2016年06月30日

◆自民 「都知事候補決定は今週末か来週早々に」

(6月30日 13時02分   NHKニュース)

自民党東京都連の幹事長代行を務める萩生田官房副長官は記者会見で、来月14日に告示される東京都知事選挙への対応について、今週末か来週早々には、候補者を決定することが望ましいという考えを示しました。

来月14日に告示される東京都知事選挙を巡っては、自民党の小池百合子元防衛大臣が立候補する意向を表明する一方、自民党の東京都連幹部が桜井俊前総務事務次官に立候補を要請するなど、候補者選びが進められています。

これについて、自民党東京都連の幹事長代行を務める萩生田官房副長官は午前の記者会見で、「あらゆるルートを通じて、また、わが党だけではなく、友党やさまざまな支援団体の皆さんとも話をしながら候補者を絞り、可能性をいま瀬踏みをしている状況だ」と述べました。そのうえで、萩生田官房副長官は候補者を決定する時期について、「さまざまな物理的なことを考えると、この週末や来週早々には決定するのが望ましい」と述べました。

一方、萩生田官房副長官は、立候補を表明した小池氏について、「候補者としての有資格者であることは否定するものではない。有力な候補の1人として対応を考えていくことになるのではないか」と述べました。

◆都知事選「小池氏、有力候補の一人」

〜官房副長官が見解〜

(2016年6月30日12時37分  朝日新聞)

 自民党東京都連幹事長代行の萩生田光一官房副長官は30日午前の記者会見で、都知事選への立候補を表明した自民党衆院議員の小池百合子・元防衛相について、「豊富な政治経験をお持ちで、候補者としての有資格者であることは否定しない。今後は有力な候補の一人としての対応を考えていくことになるんじゃないか」と述べた。


 萩生田氏は「小池さんは環境大臣、防衛大臣、党の総務会長まで務められた」などと「有資格者」の理由を説明。ただ、小池氏の突然の立候補表明には「戸惑いを受けた。都連に候補者の選定を一任された側にいた人ですから、執行部の方に話をされたほうが順序としてはよろしかったんじゃないか」と指摘した。

◆小池氏立候補の意向 桜井氏は固辞

〜自民都連の対応は〜

(6月30日 5時11分  NHKニュース)

来月の東京都知事選挙を巡って、自民党の小池百合子元防衛大臣が立候補する意向を表明したことに対し、党の東京都連からは反発も出ていて、都連幹部は29日桜井俊前総務事務次官に立候補を要請しました。ただ、桜井氏は立候補を固辞していて、今後、難しい対応を迫られることも予想されます。

自民党の小池百合子元防衛大臣は29日記者会見し、舛添前知事の辞職に伴う来月の東京都知事選挙について、「希望あふれる未来の首都・東京の構築のために、崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と述べ、立候補する意向を表明しました。

これに対し、自民党の東京都連からは、「事前に相談もなく、候補者選びへの妨害行為だ」などと反発も出ていて、29日の会合で、候補者の選定は執行部に一任することを改めて確認しました。

都連では、支援した都知事が政治とカネの問題で2人続けて辞職したことを踏まえ、政治資金の問題などが指摘される事態を避けるため、政治家の擁立は望ましくないとしていて、幹部が29日、桜井俊前総務事務次官に立候補を要請しましたが、桜井氏は固辞しました。都連は、引き続き桜井氏に要請を続ける方針ですが、今後、難しい対応を迫られることも予想されます。

一方、民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党は、参議院選挙と同様に、連携して候補者の擁立を目指すことで一致していて、このうち民進党は、29日の東京都連の会合で、江田代表代行や長島昭久元防衛副大臣ら、党の幹部や東京都選出の衆議院議員を擁立することも選択肢に、調整を急ぐ方針を確認しました。

◆小池氏名乗り「暴走」「大迷惑」 自民

〜非難と戸惑い〜

(2016年6月29日21時45分  朝日新聞)

 7月14日告示の東京都知事選に、自民党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)=衆院東京10区=が29日、立候補する意向を表明した。所属する都連の了承を得ない行動に党内からは非難と戸惑いの声が相次ぐ。一方、都連の石原伸晃会長はこの日、擁立を検討する前総務事務次官の桜井俊氏(62)と会談。期限が迫るなか、説得を続ける構えだ。


