2016年09月04日

◆安倍首相と習主席、5日に会談の方向で最終調整

(2016年09月04日 12時45分   読売新聞)

 安倍首相は、4日から中国・杭州で開かれる主要20か国・地域(G20)首脳会議に合わせ、5日に中国の習近平シージンピン国家主席と会談する方向で最終調整に入った。

 日本政府関係者が3日、明らかにした。

 両首脳の会談は、2014年11月と15年4月に続いて3回目。

 首相は会談で、沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船による領海侵入などについて抗議し、中国側に自制を促すとみられる。一方で、自衛隊と中国軍の偶発的な衝突を回避するための緊急連絡体制「海空連絡メカニズム」の設置について、年内に正式合意を目指す方針を習主席と確認したい考えだ。

 両首脳は過去の会談で「戦略的互恵関係」に基づく関係改善で一致している。今回の会談でも、経済面やテロ対策など協力可能な分野での連携強化を確認し、関係悪化に歯止めをかけたい意向とみられる。

◆中国側、海洋問題で批判抑制要求

〜調整中の日中首脳会談〜

<2016/9/4 02:03   共同通信>

 中国・杭州で4、5両日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせ調整中の安倍晋三首相と中国の習近平国家主席との首脳会談に関し、中国側が海洋問題で「度を超える対中批判発言は認められない」として抑制対応を求めていることが分かった。G20首脳会合でも南シナ海問題をことさら取り上げないよう要求している状況も判明した。複数の日中関係筋が3日明らかにした。

 南シナ海問題が主要議題にならないよう神経質になっている中国の姿が浮かび上がった形だ。日本側は従来の立場は変わらないと反論。首脳会談については4日開催を提案したが、中国側は5日の日程を示した。

◆プーチン氏「北方領土きっと解決」…首相案評価

(2016年09月03日 20時40分  読売新聞)

 【ウラジオストク=寺口亮一、中島健太郎】ロシアのプーチン大統領は3日、極東ウラジオストクでの「東方経済フォーラム」で、安倍首相が提案したエネルギー分野など日露間の8項目の経済協力について、「唯一の正しい道だと考えている」と高く評価した。

 そして安倍首相が北方領土問題の解決を呼びかけたことに対し「我々はきっと問題を解決する」と応じた。

 安倍首相はフォーラムで演説し「私たちの世代が勇気を持って責任を果たそう。70年続いた異常な事態に終止符を打ち、次の70年の日露の新たな時代をともに切り開いていこう」とプーチン氏に呼びかけた。これは首相在任中に領土問題を打開し、平和条約を締結することに強い意欲を示したものだ。

2016年09月03日

◆首相、日露平和条約の決着に意欲…会談定例化も

(2016年09月03日 13時14分 読売新聞)

 【ウラジオストク=寺口亮一】安倍首相は3日昼、ロシア極東ウラジオストクで開催されている「東方経済フォーラム」で演説した。

 日露間で平和条約が締結されていないことに言及し、ロシアのプーチン大統領に「70年続いた異常な事態に終止符を打ち、次の70年の日露の新たな時代をともに切り開いていこう」と早期決着を呼びかけた。首脳会談を毎年、ウラジオストクで行うことも提案した。

 首相の演説は、両首脳の時代に北方領土問題を解決し、平和条約を締結することへの強い意気込みを示すものだ。プーチン氏に対し、「このままではあと何十年も同じ議論を続けることになってしまう。放置しては、私もあなたも未来の世代に対してよりよい可能性を残せない」とも訴えた。

◆北方領土交渉は動くのか

〜「経済つまみぐい」リスクとそれぞれの「国益」がネック〜

(2016.9.3 01:25更   産經新聞)

