2016年09月23日

◆日本とキューバ 首脳会談が終わる

(9月23日 8時34分   NHKニュース)

日本の総理大臣として初めてキューバを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の23日朝、国家元首にあたるラウル・カストロ国家評議会議長と会談しました。会談では、経済関係の強化をめぐって意見を交わすとともに、核実験などを繰り返す北朝鮮に対する圧力の強化に向けて協力を呼びかけたものとみられます。

安倍総理大臣は、日本時間の23日未明、キューバの首都ハバナに到着しました。日本の総理大臣のキューバ訪問は初めてで、安倍総理大臣は、日本時間の午前7時すぎから、国家元首にあたるラウル・カストロ国家評議会議長とおよそ40分余りにわたって会談しました。

会談の内容は明らかになっていませんが、安倍総理大臣は、キューバでは、インフラの老朽化などによって、今後、大きな開発需要が見込まれることから、経済関係の強化に官民を挙げて取り組む考えを伝えたうえで、日本企業の進出を促すためにも、投資環境の整備などへの協力を求めたものとみられます。

また、キューバが核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮と国交を結んでいることを踏まえ、圧力の強化に向けて協力を呼びかけたものとみられます。

◆公安調査庁、平昌五輪に職員派遣…情報収集

(2016年09月23日 08時42分  読売新聞)

 政府は、2018年2〜3月に韓国・平昌ピョンチャンで開かれる冬季五輪・パラリンピックの期間中、公安調査庁の職員を現地に派遣する方針を固めた。

 20年の東京五輪・パラリンピックのテロ対策を進めるため、海外の治安当局などとの人脈を広げ、情報収集力を強化する狙いがある。17年度予算の概算要求に関連経費として約400万円を盛り込んだ。

 公安調査庁は、今夏のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックにも職員を派遣した。幹部は「リオでは海外の情報機関と人脈を築くことができた」と成果を強調。平昌でも約2か月の滞在中に、韓国を中心とした各国の情報機関と人脈を構築し、イスラム過激派組織「イスラム国」や、五輪開催の反対団体の情報収集に役立てたい考えだ。

◆生前退位 有識者会議 6人起用へ

〜経団連の今井名誉会長ら〜

(9月23日 4時33分   NHKニュース)

政府は、天皇陛下が生前退位の意向がにじむお気持ちを表明されたことを受けて新たに設ける有識者会議のメンバーに、経団連の今井敬名誉会長や東京大学の御厨貴名誉教授ら、6人を起用する方針を固めました。

天皇陛下が、先に、生前退位の意向がにじむお気持ちを表明されたことを受けて、安倍総理大臣は、今月26日に召集される臨時国会での所信表明演説で、生前退位などについて具体的な検討を進めるため、有識者会議を設ける方針を示すことにしています。

これを受けて、政府は、水面下で有識者会議のメンバーの人選を進めてきました。その結果、経団連の今井敬名誉会長、東京大学の御厨貴名誉教授、千葉商科大学の宮崎緑教授、東京大学の山内昌之名誉教授、慶應義塾の清家篤塾長、上智大学法科大学院の小幡純子教授の6人をメンバーとして起用する方針を固めました。

政府は、来月中旬から下旬にも1回目の会合を開く方向で調整していて、幅広い意見を聴取するため、有識者会議に専門家を招いて意見を聞くことを検討しています。

政府は、今後の世論の動向も見極めながら、早ければ来年の通常国会に天皇陛下の生前退位を可能にする法案を提出することも視野に入れながら、慎重に議論を進めていくものと見られます。

◆首相、キューバに到着

〜歴史的訪問、経済連携拡大へ〜

<2016/9/23 05:289/23 05:47updated  共同通信>

 【ハバナ共同】安倍晋三首相は22日午後(日本時間23日未明)、キューバの首都ハバナの国際空港に到着した。同国トップのラウル・カストロ国家評議会議長と会談する。両首脳は経済連携の拡大を図る方針で一致。首相はキューバが北朝鮮と友好国であることを踏まえ、核、ミサイル、拉致問題解決へ協力を求める。日本の首相がキューバを訪れるのは初めてで、歴史的訪問となった。

 首脳会談に先立ち、首相はラウル氏の兄で1959年のキューバ革命の指導者、フィデル・カストロ前国家評議会議長と会談した。

 キューバを巡っては、昨年の米国との国交回復を受け、各国が経済関係の強化を急いでいる。

◆北方領土、2島返還が最低限…対露交渉で条件

(2016年09月23日 06時07分   読売新聞)

 政府は、ロシアとの北方領土問題の交渉で、歯舞群島、色丹島の2島引き渡しを最低条件とする方針を固めた。

 平和条約締結の際、択捉、国後両島を含めた「4島の帰属」問題の解決を前提としない方向で検討している。安倍首相は11月にペルー、12月には地元・山口県でロシアのプーチン大統領と会談する。こうした方針でトップ交渉に臨み、領土問題を含む平和条約締結に道筋をつけたい考えだ。

