2016年06月16日

◆舛添知事 辞職決定で都政にさまざまな影響

(6月16日 17時04分  NHKニュース)

東京都の舛添知事が辞職することが決まり、4年後のオリンピック・パラリンピックへの準備をはじめ、都政にさまざまな影響が出ています。

4年後のオリンピック・パラリンピックに向けて現在、東京都は組織委員会や国と大会運営のさまざまな計画づくりや必要な予算について協議を進めています。

このうち、大会の準備・運営費は当初の想定を大きく上回る1兆8000億円に上るという試算も出され、組織委員会の財源だけでは大幅に不足することが分かり、ことし3月、舛添知事と組織委員会の森会長、それに遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣の3者が会談して費用の負担の在り方を見直すことになりました。

当初、組織委員会が担当することになっていた仮設の競技会場の整備をはじめ、テロ対策や選手の輸送などの分野で、都や国の負担が増えると見込まれていますが、ことし4月、舛添知事は「むだな支出は避けなければいけないが、世界一の東京にするための先行投資だ」として、新たな負担を受け入れる考えを示し、9月ごろには計画をまとめることにしていました。

しかし、舛添知事の辞職で、トップが不在となるため、実務者レベルでの協議は進められるものの、当面、都の意思決定ができなくなるほか、新たな知事の意向によっては、これまでの方向性も変わる可能性があり、議論は停滞せざるをえなくなります。


教育関連の会議も開催日決まらず

都の教育の在り方について、舛添知事と教育委員会の委員が議論するため、今月9日に予定されていた総合教育会議は舛添知事がみずからの問題への対応に追われたことなどから延期されていましたが、辞職が決まったことから、次の開催日も決まっていません。

さらに、来週21日には、子どもや高齢者を地域で見守るため、都がコンビニエンスストアなどの事業者と協定を結ぶ締結式が舛添知事も出席して行われる予定でしたが、辞職に伴い、延期され、開催日も未定となっています。


舛添知事 会見への出席を拒否

辞職することが決まった東京都の舛添知事は15日、都議会で退任のあいさつを行ったあと、これまで記者団の問いかけには一切、答えていません。

報道各社では17日予定されていた記者クラブ主催の定例会見への出席を求めましたが、舛添知事は16日、都の報道課を通じて「会見には出席しない」と回答し、都民への説明はなされないままとなっています。

◆9月まで知事は自民との密約だった!

〜一転破局に「話が違う…」舛添氏は必死の電話〜

(2016.6.16 08:37更新産經新聞)

PR「話が違う」−。舛添要一知事は自民党から辞職を求められた14日夜、同党の国会議員らに電話をかけ続けた。不信任決議案可決の流れは想定外だったのだろう。「9月まで知事を続けるということで、都議会自民党の、しかるべき幹部とは話がついていた」。そう主張する舛添氏の声には、切迫感があったという。

 舛添氏はこの日の夜、土壇場からの巻き返しに奔走した。午後10時12分には黒塗りの公用車に乗り込み、いったんは退庁したものの、そのわずか数分後に庁舎に引き返し、険しい表情で庁舎内に消えた。その間、辞職を求める川井重勇議長(自民)と面談し、約40分後に再び車に乗り込んだ際には伏し目がちだった。

 この面談こそが、舛添氏が辞職に向け、腹を固めた瞬間だったとされる。
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 世論調査で9割を超す批判を集めながら、都議会開会前の舛添氏は強気だった。「都民の代表である都議会には納得してもらえる説明をする」。そのよりどころとなったのは、都知事選で自らを推した最大会派の自民との“密約”だったに違いない。「知事とは都政の混乱を避けるため、しばらく続投させることで合意し、公明も納得していた」と自民都議の一人は明かす。

「参院選前に騒ぎが大きくなりすぎるのは避けたい」とする党本部の思惑も重なり、都議会では辞職は求めず、説明責任を追及するスタンスをとることで話がついていたという。

 潮目が変わったのは、13日の集中審議だった。「政治の機微」などと語り、疑惑の核心についての証言を拒み続ける舛添氏に対し、与党だったはずの公明党が、「知事に五輪を語る資格はない。知事は辞職すべきです」と三くだり半を突きつけ、不信任決議案提出の構えをみせたことだった。

