2016年07月09日

◆参院選あす投票 街頭で最後の訴え

(7月9日 12時22分   NHKニュース)

安倍政権の経済政策、アベノミクスの是非などが争点となった第24回参議院選挙は投票日が10日に迫り、与野党各党の党首や候補者らは街頭で最後の訴えを行い支持を呼びかけています。

今回の参議院選挙は選挙区73、比例代表48の合わせて121の改選議席を巡って争われていて、389人が立候補し、安倍政権の経済政策、アベノミクスの是非、それに、憲法改正や安全保障の在り方などを巡り、激しい論戦が交わされてきました。

今回の選挙では、自民・公明両党が目標としている改選議席の過半数の61議席を獲得できるか、与党と憲法改正に賛成する政党で改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席に届くか、あるいは民進党や共産党などがこれを阻止したうえで議席を上積みできるか、などが焦点となっています。

先月22日の公示日から18日間にわたる選挙戦は9日が最終日で、与野党各党の党首や候補者らは週末でにぎわう繁華街や駅前など街頭で有権者に最後の訴えを行っています。

街頭演説を行えるのは9日午後8時までで、各党の党首や候補者らはそれぞれの政策や主張を掲げ、支持の拡大に向けて、ぎりぎりまで呼びかけることにしています。

◆都知事選、候補者乱立で混迷

〜「劇場型選挙」に懸念も〜

(2016年7月9日08時02分  朝日新聞)

 14日の告示まで1週間を切った東京都知事選で候補者が乱立し、混迷を深めている。自民党都連が擁立に向けて調整していた増田寛也氏は出馬を決めたが、野党の態度は定まらない。しびれを切らした市民団体の支援を受ける形で名乗りを上げる候補も出始めた。政策論議を深める時間がないまま、知名度優先の「劇場型選挙」に突入することを懸念する声もある。


■野党、参院選優先 鈍い共闘

 「普通の市民と政治がかけ離れている。野党統一候補なら、思いを力に変換できる」。8日午後、俳優の石田純一氏は都内で記者会見し、約150人の報道陣が集まった会場で立候補への意欲を示した。

 石田氏の名前が急浮上したのは6日。市民団体からの要請を受け、出演しているコマーシャルのスポンサーとの調整も進めている。市民団体の有志は会見後、野党各党に統一候補にするよう申し入れを始めた。

 市民連合や野党の支援を期待していた宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長も無所属で立候補する。8日、報道陣に「現段階では政党からの声かけはない。(擁立や支援の)話を待っていたら選挙活動が間に合わないと判断した」と話す。「勝てそうだとか著名だとかそういうことばかりに注目した選挙にしたら同じてつを踏む。しっかりした政策論争をしたい」

 ボールを投げられた野党側。民進党の岡田克也代表は8日、滋賀県内で「石田氏は安保法制反対の時に堂々と国会の前でマイクを握った。素晴らしい人だ」と評しつつも、擁立については「あまり早く名前が出すぎるとつぶれる。決まったら説明したい」と言葉を濁した。共産党幹部は「まだ何も話をしていないが、(石田氏の)会見の内容はよかった」。

 野党の間では別の候補も急浮上…

◆改憲勢力「3分の2」勢い続く

〜最終盤情勢 民進は苦戦〜

(2016.7.8 23:17  産經新聞)

 第24回参院選は10日に投票が行われ、即日開票される。自民、公明両党などの「改憲勢力」は最終盤でも優位に選挙戦を展開。憲法改正の国会発議の条件となる3分の2(非改選と合わせて162議席)に必要な74議席を確保する勢いを維持している。与野党の党首は選挙戦最終日の9日、各地で最後の訴えを行う。

 選挙戦では、安倍晋三首相(自民党総裁)の経済政策「アベノミクス」の是非に加え、消費税増税の再延期に伴う社会保障政策や安全保障関連法の是非、憲法改正も争点となっている。

 自民党(改選50)は60議席に迫り、公明党(同9)も10議席超えが確実な情勢だ。改憲に前向きなおおさか維新の会(同2)も勢力を伸ばしそうだ。非改選の改憲勢力は自民、公明、維新の3党に日本のこころを大切にする党や改憲に前向きな無所属・諸派4人を加えた88議席。このため、今回改選で74議席を確保すれば「3分の2」に達する。