 安倍晋三首相は2日のプーチン露大統領との会談中、通訳だけを交えた“サシ”の対話に持ち込んだ。会談は夕食も含め約3時間10分に及んだが、うち55分間は2人だけの会談だった。その結果を首相は「道筋が見えてきた。手応えを強く感じることができた」と表現。首相はプーチン氏との親密な関係を軸に北方領土問題の解決に挑むが、乗り越えなくてはならないハードルは依然高い。

■それぞれの「国益」
 「これまで築いた信頼関係に基づき、くつろいだ雰囲気だった」
 日本同行筋は2日夜、首脳会談の様子をこう説明した。とはいえ、両首脳が意見を異にする場面がなかったわけではない。核・ミサイル開発を強行する北朝鮮への対応だ。

 首相「北朝鮮が発射した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は新たな脅威だ。国連安全保障理事会で厳しい対応を取る必要がある」
 大統領「問題解決のためには6者協議を再開することが重要だ」
 首相「会議のための会議は意味がない。具体的な成果が出るような協議でなくてはならない」

首相はプーチン氏と2人きりで会談した後、同行筋に「それぞれの国益を総合的な観点から判断すべきと一致した」と説明した。しかし、両首脳の「国益」を測る尺度はそれぞれ違う。北方領土問題の解決の前には、この大きな溝が横たわっている。

■進むロシア化
 「ウラジーミル(プーチン氏のファーストネーム)の訪日では新たな歴史を開く成果を…」。首相はこの日の会談で、大統領の訪日時に領土交渉の一定の“成果”を得たい考えをにじませた。その仕掛けとなるのが、5月の日露首脳会談で打ち出した8項目の経済協力だ。ただ、経済協力と引き換えにロシア側が領土返還に前向きな姿勢に転じる保証はない。プーチン氏は5月に「何も売るものはない」と明言しており、「食い逃げ」の懸念も残る。

 また、プーチン氏は2012年3月に「引き分け」という柔道の用語を引用して日露双方による妥協の必要性を指摘した。日本政府内では平和条約締結後に歯舞、色丹を返還するとした日ソ共同宣言を根拠に「2島先行返還」が過去に検討された経緯がある。ただ、2島先行返還を容認すれば、交渉は一気に進展するとの見方もあるが、ロシア側に主導権を握られかねない。会談に同席した日本同行筋はこう断言した。

 「4島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する日本の基本的立場に変更はない。そこから離れるような提案は行っていない」(ウラジオストク 峯匡孝)

◆日露首脳会談、12月15日に山口県長門市で

(2016年09月02日 23時02分  読売新聞)

 【ウラジオストク=寺口亮一】安倍首相は2日、ロシア極東ウラジオストクを訪れ、同国のプーチン大統領と会談した。両首脳は、12月にプーチン氏が来日し、首相の地元・山口県で会談することで正式に合意した。北方領土問題や平和条約締結交渉、極東・シベリアでのエネルギー開発を柱とした経済分野での協力拡大についても意見交換した。

 首相は会談後、記者団に、「平和条約については2人だけで、かなり突っこんだ議論ができた。『新しいアプローチ』に基づく交渉を今後具体的に進めていく道筋が見えてきた。手応えを強く感じとることができた」と述べた。日本での首脳会談を12月15日に山口県長門市で行うことや、11月19、20日にペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて首脳会談を行うことも明らかにした。

2016年09月02日

◆民進党代表選告示、蓮舫・前原・玉木氏が届け出

(2016年09月02日 11時22分  読売新聞)

 民進党代表選は2日告示され、蓮舫代表代行(48)、前原誠司・元外相(54)、玉木雄一郎衆院議員(47)の3氏が立候補を届け出た。

 次期衆院選を巡る共産党との選挙協力のあり方や憲法改正論議への対応、党再建への具体策などについて論戦が交わされる。15日に東京都内のホテルで開かれる臨時党大会で投開票が行われ、新代表が決定する。

◆日露首脳が2日に会談…首相、定例開催呼びかけ

(2016年09月02日 07時27分   読売新聞)

