2018年04月15日

◆森友・加計学園 与党「再発防止に全力」

野党「徹底究明を」

4月15日11時49分NHK「日曜討論」NHKニュース

NHKの「日曜討論」で、「森友学園」や「加計学園」などをめぐる一連の問題について、与党側が、全容を解明し、再発防止に全力を挙げる考えを強調したのに対し、野党側は、政治の関与がなかったのか明らかにすべきだとして追及する考えを示しました。

自民党の新藤政務調査会長代理は「問題が相次いでいることは痛恨の極みだ。行政の信頼が揺らぐのは、国の運営の根幹に関わることなので、まずは、しっかりと全容解明し、再発防止のためきちんとした文書管理のルールを作らなければならない。一刻も早く、公務員が仕事に専念できるようにしなければならないし、私たちも国民から信頼を取り戻すべく、最大の努力をしたい」と述べました。

公明党の石田政務調査会長は「いったい真実は何なのかを解明しないと、再発を防ぐ有効な手だてはできない。与党でも、わが党でも、公文書の管理について、『改革すべきは何か』ということは検討しているので、当然、法改正が必要であれば、考えていかなければならない」と述べました。

一方、立憲民主党の長妻代表代行は「民主主義の底が抜けたような問題で、安倍総理大臣の取り巻きやお友達によって、国家中枢に大きな混乱を招いた国家の危機だ。最大の再発防止策は、徹底した全容解明であり、まだ徹底究明が必要だ。公文書だけの問題にわい小化させてはならない」と述べました。

希望の党の階幹事長代理は「柳瀬元総理大臣秘書官は、『記憶の限りでは、お会いしたことはない』と述べているが、論理的には会ったこと自体はほぼ明らかで、記憶にない人が『首相案件ではない』と明確に言うのも変なことだ。徹底的に真相究明すべきだ」と述べました。

民進党の足立政務調査会長は「官僚の問題にわい小化される危険性がある。政治家の思いつきのような答弁や発言からスタートし、つじつまを合わせるように官僚の話になって右往左往している状況だ。官僚の文書だけの問題ではなく、政治全体の姿勢と捉えるべきだ」と述べました。

共産党の笠井政策委員長は「安倍政治の核心部分に行き着く問題だ。都合の悪いことは、改ざん、隠蔽、うそをつくとなると政権担当能力はない。与党は証人喚問に反対してふたをするのではなく、週明け直ちにやるべきだ」と述べました。

日本維新の会の浅田政務調査会長は「財務省で調査しているというが客観的な信頼性がおけない。第三者機関を作り、徹底的に真相究明する必要がある。改ざんができないようにする新しい公文書管理規則を作るべきだ」と述べました。
at 12:30 | Comment(0) | 政治

◆皇太子さま即位の儀式 上皇 ご出席せず

4月15日 4時56分     NHKニュース

来年の天皇陛下の退位のあと、皇太子さまの即位に伴い憲法で定める国事行為として実施する5つの儀式について、政府は、権威の2重性の問題などを考慮し、上皇になられた陛下にはご出席いただかない方向で検討を進めています。

憲政史上初めてとなる天皇陛下の退位に伴い、政府は、憲法で定める国事行為として、退位される4月30日に退位の儀式を行ったうえで、翌5月1日の皇太子さまの即位に伴う5つの儀式を、1日以降、順次、実施することにしています。

こうした中、政府は、皇太子さまの即位に伴う5つの儀式には、上皇になられた陛下にはご出席いただかない方向で検討を進めています。

この背景には、新天皇と上皇が並び立つことになれば、権威の2重性の問題が生じるおそれがあるほか、現行憲法との関係で、今回の退位が陛下の意思に基づく譲位と受け取られかねない状況は避ける必要があるという判断があったものと見られます。

政府は、一連の儀式を円滑に実施するため、事務方による準備組織を発足させたうえで、ことし秋をめどに、総理大臣を委員長とする「式典委員会」と、官房長官を本部長とする「式典実施連絡本部」を設置し、秋以降に正式な式次第などを決定する見通しです。
at 07:45 | Comment(0) | 政治

安倍首相 大阪府連の大阪都構想反対立場 支持

04月14日 19時16分 NHK関西ニュース

安倍総理大臣は、大阪市で開かれた自民党大阪府連の会合に出席し、いわゆる大阪都構想に反対する大阪府連の立場を支持する考えを示しました。

自民党大阪府連の臨時党員大会は14日、府連の要請で安倍総理大臣も出席して開かれ、およそ1800人が参加しました。

この中で、府連会長の左藤章衆議院議員は13日夜の安倍総理大臣と地元選出議員の会合で、いわゆる大阪都構想の是非を問う住民投票が話題になったことを紹介した上で、「安倍総理大臣には『住民投票は何度もやるものではない』と明確に言っていただいた」と明らかにしました。