 複数の政府関係者が明らかにした。択捉、国後については日本に帰属するとの立場を堅持する。その上で、平和条約締結後の継続協議とし、自由訪問や共同経済活動などを行いながら、最終的な返還につなげる案などが浮上している。

2016年09月22日

◆北への圧力「日本が先導」…安倍首相が国連演説

(2016年09月22日 03時40分   読売新聞)

 【ニューヨーク=今井隆】米ニューヨーク訪問中の安倍首相は21日午後(日本時間22日未明)、国連総会で一般討論演説を行った。

 核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮の脅威を「これまでとおよそ異なる次元」と表現した上で、「北朝鮮の計画をくじく」ため、国連安全保障理事会での議論を日本が先導するとの決意を表明した。

 首相の演説は、約15分間の持ち時間のほぼ半分を北朝鮮問題に充てる異例の内容になった。日本が現在、非常任理事国を務めていることを踏まえ、「次は国連の出番だ。安保理が新次元の脅威に対し、明確な態度を示すべき時だ」として、圧力強化に向けた新たな制裁決議の採択を訴えた。

 オバマ大統領による5月の広島訪問にも触れ、核廃絶に向けた「誓い」が「太平洋両岸を結んで新たな力を得た」と強調した。

2016年09月21日

◆自民、衆院補選で若狭氏を公認

〜東京10区、小池氏との関係重視〜

<2016/9/21 15:17   共同通信>

 自民党は21日、小池百合子東京都知事の衆院議員失職に伴う10月の東京10区補欠選挙で、小池氏に近い若狭勝衆院議員(比例東京)を公認候補として擁立すると決めた。若狭氏は都知事選で党の方針に反し小池氏を支援。擁立には東京都連内に異論も残っているが、小池氏との関係修復を優先させた格好だ。

 東京10区補選で、自民党は公募を実施。若狭氏を含む45人が応じていた。

◆各もんじゅ廃炉、知事と協議へ…文科相、福井訪問

(2016年09月21日 15時28分  読売新聞)

 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を巡り、もんじゅを所管する松野文部科学相が21日夜に福井県を訪問し、西川一誠知事らと会談することがわかった。

 政府は同日夜、首相官邸で松野氏や世耕経済産業相らが出席する関係閣僚会議を開き、「廃炉を含めて抜本的な見直しを行う」との方針を確認する見通しで、松野氏は同会議後に地元を訪れ、こうした政府方針を説明する。存続を求める地元に対し、早期に理解を求める必要があると判断した。

 これに関連し、菅官房長官は21日午前の記者会見で、「関係閣僚会議で(もんじゅの)方向性を含めて議論し、政府全体として認識を共有していく」と語った。

◆日系企業配慮、英に要請…首相とメイ首相会談

(2016年09月21日 10時23分  読売新聞)

 【ニューヨーク=今井隆】国連総会出席で米ニューヨーク訪問中の安倍首相は20日午前(日本時間20日夜)、国連本部で英国のメイ首相と会談した。

 英国が欧州連合(EU)離脱を決めたことを巡り、安倍首相が英国に進出している日系企業の活動に支障が出ないよう要請したのに対し、メイ首相は「日本との貿易投資関係は英国にとって極めて重要だ」と応じた。

 両首相は、核・ミサイル開発を進める北朝鮮について、国連安全保障理事会での新たな制裁決議の採択に向け、緊密に連携していくことを確認。安倍首相はメイ首相に、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けた協力を要請した。

 安倍首相とメイ首相は中国・杭州で開催された主要20か国・地域(G20)首脳会議の合間に立ち話をしているが、正式な会談は今回が初めて。

◆和解・癒やし財団、首相に「おわびの手紙」要請

(2016年09月20日 20時04分    読売新聞)

 慰安婦問題を巡る昨年末の日韓合意に基づいて韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」が、日本政府に対し、安倍首相から元慰安婦に宛てた「おわびの手紙」を要請していることが分かった。

 日韓両政府関係者が明らかにした。

 財団は、日本政府が先月入金した10億円から、昨年末時点の生存者に約1億ウォン、死亡者の親族らに約2000万ウォンを支給する方針だが、一部の元慰安婦や支援団体は日韓合意や財団の事業に反対している。首相の手紙を添えることで、「韓国内の反対世論を和らげる」(財団理事)狙いがある。

 要請は韓国政府を通じて行われたが、日本政府は日韓合意にない追加措置の実施には慎重な立場で、回答を保留している。菅官房長官は20日の記者会見で「(日韓)合意を両国が着実に実施していくことが極めて大事だ」と語った。