 「自民、しっかりしろ!」。この瞬間、傍聴席から飛んだやじは自民都議に向けられた。「このままではもたない」。14日朝、自民都連幹部は都内のホテルで対応を協議し、「かばいきれない」との認識で一致した。同日午後2時半ごろ、自民は不信任決議案提出を表明した。

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 「家族の人権もずたずた」「自分は1カ月前にも辞めたいと思ったし、今でも辞めたいが、都政の混乱は避けたい」

 同日午後5時45分すぎ、舛添氏は自らの直訴で得た議会運営委員会理事会での発言の場で涙ぐんだ。その言動に野党議員らは興ざめした様子で見守ったが、公明の都議は「ハシゴを外され、恨み節でも言いたかったのだろう」。


舛添氏が退庁し、日付が変わった15日未明、主要会派が共同で不信任決議案を議会運営委員会に提出した。議運委員長として記者会見を開いた自民党の宇田川聡史幹事長は、「自民党案に各派が同調したということでいいのか」と問われ、「結構です」と自民主導を強調した。

 そのころ、舛添氏は辞意を固めていたとされる。自民関係者によると、「本会議で発言する時間を与えてくれるなら辞職してもいい」と自民側に打診し、自民もそれをのんだ。自民都議が恐れた「都議会解散」は水面下で回避されていた。自民都議の1人は満足げに攻防を振り返った。
 「最後はシナリオ通りだ」

◆想定外の都知事選に選管困惑…7月14日告示へ

(2016年06月16日 13時34分   読売新聞)

 東京都の舛添要一知事の辞職表明から一夜明けた16日、都議会議長は都選挙管理委員会に知事の辞職を通知した。

 知事選の日程は7月14日告示、同31日投開票でほぼ確実となった。都選管や区市町村選管は、参院選直後に都知事選挙を実施する「連続選挙」の準備に入り、自治体の担当者は「参院選直後に知事選が来るのは想定外」と困惑している。

 知事選は、議長の通知を受けて明日から50日以内に投開票が行われる。都選管は明日、正式に日程を決めるが、8月7日投開票の可能性はなくなった。参院選の投開票は7月10日で、その直後の同14日に知事選が告示される見通し。

◆元日弁連会長の宇都宮氏、都知事選立候補を検討

(2016年6月16日15時33分  朝日新聞)

 東京都の舛添要一知事の辞職に伴う都知事選について、日本弁護士連合会元会長の宇都宮健児氏(69)が立候補を検討していることが16日、わかった。朝日新聞の取材に対し、「複数の市民団体などから要請を受けている。市民連合や野党共闘の動きがあるので、幅広い枠組みで選挙をしなければいけないと考えている」と話した。

特集:舛添都知事が辞職願

 宇都宮氏は、2014年2月の都知事選に出馬。脱原発や貧困対策などを訴えて舛添氏の約211万票に次ぐ約98万票を獲得した。

 一方、鈴木大地スポーツ庁長官(49)は同日、報道陣に知事選に出馬する可能性を問われ、「長官に就任したばかり。ない」と明言した。(伊藤あずさ)

◆蓮舫氏「仲間の思い大事にしたい」…出馬に含み

(2016年06月16日 08時48分  読売新聞)

 東京都の舛添要一知事の辞職が決まり、自民、民進両党は15日、後任選出の都知事選に向け、候補者選考に着手した。

 自民党は15日、東京都連の会合を17日に開き、具体的な人選に入ることを決めた。ただ、猪瀬直樹前知事、舛添氏とも自民党が支援し、任期途中で辞職することになったことから、人選は慎重に進める構えだ。谷垣幹事長は党本部で記者団に「都民がどう感じているか、都議会の意向も十分尊重しながら(選考を)進めていく」と述べた。

