2016年08月03日

◆きょう内閣改造 19人すべての入閣者固まる

(8月3日 6時06分  NHKニュース)

安倍総理大臣は3日に内閣改造と自民党の役員人事を行うことにしており、防衛大臣に自民党の稲田政務調査会長、経済産業大臣に世耕官房副長官を内定しました。さらに、オリンピック・パラリンピック担当大臣に丸川環境大臣を充てるほか、文部科学大臣に松野博一元文部科学副大臣、農林水産大臣に山本有二元金融担当大臣、地方創生担当大臣に山本幸三元経済産業副大臣を起用する方針で、19人すべての入閣者が固まりました。

安倍総理大臣は3日午前、自民党の役員人事を行ったあと、午後に臨時閣議を開き、閣僚の辞表を取りまとめたうえで組閣本部を設置し、第3次安倍内閣発足後2回目となる内閣改造を行うことにしています。

こうしたなか、安倍総理大臣は、防衛大臣に自民党の稲田政務調査会長、経済産業大臣に世耕官房副長官を内定したのに続き、新たに、オリンピック・パラリンピック担当大臣に丸川環境大臣を充てるほか、文部科学大臣に松野博一元文部科学副大臣、農林水産大臣に山本有二元金融担当大臣、地方創生担当大臣に山本幸三元経済産業副大臣を起用する方針を固めました。

また、いずれも自民党の、山本公一元総務副大臣、今村雅弘元農林水産副大臣、金田勝年元外務副大臣、松本純政務調査会長代理、鶴保庸介元国土交通副大臣の初入閣が内定し、具体的なポストの調整が行われています。

さらに、世耕氏の後任の参議院の官房副長官に野上浩太郎元国土交通副大臣を充てるとともに、衆議院の萩生田官房副長官を留任させる方針を固めました。

安倍総理大臣はこれまでに、麻生副総理兼財務大臣、高市総務大臣、岸田外務大臣、塩崎厚生労働大臣、公明党の石井国土交通大臣、菅官房長官、石原経済再生担当大臣の留任を内定しています。

また、働き方改革を推進するため担当大臣を置き、加藤一億総活躍担当大臣を留任させて兼務させる方針で、これによって19人すべての入閣者が固まりました。

このように今回の改造では、主要閣僚のほとんどが留任し、内閣の骨格が維持されることになりました。

一方、自民党の役員人事で安倍総理大臣は、谷垣幹事長の後任の新しい幹事長に二階総務会長、総務会長に細田幹事長代行、政務調査会長に茂木選挙対策委員長、選挙対策委員長に古屋元国家公安委員長を内定し、高村副総裁の再任を決めました。また、国会対策委員長に竹下前復興大臣の起用を内定しました。

第3次安倍第2次改造内閣は皇居での認証式を経て、3日夕方にも正式に発足する運びで、安倍総理大臣は内閣改造を終えたあと記者会見し、閣僚人事の狙いや今後の政権運営などについて、みずからの考えを明らかにすることにしています。

◆総活躍へ低所得者に1万5千円など

〜計28兆円経済対策〜

(2016年8月2日21時56分   朝日新聞)

 政府は2日、「未来への投資を実現する」と銘打った事業規模28・1兆円の経済対策を閣議決定した。内閣府はこの対策により、今年度と来年度の実質国内総生産(GDP)が1・3%分押し上げられると試算している。

 対策では政権が掲げる「1億総活躍社会」に向け、保育士や介護職員の給与を引き上げ、返済がいらない給付型奨学金を創設。低所得者約2200万人に1人あたり1万5千円を配る給付も行い、関連の事業規模は3・5兆円とした。

 インフラ整備の規模は10・7兆円で、リニア中央新幹線の全線開業を最大8年前倒しする。このほか、英国の欧州連合(EU)離脱の影響を受ける中小企業の支援が10・9兆円、熊本地震などの復興・防災強化が3兆円とした。(鯨岡仁)

2016年08月02日

◆内閣改造 防衛相に稲田氏


〜 経済産業相に世耕氏 起用へ〜

(8月2日 17時20分   NHKニュース)