■小池氏「求められるのはビジョン」

 「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」。小池氏は急きょ開いた記者会見で、都知事選への意欲を強調した。

 自民が支援した猪瀬直樹氏と舛添要一氏が続けて「政治とカネ」の問題で辞職。自民は今回、カネの問題が追及される可能性が低い「国会議員以外」を前提に候補者選定を進めていたが、小池氏は「圧倒的多数の国会議員がルールにのっとっている」「首都東京に必要なのは、もう1人行政官を増やすことではない。いま求められるのはビジョンやパッションだ」と強調した。

 会見では地元の有権者らから要請を受けて立候補の意思を固めたと説明。だが「あくまで自民党議員として」と繰り返し、離党は否定した。自民の支持が得られない場合の対応は「これから流れを見極めたい」と述べるにとどめ、今後党からの支援を得ることへの期待もにじませた。

 4年後の東京五輪・パラリンピックの開催時期と次の都知事選が重ならないよう、任期を3年半にする案も示した。

 小池氏はニュースキャスターを経て政界へ。環境相だった2005年にはクールビズを導入。07年には女性初の防衛相も務めた経歴もあり、都連内でも一時、候補者として名前が挙がっていた。

■官邸幹部「支援は150%ない」

 「びっくりした」「暴走だ」「大迷惑」

 小池氏の突然の会見に、自民党内からは驚きと非難の声が噴出した。

 都連執行部は29日夕、急きょ会合を開いて対応を協議。終了後、石原会長は会見で、「(都知事選の対応が)執行部一任になったときに本人はいたが、残念ながら全員に何の話もなかった。正直申し上げてどういうことなのか」と不快感を示した。都連幹事長代行でもある萩生田光一官房副長官は同日の記者会見で「やや違和感を感じる。(立候補の)意思は会見ではなく、執行部に伝えるのが本来の対応だ」と批判。官邸幹部は「党として支援することは150%ない」と言い切った。


2016年06月29日

◆小池百合子氏「ビジョン実現したい」

〜都知事選出馬表明〜

(2016年6月29日11時54分   朝日新聞)

 自民党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)は29日、都内で記者会見を開き、舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選(7月14日告示、同31日投開票)に立候補することを表明した。「あたためてきたビジョンが多々ある。首都東京で実現したい」「東京はアベノミクスの牽引(けんいん)役になるべきだ」などと述べ、初の女性都知事を目指す意欲を示した。


 小池氏は会見で「あくまでも自民党議員としてやる。色々な方とこれからも相談する」と強調した。

 自民党は、都知事が2代続けてカネをめぐる問題で途中辞職したことを受け、国会議員ではない候補者を模索。都連内では人気アイドルグループ「嵐」の櫻井翔さんの父親で、行政に精通している前総務事務次官の桜井俊氏(62)の擁立論が強く、立候補を要請する検討に入っていた。都連幹部は、小池氏について「支援するつもりはない」としている。

 小池氏はニュースキャスターを経て1992年の参院選に日本新党から立候補し初当選。93年の衆院選で当選すると新進党に移り、その後、自由党、保守党を経て、2002年に自民党へ。環境相などを歴任し、07年には女性初の防衛相を務めた。

◆5カ国大使館に異例要請

〜不法滞在解消へ入管当局〜

<2016/6/29 06:04   共同通信>

 法務省入国管理局が韓国や中国など5カ国の大使館に対し、不法滞在している自国の出身者に自主的な帰国を促すよう要請したことが29日、同省関係者への取材で分かった。不法滞在者が2年連続増加したことを受けた異例の対応。

 自ら出頭するなど一定の条件を満たせば身柄を拘束せずに出国させる「出国命令制度」を周知するため、ホームページで説明したり、翻訳パンフレットを配布したりするよう求めた。

 入管によると、今年1月1日時点の不法滞在者は約6万3千人。国・地域別では韓国の約1万3千人が最も多く、中国、タイ、フィリピン、ベトナム、台湾、インドネシアと続いた。





◆EU首脳会議開幕、英離脱協議…交渉時期巡り溝

(2016年06月29日 01時08分  読売新聞)