 民進党は15日、東京都連幹部が都内のホテルに集まり、知事選に向けた対応を協議した。

 枝野幹事長は横浜市内で記者団に「野党4党プラス幅広い市民の皆さんとの連携は大事にしながら、勝てる構図と候補者を擁立していきたい」と述べ、共産党などとの共闘も検討する考えを示した。

 民進党内で立候補を求める声が出ている蓮舫代表代行は15日、都内で記者団から意欲を問われ、「仲間の思いや声は大事にしたい」と出馬に含みを持たせた。

◆舛添氏、震える声で「身を引く」


〜「一定の成果」自負も〜

(2016年6月16日09時33分  朝日新聞)

 一連の公私混同問題が浮上して3カ月。東京都の舛添要一知事が15日、都議会で辞職を表明した。「遅すぎた退場」に知人は落胆し、前任の猪瀬直樹氏に続く「政治とカネ」での任期途中の辞職に、都民は嘆きの声をあげた。


 15日午後8時すぎ。約100人が傍聴する都議会で、舛添氏は手元の紙に目を落としながら語り出した。「任期の途中でこのような形となり、反省と心残りの念は尽きませんが、すべて自らの不徳の致すところであります」

 時折、声が震える。保育や防災政策などを挙げ、「一定の成果もあった」と自負をのぞかせる一方、辞職に抵抗してきたことを「リオ五輪や東京五輪に影響を与える事態を避けたいと思った」と弁明。「これ以上都政の停滞を長引かせることは耐えがたい。私が身を引くことが一番だと考えるに至った」と述べた。

 あいさつを終えて一礼すると、議場にまばらな拍手が響いた。

 その10時間前。報道陣が待ち構える都議会議長室に、舛添氏の辞職願を持ち込んだのは都職員だった。「諸般の事情に鑑み退職したい」――。A4サイズの1枚紙に印字された文字。舛添氏自筆の署名が書かれていた。

 都民の怒りを背に、決断に追い込んだのは都議会だった。都議会自民党は15日未明まで不信任案を協議。同党の議員らは14日夜、いったん都庁を出た舛添氏を呼び戻し、辞めるよう説得したという。

 辞職の受け入れを決める議会運営委員会理事会の前、都議会自民党の野村有信都議は漏らした。「残念ですよ、猪瀬さん舛添さんと続いてね」。都議会民進党の尾崎大介幹事長は「こんな問題に時間をかけなければいけないという忸怩(じくじ)たる思いがあった」と嘆いた。

 都議会公明党の長橋桂一幹事長は「わが党の辞職要求を踏まえて決断された」。共産党都議団の大山とも子幹事長は「事実を伏して知事が辞めればいいというものではない。百条委員会を設置して真相究明をするのが都議会の責任だ」と話した。

 舛添氏のあいさつを傍聴席で聞いた東京都中野区の会社員、熊代英彦さん(36)は「最後まで納得のいく説明は知事から聞けなかった。都民が置き去りにされている感じがした。政治とカネの問題で、2人連続して知事が任期途中で辞めている。都民として情けない」と話した。新宿区の自営業、榎園和昭さん(42)は「潔く謝ってほしかった」と話した。

◆都知事選に向け候補者擁立巡る動き活発化へ


(6月16日 4時14分  NHKニュース)

東京都の舛添知事は、政治資金などを巡る一連の問題を受けて、15日夜、東京都議会の本会議で、辞職することが正式に決まりました。これを受けて、早ければ来月にも東京都知事選挙が行われることになり、今後、与野党の候補者擁立を巡る動きが、活発化する見通しです。

東京都の舛添知事は、政治資金などを巡る一連の問題を受けて、15日、辞職願を提出し、15日夜開かれた東京都議会の本会議で了承され、今月21日付けで辞職することが正式に決まりました。後任を決める東京都知事選挙は、参議院選挙のあと、「来月14日告示、31日投票」、あるいは、「来月21日告示、8月7日投票」の日程で、東京都選挙管理委員会で調整が進められる見通しです。

これを受けて、自民党は、茂木選挙対策委員長と東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣らが対応を協議し、石原大臣は、「東京オリンピック・パラリンピックを迎えるのにふさわしい方を、相談しながらしっかりと選んでいかないといけない」と述べました。

