運営委員会理事会に不信任決議案を提出する構え。これに対し、自民と公明党は、野党の不信任案には同調せず、今定例会も含めて自ら不信任案を提出することも準備している。