安倍総理大臣は、3日に行う内閣改造で、新たに防衛大臣に自民党の稲田政務調査会長を、経済産業大臣に世耕官房副長官を起用する方針を固めました。また、働き方改革を推進するため、担当大臣を置き、加藤一億総活躍担当大臣を留任させて兼務させる方向で調整に入りました。

さらに、自民党の国会対策委員長に竹下前復興大臣、選挙対策委員長に古屋元国家公安委員長が内定しました。

安倍総理大臣は、3日午前、自民党役員人事を行ったあと、午後、臨時閣議を開いて、閣僚の辞表を取りまとめたうえで、組閣本部を設置し、内閣改造を行うことにしています。

安倍総理大臣は、党役員人事で、谷垣幹事長の後任に二階総務会長を充てるなど党三役を固めたほか、内閣改造では、これまでに、麻生副総理兼財務大臣、菅官房長官、岸田外務大臣ら主要閣僚に加え、高市総務大臣、塩崎厚生労働大臣らを留任させ、内閣の骨格をほぼ維持する方向で調整を進めています。

こうしたなか、安倍総理大臣は、新たに防衛大臣に自民党の稲田政務調査会長を、経済産業大臣に世耕官房副長官を起用する方針を固めました。また、安倍総理大臣は、同一労働同一賃金の導入や長時間労働の是正など、働き方改革を推進する必要があるとして、担当大臣を置き、加藤一億総活躍担当大臣を留任させて兼務させる方向で調整に入りました。

安倍総理大臣としては、稲田氏について、みずからと政治信条が近いことに加え、女性の登用を積極的に進める内閣の方針を踏まえて重要閣僚で起用する方向で調整を進めてきました。また、世耕氏は、第2次安倍内閣の発足当初から官房副長官を務め、幅広い分野の政策に通じていることを評価したものとみられます。

さらに、自民党の国会対策委員長に竹下前復興大臣、選挙対策委員長に古屋元国家公安委員長が就任することが内定しました。

一方、安倍総理大臣は、石破地方創生担当大臣に閣内にとどまるよう打診しましたが、石破大臣は固辞する考えを示し、交代することになりました。石破大臣は閣議のあとの記者会見で、「自民党内に多様な意見があるということは大事だ。与えられたポストで全身全霊を尽くしてきたが、なお足らざるところ、政策面において錬磨を図らなければならないところは多々あると認識している」と述べ、「ポスト安倍」をにらんで政権構想を練る作業に集中したいという考えをにじませました。

これにより、第2次安倍内閣発足当初から内閣や党執行部で安倍総理大臣を支えてきた谷垣幹事長と石破大臣が交代することになり、政府・与党内では、政権内のバランスに変化が出るのではないかという見方も出ています。

◆自民部会「慰安婦像撤去を」10億円拠出に異論も

(2016.8.2 15:22更新 産經新聞)

 自民党は2日、外交部会などの合同会議を党本部で開き、昨年末の日韓合意に基づき設立された元慰安婦支援のための財団について議論した。出席した議員からは、在ソウル日本大使館前の慰安婦像の確実な撤去を求める声や、日本側が財団に拠出する10億円について慎重な対応を要求する意見などが相次いだ。

 稲田朋美政調会長は慰安婦像の撤去について「日韓合意の重要な要素だ」と指摘した。出席議員からも「韓国が撤去へ命懸けの努力をしているようには見えない」「10億円を拠出したままで終わってしまうのではないか」などの懸念が続出。「今の状態では10億円を出すべきではない」との意見もあった。

 岸田文雄外相は2日の記者会見で「日韓合意の中身を両政府が誠実に実施することが重要だ。国民にも丁寧に説明を続けていきたい」と述べた。

◆政府、28兆円の経済対策を決定

〜借金を拡大し、補正予算4兆円〜

<2016/8/2 17:14   共同通信>

 政府は2日の臨時閣議で事業費28兆1千億円の経済対策を決定した。デフレを打開するため、借金を拡大して追加歳出4兆円の補正予算を編成。公共事業や低所得者への現金給付を柱に据える。麻生太郎財務相は決定後に日銀の黒田東彦総裁と会談、政府・日銀の連携を確認し、一体となって景気底上げを目指す。