一方で、党幹部の中からは、舛添知事、猪瀬前知事と、支援した知事が2人続けて「政治とカネの問題」で辞職することになった責任はあるとして、「今回、党本部が主導して候補者を擁立することはできない」という声も出ていて、ほかの党の動向も見極めながら、慎重に調整を進める方針です。

これに対し、民進党は、東京都連の会長を務める松原元拉致問題担当大臣ら、東京都連の幹部が会合を開き、民進党が主導して候補者の擁立を目指す方針を確認し、松原氏は、「2人の都知事が、政治とカネの問題で信頼を失墜させたことから、都民の信頼を勝ち得る候補者を選んでいきたい」と述べました。

また、民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党は、参議院選挙と同様に、都知事選挙でも連携して対応したいとしており、今後、与野党の候補者擁立を巡る動きが活発化する見通しです。

◆後任選び、与野党「相乗り」模索

 〜桜井パパ、不出馬明言で迷走〜

(2016.6.15 23:54更新 産經新聞)

 与野党は15日、舛添要一東京都知事の後任選びに着手したが、いずれも決め手に欠けて迷走している。自民党は参院選(22日公示−7月10日投開票)への悪影響を懸念し、「与野党相乗り」を模索するが、早くも有力候補とされた桜井俊総務事務次官(62)が不出馬を明言。一方、共産党は参院選との相乗効果を狙い野党統一候補を立てる「主戦論」を訴えるが、民進党には来夏の東京都議選まで見据え、相乗りに理解を示す向きもある。

 「自民党で自ら出すというレベルでない。志があって政策が合えば推薦するし、そんな人がいないなら推薦しないこともある」
 自民党東京都連に所属する萩生田光一官房副長官は15日の記者会見で、次の都知事選は同党として積極的に擁立作業を行うべきではないとの考えを示した。

 自民、公明両党は平成26年の東京都知事選で舛添氏を支援。政治資金問題が発覚した後は、自公も「製造者責任がある」(共産党の小池晃書記局長)などと激しい批判にさらされた。

 このため、自民党幹部は「次の都知事選は自民が主導することはない」と言及。別の党幹部は「与野党が一騎打ちとなれば、与党が不利なのは明らか。党所属国会議員など出せない」として、与野党相乗りを目指す考えを示す。

与野党相乗りは、2020年東京五輪・パラリンピックの準備を円滑に進める効果も期待できるという側面もある。仮に野党系知事が誕生すれば、安倍晋三政権との対立が生じかねないからだ。

 ただ、そうした都合のいい相乗りに合致する候補が見当たらないのも事実。自民党には人気グループ「嵐」の桜井翔さんの父親で、総務事務次官を17日付で退く桜井氏を推す動きがあったが、桜井氏は15日、記者団に「出馬のお話があっても、出るつもりはない」と明言した。

 与党内には「都政の停滞打開のため、政党として主体的に取り組む必要がある」(公明党の山口那津男代表)として、積極的な候補擁立を求める声もあるが、「今回は党派色のない候補に『後乗り』するしかない」(自民党重鎮)という消極論の方が支配的だ。

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 「野党が協力して候補を擁立し、都政を刷新すべきだ。『4野党プラス市民』の枠組みを大切にしたい」
 共産党の志位和夫委員長は15日、参院選で共闘する野党4党による統一候補を目指す意向を示した。
 志位氏は「舛添氏を知事に担ぎ出し、全面支援した自公の責任が厳しく問われる」とも述べ、相乗りには否定的だ。生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表も記者団に「4野党プラス都民で支援できる候補者が一番いい」と語った。

しかし、野党の要の民進党では、主戦論と相乗り論が複雑に交錯している。

 同党の都連幹部は15日の会合で、党として後継候補を主導的に擁立する方針を確認。党内では「勝てる候補」(党幹部)として、知名度の高い蓮舫代表代行の出馬を求める声が強い。

