2016年07月12日

◆鳥越氏「時代の流れ、元に戻す力に」

〜都知事選立候補〜

(2016年7月12日14時45分  朝日新聞)

 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日、都内で記者会見し、東京都知事選(14日告示)に立候補すると表明した。


 鳥越氏は「76歳で、残りの人生はそんなにあるわけではない。もしチャンスを与えていただけたら誠心誠意、住んでよし、働いてよし、環境によし、三つのよしのために全力を捧げたい」と述べた。出馬を決めたのは11日夕方とした。

 さらに、「あえて付けくわえるなら」としたうえで、立候補を決めた理由を「参院選の結果で、憲法改正が射程に入っていることがわかった。日本の時代の流れが変わり始めた。東京都の問題でもある。国全体がそういう方向にかじを切り始めている。元に戻す力になれば。それを東京から発信したい」と語った。

◆首相 ASEMで「テロ根絶へ強いメッセージを」

(7月12日 12時14分   NHKニュース)

安倍総理大臣は、政府の犯罪対策閣僚会議で、バングラデシュでの人質事件を受けて、今週モンゴルで開催されるASEM=アジア・ヨーロッパ会議の首脳会合で、テロ根絶に向けた強いメッセージを発出する考えを示しました。

この中で、安倍総理大臣は、日本人7人が殺害されたバングラデシュでの人質事件について、「崇高な志を抱き、力を尽くされた方々が卑劣極まりないテロの犠牲となった。2度とこうした悲劇を繰り返さないようにするため、一層緊張感を持ってテロ対策を強力に進めていかなければならない」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は「テロの根絶に向けた国際社会の連携強化も不可欠だ」と述べ、今週15日から2日間の日程でモンゴルで開催されるASEM=アジア・ヨーロッパ会議の首脳会合で、テロ根絶に向けた強いメッセージを発出する考えを示しました。

また会議では、国際テロに関する情報収集を行う「国際テロ情報収集ユニット」の体制強化や、海外での国際協力事業に取り組む日本人の安全対策を検討する「国際協力事業安全対策会議」を新設することなどを盛り込んだ、国際テロへの対策が報告されました。

◆与党、増田氏で「一本化」 都知事選

〜小池氏は対決姿勢〜

(2016年7月12日12時49分  朝日新聞)

 東京都知事選(14日告示)で、与党の自民は分裂が決定的だ。党本部は12日夕にも、元総務相の増田寛也氏(64)の推薦を決める。公明は同日午前、党本部の推薦を決めた。与党側は組織としての候補は一本化したが、先んじて立候補を表明した元防衛相の小池百合子衆院議員(63)は対決姿勢を強めている。


 6日の記者会見で「都議会の冒頭解散」を掲げた小池氏は、11日に再び会見を開き、「一部の方々によって、いつどこで何が決まっているのかわからない状況だ」と、改めて都議会を批判。増田氏についても、「都には16万人の優秀な役人がいる。そこに役人がもう1人加わって何なんだ。知事が霞が関の天下りの受け皿になってはいけない」と牽制(けんせい)した。

 自民のベテラン都議は「一部の議員が小池氏を支援しても、『党を二分』という事態にはならない」とみる。ただ、「仮想敵を作るなど、劇場型のパフォーマンスは小池さんが上。無党派に近い層はもっていくだろう」とも話す。

◆都知事選 民進党 鳥越俊太郎氏の擁立方針固める


(7月12日 6時00分  NHKニュース)

東京都知事選挙を巡り、民進党執行部は、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏を擁立する方針を固め、野党4党の枠組みで支援したいとして、鳥越氏への候補者一本化に向け共産党などと調整を急ぐことにしています。

14日告示される東京都知事選挙を巡っては、前回の選挙に共産党などの推薦を受けて立候補した日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏が、11日、立候補を正式に表明したほか、民進党の東京都連は経済産業省の元官僚の古賀茂明氏に立候補を要請し、古賀氏も前向きに検討する考えを示しました。