 対策の一部は16年度第2次補正予算案に盛り込み、9月召集の臨時国会に提出。4年ぶりとなる年度途中での建設国債増発により財源不足を補う。一足先に追加金融緩和に動いた日銀と足並みをそろえてアベノミクスを加速するが、財政規律が緩んで日本経済に深刻なリスクを抱え込む懸念も拭えない。

◆議会との関係聞かれ、言葉濁し

〜「いやまぁ、何を申したかあれですけど…」〜

(2016.8.2 15:47更新    産經新聞)

 《東京都の小池百合子知事(64)の就任会見は開始から約30分が経過した。小池氏は報道陣からの一問一問に対し、時間を割いて詳細に応じている。次の質問は、小池氏が選挙戦で訴えてきた知事報酬の半減についてだった》

 −−知事報酬の半減ということだが、具体的には

 小池氏「これから行財政改革を進めていくと標榜(ひょうぼう)していますので、まず身を切る改革の象徴として、私の知事給与の減額、半減ということをうたわせていただいております。具体的な内容が決まればお伝えしていきたいと思っております」

 《多くの報道陣の手が上がる中、小池氏は「じゃあそちらの男性。クールビズじゃない方」と次の質問者を指名。男性記者は「失礼しました」といいながら、小池氏の都議会への対応について質問した》

 −−今日は各会派を回られた。最初に議長、副議長を回り、その後、(小池氏が)「握手を嫌そうな顔をしていたね」と話しているのが聞こえてきたのだが、どのような思いだったのか。また、都議会、特に自民党との関係性をこれからどう改善していくか

 「いやまぁ、何を申したかあれですけど…。これまで、選挙期間中にいろいろと発言があって、不愉快な思いをされた方もおられるかと思うが、しかし、都議会は車の両輪でございます。行政を代表する知事と、都民の代表であられる都議会と。これから車の両輪で進めていきたいと、このように思っております」

 「残念ながら、議長、副議長のところでも、記念写真をお撮りしたかったんですけどそうはいかず、とても残念な思いでしたが、しかしながら議会を代表する議長さんには、これから都民ファーストでこういったことを進めていきたいと真摯(しんし)にお願いをし、ご理解を深めていただきたいと、このように考えております。やはりお互いに都民の代表ということで、必ずどこかで(知事と議会に)接点が出てくるはずでございますので、ゆっくりお願いをしていくということになるかと思います」

《ここで、用意されたペットボトルから水をコップに注ぎ、コップを両手で持って飲む小池氏。多くのフラッシュがたかれる中、質問は東日本大震災の支援に移る》

 −−東日本大震災の被災地に、都はこれまで職員を派遣したり支援を行ったりしていた。その一方で舛添要一前知事は被災地に行かず批判を受けたりした。今後、都の被災地支援をどう考えているのか。また、福島県については、水素エネルギーの生産や研究について都は協定を結んだ。それを今後どうするのか

 「東日本大震災被災者の方々はまだご自宅ではなく、まだ何も終わっていない状況、『ING(アイエヌジー)形』だと思います。私も(国会)議員として何度か被災地の方には回らせていただきました。

当時は議員としての予算確保であるとか、(自民党の)総務会長を務めていた折には、小学校入学の子供たちにランドセルを送ろうとツイッターでつぶやいたところ、何千個のランドセルが届いて、総務会長室がランドセルでいっぱいになったということもあった。つまり、都として当時職員の派遣ということもしていたと思うし、今もそれぞれの市町村、県も含めお支えをしていると思います」

「被災地の方々、これは東京都としても支えていくのは当然の話ではないかと思うし、さらには、新しい産業を福島などの地において支えていくということ。これなどは、雇用の問題やそこで生活なさっておられる方の将来の希望にもつながることですので、もう一度ご指摘がございましたので、改めて東京都としての東日本大震災の被災地支援、改めて確認をさせていただきます。

被災地支援についての考えは変わりませんし、それをより強化し、かつ見える形で、というのは私自身が被災地に出向くということもあろうかと思います。検討して参りたいと思っています」

 《東日本大震災への対応に続いて、小池氏は水素エネルギーについて見解を述べた》

 「水素ステーションというお話がございました。水素ステーションは燃料電池車であったり、五輪パラリンピックのときの、さまざまな公共の輸送にも使えるし、東京湾の屋形船を燃料電池にという話もございます。一つの新しいエネルギーとして有望かと思っておりますので、それについても引き続き福島も含めてでありますけれども、水素ステーションについては取り組みます」