そして、安倍総理大臣は、「自民党大阪府連の議員から『都構想や住民投票に関して自民党本部と府連の考え方が違うと言われ、大変迷惑している』と率直に言われた」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は、「都構想に賛成するか反対するか、住民投票を行うかどうかを決めるのは府連のみなさんだ。そして決めたことは、まさに府連の考え方であると同時に自民党の考え方だ」と述べ、都構想に反対する大阪府連の立場を支持する考えを示しました。

安倍総理大臣は、大阪府の松井知事や橋下徹・前大阪市長と定期的に会談していることから、自民党内でも、都構想をめぐって大阪府連との間で温度差があるのではないかという見方も出ていました。
at 07:41 | Comment(0) | 政治

2018年04月14日

◆イラク日報に「戦闘」の文言 来週にも公表へ

防衛省

4月14日 12時03分日報問題    NHKニュース

自衛隊のイラク派遣の日報問題で、見つかった日報の中に「戦闘」という文言が複数記載されていることが防衛省幹部への取材でわかりました。防衛省は来週にも、見つかった日報を公表する方向で調整を進めています。

陸上自衛隊のイラク派遣の日報をめぐって、防衛省は去年、国会答弁などで保存していないとしてきましたが、陸上自衛隊や防衛省の情報本部で相次いで見つかり、これまでに435日分の日報が確認されています。

これに関連して防衛省幹部は、日報の中に「戦闘」という文言が複数記載されていることを明らかにしました。

一方で防衛省幹部は、派遣先のサマーワを「非戦闘地域」としてきたことを覆すような内容は記載されていないとしています。

防衛省は、個人情報や外国からの情報提供などを黒塗りにし、来週にも見つかった日報を公表する方向で調整を進めています。
at 12:47 | Comment(0) | 政治

2018年04月12日

◆セクハラ報道の福田次官 麻生副総理が口頭注意

4月12日 13時57分      NHKニュース

決裁文書の改ざん問題で財務省が厳しく批判される中、福田淳一事務次官が女性記者にセクハラと受け取られる行為を繰り返していたと週刊誌が伝え、麻生副総理兼財務大臣は、緊張感を持って行動するよう本人に口頭で注意したことを明らかにしました。

これは12日発売の週刊新潮が掲載し、財務省の福田事務次官が、複数の女性記者に対して、セクハラと受け取られる行為を繰り返していたと伝えています。

これについて、12日の参議院の財政金融委員会で麻生副総理は「福田事務次官本人が説明に来て話を聞いた。『ふだんから私的な立場でいろいろな相手といろいろな会話をしている。記事の日時や相手との1つ1つのやり取りは定かではなく、記事の内容を確認のしようがないが、誤解を受けないように気を付けて参りたい』ということだった」と述べました。

そのうえで麻生副総理は、「いま置かれている状況を考え、緊張感を持って行動しなければいけないと話をした」と述べ、決裁文書の改ざん問題で財務省が厳しく批判される中、緊張感を持つよう口頭で注意したことを明らかにしました。

一方で、福田次官の処分については、「反省もあったと思っている」と述べて、現時点では考えていないと答弁しました。


福田次官とは
福田事務次官は、予算編成を取りしきる主計局長を務めたあと、去年7月に財務官僚トップの事務次官に昇格し、決裁文書の改ざん問題をめぐる内部調査や再発防止策の取りまとめなどを指揮する立場です。

福田事務次官は、週刊誌報道の事実関係を確認するため、12日朝、記者団が財務省内などで質問したのに対して、いっさい答えず、取材に応じませんでした。

改ざん問題で財務省の情報を隠蔽する体質が厳しく批判され説明責任が問われている中、事務次官がセクハラと受け取られる行為を繰り返していたと伝える報道についても、今後、説明が求められることになりそうです。


公明 井上幹事長「とんでもないこと」

公明党の井上幹事長は、党の代議士会で、財務省の福田事務次官が、女性記者にセクハラと受け取られる行為を繰り返していたと報じられたことなどを念頭に、「公務員の不祥事が、いろいろと報道されているが、とんでもないことで、極めて遺憾だ。政府として、きちんと事実関係を調査し、厳正に対応してもらいたい」と苦言を呈しました。
at 15:45 | Comment(0) | 政治