こうしたなか、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、11日、民進党の岡田代表と会談し立候補したいという意向を伝え、12日午後にも、正式に表明することにしています。

これを受けて、民進党執行部は、知名度が高いうえ都政の刷新も期待できるとして鳥越氏を擁立する方針を固め、共産党など野党4党の枠組みで鳥越氏を支援したいとして、候補者の一本化に向け調整を急ぐことにしています。

一方、自民党東京都連が擁立を進めてきた増田寛也元総務大臣は、11日、立候補を正式に表明し、自民・公明両党が12日、増田氏への推薦を決める見通しですが、自民党の小池百合子・元防衛大臣は、選挙公約を発表するなど、党の推薦がなくても立候補する構えを崩しておらず、自民党は事実上の分裂選挙となります。

◆17年ぶり分裂選挙に…

〜自民党都連、増田氏の推薦正式決定 小池氏、宇都宮氏も会見 
民進党都連は古賀氏に出馬要請〜

(2016.7.11 19:49更新 産經新聞)

 舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)をめぐり、自民党都連は11日、幹部会合を開き、元総務相の増田寛也氏(64)の推薦を正式に決定した。同党の支援なしに出馬する小池百合子元防衛相(63)は公約を発表。同党は平成11年以来、17年ぶりの分裂選挙に突入する。

 増田氏は都庁で開いた出馬会見で「都政は停滞と混乱を招いている。経験を十分に発揮し、都政を引っ張る覚悟だ」と述べた。公約には子育て支援や高齢者対策、2020年東京五輪・パラリンピックの成功などを挙げ、「東京と地方がともに繁栄する共生社会を実現する」とした。

 増田氏は公明党都本部(代表・高木陽介幹事長代理)にも推薦願を提出。高木氏は「協議したい」と述べ、支援を検討するとした。増田氏は都内の大半の市区町村長からの支持も取り付けており、他党にも幅広く支援を求める考え。

 一方、小池氏は都庁での記者会見で「組織対個人の戦いだ。都民による都民のための都政を実現する」と違いを強調し、「都知事の給与半減」「都職員の残業ゼロ」などの公約を掲げた。
 一方、元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)も11日、都庁で会見し、「クリーンな都政を目指す」と3回目となる出馬を表明した。

民進党都連は同日、元経済産業省課長の古賀茂明氏(60)に都知事選への出馬を要請。古賀氏は宇都宮氏と相談の上で、要請を受けるかどうか決めるという。長島昭久元防衛副大臣(54)は都議会を訪れ、立候補しない意向を示した。

 野党統一候補との条件で出馬の意向を示していた俳優の石田純一氏(62)は出馬を断念。会見で「いろいろお騒がせしました」と述べた。


◆首相「大胆な経済対策を」…改憲議論に期待感

(2016年07月11日 21時56分   読売新聞)

 安倍首相(自民党総裁)は11日、参院選で与党が大勝したことを受けて自民党本部で記者会見し、経済対策の策定を12日に石原経済再生相に指示する考えを明らかにした。

 憲法改正に関しては、衆参両院の憲法審査会で与野党が議論を始めることに期待感を示した。8月上旬にも踏み切る方針の内閣改造・党役員人事については、「今の段階では白紙だ」と述べた。

 首相は与党が改選定数の過半数(61)を超える69議席を確保したことについて、「アベノミクスを一層加速せよと国民から信任を頂いた」と話した。そのうえで、「しっかりと内需を下支えできる総合的かつ大胆な経済対策を実施する」と強調した。

 具体的には、農林水産物や食料の輸出関連施設や、外国人観光客誘致のため、クルーズ船が寄港可能な港湾整備などを挙げた。政府系金融機関を通じて民間企業に融資などを行う財政投融資を積極活用する考えも強調した。JR東海が建設中のリニア中央新幹線の全線開業を最大で8年前倒しすることも目指すとした。