◆小池新都知事が就任会見

〜「東京大改革 必ず実行したい」〜

(8月2日 13時56分   NHKニュース)

2日に東京都知事に就任した小池百合子氏は東京都庁で就任会見を行い、「選挙戦で掲げた『東京大改革』は都民との約束で必ず実行したい」と述べ、都政改革に取り組む考えを明らかにしました。

女性初で第9代の東京都知事に就任した小池知事は、2日朝、東京都庁に初登庁し、待機児童の問題や少子高齢化の対策など、さまざまな課題の解決に向け都政運営をスタートさせました。

午後1時半からは就任後初めてとなる記者会見を行い、この中で「選挙戦で掲げた『東京大改革』は都民との約束で必ず実行します」と述べました。また、「都政改革で最も重要なのは徹底した情報公開だ」として、情報公開の徹底や、東京オリンピック・パラリンピックの予算の検証に向けた調査チームを設置する考えを示しました。

このうち、オリンピックの予算検証では、中間報告を来月にまとめることを目指すとしています。そのうえで、「課題は山積、なすべきことはたくさんありスピードを優先する。都政の理念は『都民ファースト』だ。いちばん何を求めているのか声を届けてほしい」と述べました。

◆小池新都知事が抱負 都政運営をスタート

(8月2日 12時11分   NHKニュース)

2日に東京都知事に就任した小池百合子氏が都庁に初登庁し、「都民一人一人に成果を実感していただけるよう頑張りたい」と抱負を述べ、待機児童の問題や少子高齢化の対策など、さまざまな課題の解決に向けて都政運営をスタートさせました。

女性初で第9代の東京都知事に就任した小池知事は、2日午前9時半すぎ、東京都庁の正面玄関に到着し、およそ1000人の職員の出迎えを受けました。

その後、東京都選挙管理委員会から当選証書を受け取り、早速、執務室に入りました。

知事のいすに座った小池知事は「感無量です。自分に投票していただいた291万人の都民の思いをこの場で実行していく責任を感じています。1360万人の大都市東京の一人一人の思いを受け止め、皆様に成果を実感していただけるよう頑張りたい」と抱負を述べました。

また、小池知事はおよそ600人の職員を前に訓示を行い、「たび重なる知事の交代で都政への信頼が低下しているのではないか懸念している。都民ファーストに徹して仕事をしてもらいたい」と呼びかけました。

これに先立ち、都議会の各会派へのあいさつにも回り、このうち最大会派の自民党の議員控え室では、小池知事が「お世話になります」とあいさつしたのに対し、高橋信博総務会長が「ありがとうございます。幹事長と政調会長は不在にしています」などと応じていました。

午後には、就任後初めての記者会見を開くことになっています。

◆石破氏、閣外で政策錬磨 「ポスト安倍」へ研さん

<2016/8/2 12:54   共同通信>

 石破茂地方創生担当相は2日の記者会見で、3日の内閣改造・自民党役員人事に伴い、閣外に出て「ポスト安倍」を目指す考えを示唆した。「これまで与えられたポストで全身全霊を尽くしてきた。自分に足りない部分の研さんや政策面の錬磨を図らなければならない」と述べた。

 石破氏は既に首相側から農相や防衛相など複数ポストを提示され、閣僚を続けるよう要請されたが、閣外に出る意向を固めている。

 石破氏は閣外に出るのか問われ「自民党内に多様な意見があることを示し、国民から自民党や安倍政権への支持をいただくことが大事。そのために自分がなすべきことは何かという思いはある」と強調した。

◆大阪高裁長官に井上弘通氏 東京高裁部総括判事

(2016年8月2日12時38分  朝日新聞)

 最高裁は2日、大阪高裁長官に井上弘通(ひろみち)・東京高裁部総括判事(63)をあてる人事を決めた。菅野博之・大阪高裁長官が最高裁判事に任命されるのに伴い、政府が2日午前の閣議で、井上氏を高裁長官に任命すると決めたことを受けた人事。発令は9月5日。