◆加計学園問題 与党は政府に丁寧な説明求める

野党は政府追及へ

4月12日 4時15分       NHKニュース

「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、与党側は国民の疑念を払拭(ふっしょく)するため、政府に対し事実関係を十分調査し、丁寧に説明を尽くすよう求めていく方針です。これに対し、野党側は愛媛県側と柳瀬元総理大臣秘書官の見解が異なっていることから、柳瀬氏の証人喚問を迫るなど政府への追及を強めることにしています。

「加計学園」の獣医学部新設をめぐって、愛媛県の担当者が3年前に学園の関係者らとともに総理大臣官邸を訪問した際のやり取りを記したとする文書には、当時、総理大臣秘書官だった柳瀬経済産業審議官が「この件は首相案件だ」などと発言したと記載されています。

これについて、安倍総理大臣は11日の衆議院予算委員会で、記されている柳瀬氏の発言はありえないとしたうえで、学部新設までの過程は適正で、みずからが指示したことはないと強調しました。

与党側は「事実を確認し真実を明らかにするのは当事者でなければできない」として、政府に対し、国民の疑念を払拭するため事実関係を十分調査し丁寧に説明を尽くすよう求めていく方針です。

これに対し、野党側は「愛媛県側か柳瀬氏のどちらかがうそをついていることになる」として、引き続き柳瀬氏らの証人喚問を迫っていくことにしています。

さらに野党側は、徹底した審議を通じて真相を明らかにする必要があるとして、衆議院予算委員会で集中審議を開くよう求めるとともにそれぞれの委員会審議でも政府を追及していく方針です。
at 08:05 | Comment(0) | 政治

2018年04月11日

◆森友問題 口裏合わせ 安倍首相「全く考えられない」

4月11日 17時55分   NHKニュース

森友学園への国有地売却をめぐり、財務省が学園側に口裏合わせを求めていた問題について、安倍総理大臣は、「全く考えられない」と述べたうえで、財務省が真摯(しんし)に反省し、信頼回復に向けて努力すべきだという認識を示しました。

森友学園への国有地売却をめぐり、財務省は、地下のごみを撤去する費用について、「相当かかった気がする、トラック何千台も走った気がするといった言い方をしてはどうか」と、学園側にうその説明をするよう求めていたことを認めています。

これについて安倍総理大臣は、衆議院予算委員会で、「こうした対応は全く考えられないことだ。財務省は、二度とこうしたことが起こらないように真摯に反省し、信頼回復に向けて努力をする必要がある」と述べました。

また、国有地を売却した際の値引きが適正だったかどうかについて安倍総理大臣は「価格の適正さについては、財務省や国土交通省からしっかりと説明すべきだ。今、私が適切かどうかを行政府の長として決めつけることはできない」と述べました。

一方、決裁文書の改ざんに関連し、財務省の理財局総務課長が文書の中身をよく見ないまま決裁したと説明していることについて、麻生副総理兼財務大臣は「通常では考えられないが、決裁のはんこは十いくつあり、読んでいない人もいたかもしれない。私自身も正直読んでいない書類に、いろいろ決裁のはんこを押していることはある」と述べました。
at 18:00 | Comment(0) | 政治

◆安倍首相 “私から指示受けた人いない”

加計学園学部新設

4月11日 12時10分        NHKニュース

「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、愛媛県や学園の関係者らが総理大臣官邸を訪問した際に記されたとする文書が残っていたことを受け、安倍総理大臣は、学部新設までのプロセスは適正で、みずからが指示したことはないと重ねて強調しました。

「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、3年前に、愛媛県や学園の関係者らが総理大臣官邸を訪問し、当時、総理大臣秘書官だった柳瀬経済産業審議官が、「この件は、首相案件だ」などと発言したと記された文書が残っていたことが分かり、愛媛県の中村知事は10日、文書は県が作成したものだと認めました。

これについて安倍総理大臣は衆議院予算委員会で、愛媛県の文書に関しては、「コメントは差し控えたい」とする一方、柳瀬氏が否定するコメントを出していることを紹介しました。

そのうえで安倍総理大臣は、「獣医学部の新設については、プロセスにおいて、関わった民間人からは『一点の曇りもない』との明確な発言がある。また、文部科学省の前川前事務次官も含めて、私から指示を受けたという方は1人もいない」と述べました。

そして「プロセスにおいても問題がなく、私から指示を受けた方もいないわけで、4月からすでに開校しているという事実もある」と述べ、学部新設までのプロセスは適正で、みずからが指示したことはないと重ねて強調しました。

また、獣医学部の設置構想を知った日について安倍総理大臣は、「総理大臣としても友人としても、知った日にちはすでに答弁したとおりだ」と述べ、去年1月20日だったと重ねて説明しました。