【ブリュッセル=横堀裕也、ベルリン=井口馨】欧州連合(EU)離脱を決めた英国の国民投票後、初のEU首脳会議が28日、ブリュッセルで開幕した。

 メルケル独首相やキャメロン英首相らが参加し、今後の対応を協議する。キャメロン氏は、時間をかけて交渉入りする考えを示す見通しだ。これに先立つ27日、メルケル氏はオランド仏大統領、レンツィ伊首相とベルリンで会談し、英国と事前の離脱交渉は行わず、早期の交渉入りを求める方針で一致した。

 離脱交渉を始める時期について、英国とEUの対立構図は鮮明になっている。29日までの日程の首脳会議で打開策を見いだせるかが焦点だ。

 ブリュッセルに着いたキャメロン氏は28日、記者団に対し、「英国がEUから離脱する旨を説明しに来た。可能な限り建設的な過程を期待している」と硬い表情で語った。

2016年06月28日

◆財務相 外国為替市場ひとまず安定も注視の考え

(6月28日 12時34分   NHKニュース)

麻生副総理兼財務大臣は閣議のあとの記者会見で、イギリスの国民投票を受けて円高が進んだ外国為替市場の動向について「ひとまず落ち着きを取り戻している状況だ」としたうえで「神経質な動きが継続することがないようこれまで以上に緊張感を持って注視し、必要な時にはしっかりと対応していく」と投機的な動きをけん制しました。

麻生副総理兼財務大臣は金融市場の現状について「今週に入ってから、ひとまず落ち着きを取り戻している状況だ」と述べました。そのうえで「為替市場は神経質な動きがみられたが、このような動きが継続することがないように為替市場の動向を緊張感を持ってこれまで以上に注視して、必要な時にはしっかりと対応していかなければいけない」と述べ、投機的な動きをけん制するとともに今後、再び急激な円高が進んだ場合には市場介入も辞さないという考えを示唆しました。

一方、今回の金融市場の変動はリーマンショックと根本的に違うという認識を示し「リーマンショックの時は市場からドルがなくなり流動性が不足するという金融システム上のリスクが発生した。またサブプライムローンのリスクの所在が不明確で、疑心暗鬼が広がった。今回のショックは政治的な不確実性が最大の問題だ。ただ中期的には政治的な不確実性のほうが重荷になる可能性がある」と指摘しました。

◆独仏伊首脳 イギリスがEU離脱

〜通知するまで交渉せず〜

(6月28日 4時54分   NHKニュース)

イギリスが国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めたことを受け、ドイツ、フランス、イタリアの3か国の首脳がベルリンで対応を協議し、イギリスがEUに離脱を通知するまでは、交渉には応じない姿勢を示しました。

ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、それにイタリアのレンツィ首相のEU3か国の首脳は27日、EUの首脳会議を前に急きょベルリンに集まり、今後の対応を協議しました。

会談のあと、3か国の首脳はそろって記者会見し、メルケル首相は「しかるべき手続きが行われないかぎり、次のステップには進めない」と述べ、イギリスがEUに離脱を通知するまでは、交渉には応じない姿勢を示しました。

イギリスのEU離脱を巡って、キャメロン首相は10月までに選ばれる新しい首相にEUとの交渉を任せる姿勢を示していますが、3か国の首脳は事前の非公式な交渉は行わないとしています。

オランド大統領は「時間をむだにしないことが、われわれの責務の1つだ」と述べ、EU加盟国の政治や経済が不安定化するのを防ぐためにイギリスに対して、できるだけ早く離脱の交渉に入るよう強く求めました。

また、3か国の首脳はEUの結束を保つためには新たな対応が必要になっているとして、テロ対策や若者の失業問題、それに、経済成長の促進などを巡り、EU加盟各国で、今後、集中的に議論していく考えを示しました。

◆英国離脱で日米連携確認 杉山次官就任後初訪米

<2016/6/28 05:49  共同通信>

 【ワシントン共同】杉山晋輔外務事務次官は27日、次官就任後初めて訪米し、ワシントンの国務省でブリンケン国務副長官と会談した。英国の欧州連合(EU)離脱問題により国際社会・経済に悪影響が出ないよう、日米が連携していくことで一致した。沖縄県で米兵や軍属による飲酒運転や酒気帯び運転が相次いでいる問題も協議した。

 会談後、杉山氏が記者団に明らかにした。両氏は、英国が「日米双方にとって基本的価値を共有し、政治、経済、安全保障分野で強固な関係にある重要な国」であることを確認した。