 安倍政権下での改憲阻止を共通目標とする民進、共産、社民、生活の4野党は、32の改選1人区で候補者を一本化した。だが、20選挙区で自民党が優勢。野党統一候補が優勢なのは4選挙区程度にとどまり、選挙戦序盤から支持の広がりがみられない。

民進党は改選43から大幅に議席を減らし、30議席割れも予想される情勢だ。岡田克也代表は「改憲勢力3分の2」の阻止を「最低限」の目標としており、阻止できなければ責任論は免れない。共産党(改選3)は10議席をうかがう勢いとなっている。

 今回の参院選では隣接選挙区を統合する合区を「鳥取・島根」「徳島・高知」で初めて導入した。また、選挙権年齢を「18歳以上」とする初の国政選挙で、18、19歳の約240万人が有権者に加わった。


 参院選には改選121議席(選挙区73議席、比例代表48議席)に対し、選挙区225人、比例代表164人の計389人が立候補している。野党が統一候補を立てなかった平成25年の前回参院選(計433人)より44人少ない。

◆増田寛也氏、都知事選出馬へ 11日に正式会見

(2016年7月9日03時05分  朝日新聞)

 元総務相で岩手県知事を務めた増田寛也氏(64)は、14日告示の東京都知事選に立候補する意向を固めた。参院選の投開票翌日の11日に記者会見で正式表明する。都議会自民党や都内の首長らからの立候補要請を踏まえ、決断した。自民党が推薦する見通しだ。


 自民党内では、元防衛相の小池百合子衆院議員(63)が都連に推薦を依頼している。都連は11日に都選出国会議員や都議らによる多数決で、どちらを推すか決定する方針。事前の相談なく立候補を表明した小池氏に対し、都連の反発は強い。小池氏は支援を得られなくても立候補する考えを表明しており、事実上の分裂選挙になる。

 一方、俳優の石田純一氏(62)は8日、市民団体主催の会合で記者会見し、「野党統一候補ならば、ぜひ出させていただきたい」と述べ、立候補に意欲を示した。前回の都知事選で次点だった宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は無所属で立候補する意向を固め、11日に記者会見を開いて表明する。8日までに記者会見を開き、都知事選出馬を表明したのは10人。

2016年07月08日

◆民進都連、松沢氏・古賀氏も擁立検討 都知事選



(2016年7月8日12時58分  朝日新聞)

 14日告示の東京都知事選に向けて候補者擁立を進める民進党都連で、元神奈川県知事の松沢成文(しげふみ)参院議員(無所属)と元経済産業省官僚の古賀茂明氏の名前が挙がっていることが8日わかった。旧民主系の都議会会派が立候補を要請した長島昭久衆院議員と並行して検討する。

 8日午前にあった同都連の会議後、松原仁会長が報道陣に明かした。松沢氏について「実務能力を神奈川県知事として振るってきた」、古賀氏について「野党4党の枠組みの中で十分戦える」と評価。都連での選定は会長一任となり、松原会長が今後、都連の意向をまとめて党本部に伝える。

 都連幹部によると、長島氏が「いまは参院選に集中したい」と留保しているため、並行して擁立作業を進めていた。朝日新聞の取材に、松沢氏は秘書を通じ「民進党から正式な要請を受けていないので現段階では考えていない」とコメントした。

◆都知事選 石田純一氏「野党統一候補なら出たい」

(7月8日 15時06分  NHKニュース)

東京都知事選挙を巡り、俳優の石田純一氏が8日、都内で記者会見し、「野党統一候補であるならばぜひ出させていただきたい」と述べ、野党4党の統一候補になるのであれば立候補したいという考えを明らかにしました。

石田純一氏は、8日、都内で開かれた市民団体の集会の会場で会見しました。この中で、石田氏は「子どもたちに夢を与え、平和で安心できる暮らしを実現して、災害にも強い、子育てを安心してできる街を作るよう市民の皆さんと話し合ってきた」と述べました。

そのうえで「現状では野党が結集しないと、思いを力に変換できない。野党統一候補なら、ぜひ受けさせていただきたい。これがほかの人になったら、喜んでその人を応援したい」と述べ、民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党の統一候補になるのであれば、今月14日に告示される東京都知事選挙に立候補したいという考えを明らかにしました。