 ただ、次の参院選東京選挙区で改選を迎える蓮舫氏が都知事選に転出した場合、民進党は貴重な1議席を失う可能性が出てくる。民進党の参院重鎮は「蓮舫氏は出ない。みんながついてこない」と断言した。

 ある民進党都議は「次の都議選を無難に乗り切るために、与野党相乗りの知事がいい」とも打ち明ける。野党は「ポスト舛添」の具体像を描き切らないまま、参院選目前という微妙な時期に辞任に追い込み、かえって苦悩を深めているのが実情のようだ。

 一方、おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は15日、橋下徹前代表の都知事選出馬を否定した。(水内茂幸、酒井充)

◆辞職表明の舛添氏、相次いだ誤算

〜「正論」に世論反発〜

(2016年6月16日05時00分  朝日新聞)

 「身を引くことが一番だと考えるに至り、職を辞する決意をいたしました」

 15日の東京都議会。辞職を表明した舛添要一知事はこう語り、頭を下げた。疲れ切ったその顔から、かつて見せていた余裕は完全に消えていた。

 高額の海外出張費が問題になった4月上旬。「香港のトップが二流のビジネスホテルに泊まりますか? 恥ずかしいでしょう」と香港の記者に語った。公用車での別荘通いを問われても胸を張った。「公用車は『動く知事室』で、電話で報告などを受けている」

 風向きが変わったのは5月だった。千葉県木更津市のホテルに家族と泊まった費用に政治資金をあてていたことを、週刊文春が報じた。都庁への抗議は1日千件超に増えた。それでもなお、ホテルで面会した人物については「政治の機微に触れる」と明かさなかった。

 都幹部は「知事は法律論のうえでは、違法ではないから問題ないと考えていた」と言う。理詰めで議論の相手をねじ伏せてきたが、世論は単純ではなかった。ここに舛添氏の一つ目の誤算があった。

2016年06月15日

◆舛添知事 辞職願提出 再開本会議で正式決定へ

(6月15日 19時12分  NHKニュース)

東京都の舛添知事は、政治資金などを巡る一連の問題で、都議会が不信任決議案を全会一致で可決することが確実となったことを受けて、15日午前、議長に辞職願を提出しました。現在開かれている都議会の本会議でこのあと舛添知事の辞職が正式に決まる見通しです。

東京都の舛添知事の政治資金などを巡る一連の問題で、都議会は自民党や公明党も含めた7つの会派が舛添知事に対する不信任決議案をの本会議に提出することを決め、全会一致で可決されることが確実となっていました。

こうした状況を受け、舛添知事はみずから辞職することを決め、午前中、議長に辞職願を提出しました。

これを受けて各会派では不信任決議案を取り下げることを決め、都議会の本会議は午後5時前に始まりましたが、資料の差し替えや確認などでいったん休憩に入り、午後6時すぎに再開されました。

このあと辞職願が了承され、舛添知事の辞職が正式に決まる見通しです。

それに先だって各会派が意見を述べる討論が行われ、この中で公明党の伊藤興一議員は「議会での質疑の大半を舛添知事の問題に割かなければならなかったことは遺憾の極みだ。リオデジャネイロオリンピック開催直前の重要な時期に、都政に深刻な混乱をもたらした責任は極めて重大だ」と述べました。

また共産党の白石民男議員は「都民の怒りの声が広がり、知事に続投を断念させたと言える。知事が3人連続で途中で辞めるという異常事態を繰り返さないため、真相の徹底解明は都議会の重要な責務だ」として百条委員会の設置を求めました。

また、民進党の中山寛進議員は「知事の一連の対応は、都政に対する信頼を著しく失墜させ都政の停滞を招いた。その責任は極めて重い。辞職の申し出は遅きに失した感が否めないが、知事にはみずからのことばで、最後まで説明責任を果たすことを強く求めたい」と述べました。

一方、自民党は舛添知事の辞職については触れませんでした。

本会議は午後8時半をめどに閉会する予定ですが、閉会の直前に舛添知事の要望を受けて発言の時間が設けられ、舛添知事自身が辞職を決断した理由などについて説明するということです。