 安倍首相は2日、ロシア極東ウラジオストクを訪問し、プーチン大統領と日露首脳会談を行う。

 経済分野を中心とした両国間の協力強化や北方領土問題で意見交換し、首脳会談の定例化を呼びかける。12月のプーチン氏来日については正式合意する見通しだ。

 これに関連し、首相は1日、日露間の経済協力を統括する「ロシア経済分野協力担当相」を新設し、世耕経済産業相を任命した。ロシア側の期待が強い経済分野での連携に積極的に取り組む姿勢を示し、難航する北方領土交渉の前進を図る狙いがある。

 首相は5月に開かれた前回の首脳会談で、エネルギーや極東開発、交通網整備など8項目の協力計画を提示し、北方領土問題では従来の発想にとらわれない「新しいアプローチ」で交渉することでプーチン氏と一致した。今回の首脳会談では協力計画の具体化も主要なテーマとなる。

◆民進代表選 きょう告示 選挙戦へ

(9月2日 4時08分  NHKニュース)

民進党の代表選挙が、2日告示され、前原元外務大臣と蓮舫代表代行が立候補を予定しているほか、玉木国会対策副委員長が、立候補に必要な推薦人を確保するため、党所属議員への働きかけを続けています。今月15日の投開票日に向けて安倍政権への対抗軸として、党勢の回復をどのように図るのかや野党連携の在り方などをめぐり、激しい選挙戦が繰り広げられる見通しです。

岡田代表の任期満了に伴う民進党の代表選挙は、2日告示され、党本部で、午前10時から立候補の受け付けが行われ、これまでに、前原元外務大臣と蓮舫代表代行が立候補を表明しています。

このうち、前原氏は、1日、みずからの選挙対策本部の会合で「国民の信頼を取り戻すには、国民に土下座でもして、自民党に代わる一極を作らないといけない。そのために、失敗をしている私にもう一度チャンスを与えてほしい」と述べました。

蓮舫氏は、みずからの陣営の会合で、「ワクワクする政治、期待できる政治、何か変えてくれるのではないかという政治を必ず成し遂げたい。『新世代民進党』を、皆さんと一緒に作りたい」と述べました。

また、立候補を目指している玉木国会対策副委員長は、1日夜、「現時点で、推薦人が、あと1人、2人足りないという状況まできた。最後まで全力で頑張りたい」と述べ、立候補に必要な国会議員20人の推薦人を確保するため、党所属議員への働きかけを続けています。一方、立候補に意欲を見せていた原口元総務大臣は、推薦人の確保が難航していて、党内では、立候補は難しいという見方が強まっています。

代表選挙は、今月15日の投開票日に向けて、安倍政権への対抗軸として、党勢の回復をどのように図るのかや、岡田執行部が推し進めた共産党など野党4党と連携する路線を衆議院選挙でも継続するかどうかなどをめぐって論戦が交わされるものと見られ、激しい選挙戦が繰り広げられる見通しです。

◆吉村市長シンガポール視察へ

(09月02日 06時05分  NHK関西ニュース)

カジノを含む複合型観光施設、=「IR」の誘致を目指している大阪市の吉村市長は、IRで経済効果を上げているシンガポールを視察するため、1日の夜、関西空港を出発しました。

経済活性化に向けて大阪市は、大阪府とともにカジノを含む複合型観光施設=「IR」を大阪・此花区の夢洲に誘致することを目指しています。

こうした中、大阪市の吉村市長は、今月5日までの日程で、IRで経済効果を上げているシンガポールを訪れるため、1日の夜、関西空港を出発しました。

シンガポール滞在中吉村市長は、カジノやホテル、国際会議場などが集まる「IR」を視察するとともに、ギャンブル依存症になった人の治療を行っている国の機関を訪れることにしています。

吉村市長は、今回の訪問について、「『IR』の誘致は自治体間の競争がすでに始まっている。関西の経済団体の幹部とともに視察に行くので、経済効果や課題を共有したい」と話しています。