石田氏は市民団体から立候補の要請を受けこれまで意見交換を重ねてきたということですが、現時点で政党から立候補の打診はないということです。

石田氏は去年、安全保障関連法案に反対する集会に参加し、「子どもたちのためにも平和で幸せな夢も希望もある日本を続けていきたい」などと発言していました。

◆宇都宮氏が都知事選出馬へ

〜元日弁連会長、11日に表明〜

<2016/7/8 10:09  共同通信>

 元日弁連会長の弁護士宇都宮健児氏(69)が、東京都知事選に無所属で出馬する意向を固めたことが8日、分かった。宇都宮氏は共同通信の取材に「都民の暮らしを第一に考え、税金の無駄遣いや福祉の充実を訴えたい」と述べた。11日に記者会見し、正式表明する。

 複数の市民団体から出馬要請があったとしている。民進や共産など野党4党の枠組みでの出馬を模索していたが、14日の告示まで時間がないことから決断したという。

 宇都宮氏は2012年と14年の都知事選に出馬し、いずれも次点だった。14年の選挙では共産、社民両党の推薦を受け、「脱原発」を訴えた。

◆参院選まで2日 各党 重点選挙区に幹部投入



(7月8日 4時12分   NHKニュース)

参議院選挙は、今月10日の投票日まで残り2日となり、各党は競り合いが続いている「1人区」と定員が2人以上の「複数区」の重点選挙区に幹部を集中的に応援に入れて支持の拡大を図ることにしています。


先月22日に公示された参議院選挙は、10日、投票日を迎えます。各党は選挙区の最終盤の情勢を分析していて、このうち、選挙全体の勝敗のカギを握るとされ全国に32ある定員が1人の「1人区」では、自民党の候補者と民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党の統一候補らによる競り合いが続いているとみています。

また、定員が2人以上の「複数区」のうち、定員が6人の東京、4人の神奈川、3人の北海道と千葉の合わせて4つの選挙区では、自民、民進の両党が推薦した候補者も含め、それぞれ2人を擁立し、2議席の確保を目指しています。

さらに、定員が4人の大阪と愛知では、おおさか維新の会と民進党が、それぞれ2人の候補者を擁立し、2議席を確保したいとしているほか、今回から定員が増えた兵庫や福岡などの選挙区では、公明党や共産党が議席の獲得を目指しています。

一方、社民党や日本のこころを大切にする党、新党改革も、東京などで候補者を擁立していて、各党は、残る2日間、重点選挙区に、幹部を集中的に応援に入れて、支持の拡大を図ることにしています。参議院選挙の投票は、あさって、今月10日に行われます。

◆自民、接戦1人区重点 民共は「3分の2阻止」

(2016年7月8日04時58分   朝日新聞)

 10日投開票の参院選は、選挙戦の最終盤を迎えている。安倍晋三首相(自民党総裁)は7日、福島県を遊説。接戦の1人区を重点的に回り、単独過半数も視野に勢いを加速させようとする。

共闘する民進党の岡田克也代表と共産党の志位和夫委員長は、憲法改正に前向きな自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を合わせた「改憲4党」が、憲法改正の国会発議に必要な3分の2議席を獲得するのを阻止する姿勢を前面に出す。

2016年07月07日

◆「最近お騒がせして」小池百合子氏

〜自民候補に応援演説 都知事選への言及は“封印”〜

(2016.7.7 16:14更新 産經新聞)

 東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補を正式表明した自民党の小池百合子元防衛相(63)は7日、地元の東京・池袋で、参院選東京選挙区の自民現職、中川雅治氏の応援演説を行った。6日の出馬会見で都知事選対応をめぐり自民党都連、都議会自民党の批判を展開しただけに小池氏の言動を警戒する都連関係者の姿もあった。

 7日午後0時半ごろ、池袋駅東口前。ピンクのジャケットを着た小池氏は選挙カーに上り、笑顔で中川氏の手を握った。

 応援演説で自身の現状について「最近、お騒がせをしているが、この国、そして東京がよくなればという思いでここまできている」と述べる一幕もあったが、都知事選出馬への言及や都連への批判は“封印”。東口周辺のほかの2カ所で中川氏と一緒にマイクを握った際も応援演説に徹し、合間に繁華街で2人並んで通行人と握手して回った。