 憲法改正について、民進党の岡田代表が、安倍内閣の間は議論に応じない考えを示していることは、「建設的な対応とは言えない。憲法審査会でまずは議論していくべきだ」と述べ、岡田氏を批判した。

 具体的な改憲項目については明言を避けたが、「いかに我が党の案をベースに(国会発議に必要な衆参各院の)3分の2を構築していくか。これが政治の技術と言ってもいい」と語り、自民党が2012年にまとめた憲法改正草案を基に議論を進める考えを示した。

 自民党総裁としての任期が18年9月末で切れることに関し、自民党内の一部で出ている任期延長論については「まずは今与えられた任期を全力で務める」と述べるにとどめた。

 記者会見に先立ち、首相は公明党の山口代表と与党党首会談を行い、参院議長などを決める臨時国会を8月1日に召集する方針で一致した。会期は3〜4日間で調整しており、補正予算案などを審議する本格的な臨時国会は9月中旬に召集する方向で調整している。

◆民進、鳥越氏擁立で最終調整 

〜自民は分裂選挙 都知事選〜

(2016年7月12日03時10分   朝日新聞)

 東京都知事選の告示日を14日に控え、民進党は11日夜、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)に立候補を要請する方向で最終調整に入った。野党統一候補として擁立する方針だ。

一方、自民党都連は、同日に立候補を表明した増田寛也氏(64)の推薦を決定。小池百合子衆院議員(63)も立候補を決めており、17年ぶりの「保守分裂選挙」になる。


■鳥越氏、野党統一候補で擁立へ

 民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党の幹部らは11日、都知事選に野党の「統一候補」の擁立をめざし、水面下で最終調整を続けた。

 民進党内では当初、党都連の松原仁会長らが党執行部と調整し、元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)の擁立をめざす方針をいったん固めた。松原氏は11日午後、都内で古賀氏と会談し、立候補を要請した。

 しかし、ほぼ同時期に民進執行部内から、鳥越氏を擁立する意見が浮上。参院選で共闘した野党4党の枠組みでの候補一本化をめざそうと、各党幹部が再調整に入った。

 野党関係者によると、民進など野党幹部と、鳥越、古賀両氏が協議を重ねた結果、野党の統一候補として鳥越氏を擁立することで最終調整しているという。

 鳥越氏は京大卒業後、毎日新聞社に入社。同社大阪社会部などを経て「サンデー毎日」編集長などを歴任した。89年に退社以降、テレビ朝日系「ザ・スクープ」などでキャスターを務めた。

 一方、宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は同日、記者会見を開き、無所属での立候補を表明した。「弁護士として現場で困りごとを抱えている人の相談に乗ってきた。肌感覚を生かし、都の最低賃金を時給1500円にし、待機児童の解消も目指したい」など、福祉の充実やカネの無駄遣いをなくす考えを強調した。

 ただ、野党が統一候補擁立を模索していることを尋ねられると、「(政党には)これから支援要請に行きたいが、他の方が決まったら真摯(しんし)な気持ちで政策の議論をして相談したい」と述べ、今後の動向に含みを持たせた。

 「野党統一候補なら出る」と意欲を示していた俳優の石田純一氏(62)も同日都内で会見し、立候補を断念すると表明した。「色々お騒がせした。自分の事情やタイムリミットもあった」などと話した。

 民進党の長島昭久衆院議員(54)は同日、報道陣に立候補しない考えを明らかにした。元神奈川県知事の松沢成文(しげふみ)参院議員(58)も民進側の要請を断った。

■自民は増田氏推薦

 増田氏は11日、都庁で会見を開き、正式に立候補を表明した。「この4年で3人のリーダーが代わり、都政は停滞、混乱している。いま東京都に必要なことは積み重なった課題を早く解決することだ」と都政への意欲を述べた。