さらに、一部報道で、文書の中に、安倍総理大臣や学園の加計理事長らが会食した場で、獣医学部新設が話題にのぼったことが記載されていると伝えられたことについて、安倍総理大臣は「私、加計理事長、当時の下村文部科学大臣と3人で会食したことはない」としたうえで、加計氏から、獣医学部についての相談や依頼を受けたことはないと改めて説明しました。

一方、梶山地方創生担当大臣は、「柳瀬氏は、『私が外部の方に対して、この案件が首相案件になっているといった具体的な話をすることはありえない』とのコメントを発表している。本人がコメントを発表している以上、そのコメントのとおりだと認識している」と述べました。
at 12:33 | Comment(0) | 政治

2018年04月10日

◆愛媛県知事 “調査結果を速やかに公表”

「加計学園」関連文書

4月10日 12時02分      NHKニュース

愛媛県は、これまでないと説明してきた学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関連する文書が残されていることがわかったとして、事実関係の調査を進めています。これについて、中村知事は、10日午前、調査結果がまとまり次第、速やかに公表する考えを示しました。

加計学園の獣医学部新設をめぐって、国家戦略特区に提案される2か月前の平成27年4月2日に愛媛県や学部が新設された今治市、それに、学園の関係者が、官邸と内閣府を訪れた際の文書について、愛媛県は「残されていることがわかった」として詳しい調査を進めています。

関係者によりますと、文書には、一行が面会した幹部らの名前や獣医学部新設をめぐる具体的なやり取りが記されていて、当時、総理大臣秘書官を務めていた、柳瀬唯夫経済産業審議官の名前も記載されているということです。

この文書について、県は去年7月、市民団体の情報公開請求に対して「存在しない」と回答していました。

愛媛県の中村知事は10日午前、「担当部署に調査するよう指示した。わかり次第、発表する」と述べ、調査結果がまとまり次第、速やかに公表する考えを示しました。

県は早ければ10日にも中村知事が記者会見を開いて、事実関係について説明することにしています。
at 15:15 | Comment(0) | 政治

◆自衛隊日報 新たに2件確認 防衛相

“国会答弁と不整合ない”

4月10日 14時25分日報問題   NHKニュース

自衛隊の日報問題をめぐり、小野寺防衛大臣は、新たにイラクの救援業務とハイチへの海外派遣の2件の日報が確認されたことを明らかにしたうえで、国会答弁で「保存されていない」としてきた文書ではなく、不整合はないという認識を示しました。

小野寺防衛大臣は、イラク派遣の日報問題を受けて、今月7日に防衛省・自衛隊のすべての機関と部隊に対し、海外に派遣された自衛隊の日報を含む定時報告の探索を徹底して行うよう通達を出しています。

これについて、小野寺防衛大臣は閣議のあと記者団に対し、平成15年に実施された「イラク被災民救援国際平和協力業務」と、平成22年から実施された「ハイチ国際平和協力業務」の2件の日報が、内部部局と海上自衛隊でそれぞれ確認されたことを明らかにしました。

そのうえで、「イラク特措法に基づく活動の日報ではなく、国会答弁との関係で直ちに不整合があるとは思っていないが、情報公開請求も含めて過去のものにさかのぼって対象になるかどうかしっかり精査し、問題があれば適正に対処する」と述べました。

また小野寺大臣は、海上自衛隊と航空自衛隊が、去年7月の通達を過去の日報すべてを調査する指示とは受け止めていなかったことに関連して、「去年7月に再発防止策として官房長文書が発出され、それをしっかり認識してもらうために8月に行政文書管理細則を改正しており、過去にさかのぼってしっかり報告せよということは十分認識されていると思う」と述べました。

さらに小野寺大臣は、去年2月に、稲田元防衛大臣が、日報が保存されていないか調査を指示したとしていることについて、「防衛省では日々、大臣から口頭による指示がなされるが、これに該当するものだ。一方で、指示を受けて関係部署に送信されたメールは必ずしも正確に大臣の意図を伝達したものとはいえない可能性があり、改善の余地があった」と述べました。


稲田元防衛相「確認するよう指示 対応は遺憾」

陸上自衛隊のイラク派遣の日報が確認された当時、防衛大臣を務めていた自民党の稲田元防衛大臣は、記者団に対し、「事務方から、『探したが確認できなかった』という報告を受けて、その旨を国会で答弁しているが、その後、『本当にイラクの日報はなかったのか、しっかり確認するように』と指示した。それを受けた統合幕僚監部の幹部も、私からの捜索指示を伝達したと聞いている。指示に対して適切な対応が取られなかったことは非常に遺憾だ。公文書は大切なものなので、しっかりとした管理が必要だ」と述べました。
at 15:11 | Comment(0) | 政治