 取り組む政策として、「三つの不安の解消」と「三つの成長プラン」を提示。解決すべき「不安」として、@子育てA超高齢化社会B首都直下地震などの災害を挙げた。待機児童解消のための緊急プログラムも作るという。

 総務相や岩手県知事を務めた増田氏はこれまで、講演や自著で「東京への一極集中」を批判してきた。会見では、総務相時代に東京など大都市に集中した法人事業税を地方に分配する税制改正を手がけたことなどとの整合性を問われたが、「東京五輪で大きな財政需要が見込まれる。都民の税を守ることを考えたい」と答えた。さらに「一極集中は東京にもマイナス面がある。東京や地方が抱える問題を先頭に立って解決したい」などと話した。

 自民党都連の推薦を得た増田氏は同日、公明党にも推薦を依頼。面会した高木陽介都本部代表は「大変見識のある方だ」と増田氏を評価し、推薦に前向きな考えを示した。

 増田氏の会見の4時間半後、小池氏も都庁で会見に臨んだ。4年後の東京五輪・パラリンピックについて、「膨れあがっている予算を精査して、都民のために使う」と説明。都知事の報酬半減など、新たな政策も公表した。

 小池氏はその後、党本部で自民党の谷垣禎一幹事長と面会。進退について、報道陣に「自民党員としてこれからも頑張りたいと思っているが、そこは党にゆだねます」と話した。

2016年07月11日

◆石田純一氏 都知事選立候補を断念

(7月11日 13時59分  NHKニュース)

東京都知事選挙を巡って、野党4党の統一候補になるのであれば立候補したいという考えを示していた、俳優の石田純一氏が、立候補を断念することが、関係者への取材で分かりました。

俳優の石田純一氏は今月8日に記者会見し、市民団体から立候補の要請を受けているとして、民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党の統一候補になるのであれば、東京都知事選挙に立候補したいという考えを示していました。

その後、市民団体では、共産党に対して石田氏を野党4党の統一候補として検討するよう申し入れるなどしていました。

関係者によりますと、石田氏は11日午前、立候補を断念すると伝えてきたということです。11日夕方にも記者会見を開き、立候補を断念した理由などについて説明を行う方向で調整しているということです。

◆石原都連会長「小池百合子氏はわがままだ」

〜萩生田光一官房副長官「公党への侮辱ではないか」

(2016.7.11 12:40  産經新聞)

 自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相は11日午前、党本部で開いた都連会合で、都連執行部に無断で東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬を表明した小池百合子元防衛相について「わがままだなとは思ったが推薦依頼があったので、このような席に出てきて都政にかける意気込みをぜひ聞かせていただきたく思っていた。(小池氏に)連絡しているが、出席には至っていないのは残念だ」と述べた。

 萩生田光一官房副長官は、小池氏が参院選の投票締め切り直後の10日午後8時過ぎに都連を訪れ、推薦依頼を取り下げる文書を提出した件にふれ「参院選のさなかにこれだけ世間を騒がせ、党に迷惑をかけておきながら、執行部の留守中に紙一枚で取り下げというのは、あまりにも公党を侮辱する姿勢ではないか。そのような憤りも感じる」と批判した。
 都連はこの日の会合で、前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏(64)の擁立を正式に決めた。

◆民進都連、古賀茂明氏に出馬要請

〜東京都知事選で〜

<2016/7/11 18:08  共同通信>

 東京都知事選(14日告示―31日投開票)を巡り、民進党都連は11日、元経済産業省課長の古賀茂明氏(60)に出馬を要請した。都連会長の松原仁衆院議員が古賀氏と面会。同意を得られれば党本部に推薦を求める。

 古賀氏は1980年、旧通商産業省に入省。政府の国家公務員制度改革推進本部事務局審議官などを務めた。

 民進党都議団は党衆院議員の長島昭久元防衛副大臣(54)=比例東京=に出馬要請していたが、長島氏は11日、立候補しない意向を示した。