2019年06月11日

◆中国空母 沖縄本島と宮古島の間を通過

領海侵入なし

2019年6月11日 14時53分  NHKニュース

防衛省関係者によりますと、中国海軍の空母「遼寧」が11日朝、沖縄本島と宮古島の間の海域を通過して東シナ海から太平洋に出たということです。

日本の領海への侵入はないということですが、中国の空母がこの海域を通過して太平洋に出たのが確認されたのは3年前の2016年12月以来で、防衛省は航行の目的を分析するとともに警戒と監視を続けています。

2019年06月08日

◆ヴィッセル神戸監督にフィンク氏

06月08日 18時26分  NHK関西ニュース

サッカー、J1のヴィッセル神戸の新監督に、スイスやドイツのクラブなどで指揮を執ってきたトルステン・フィンク氏が就任することになりました。

ヴィッセルはことし4月、フアン・マヌエル・リージョ監督が退任して急きょ、吉田孝行監督が就任し、本格的にチームの立て直しを託す新監督の選出を進めていました。

その結果、ドイツ出身で、スイスやドイツのクラブなどで指揮を執ってきたフィンク氏に監督就任を打診し、本人から承諾を得たということです。
フィンク氏は51歳。
現役時代は守備的ミッドフィルダーとしてドイツの強豪、バイエルンミュンヘンで活躍し、数々のタイトル獲得に貢献しました。
現役引退後は指導者となり、監督としてはスイス1部リーグのバーゼルでリーグ2連覇を果たしたあと、ドイツ1部リーグ時代のハンブルガーSVなどで指揮を執りました。

ヴィッセルは、大型補強をして臨んだ今シーズンの途中で監督が交代し、リーグ戦ではクラブワーストとなる7連敗を喫するなど13位に低迷していて、フィンク氏がチームをどう立て直すのか注目が集まります。

4月以降、チームを率いてきた吉田監督は8日付けで退任します。

2019年05月02日

◆「徴用」裁判で株式売却へ「日韓関係一層困難に」

韓国主要紙

2019年5月2日 13時02分  NHKニュース

太平洋戦争中の「徴用」をめぐる韓国の裁判で、原告側は1日、すでに差し押さえていた日本企業の株式を売却する手続きに踏み切り、韓国の主要紙は「令和の初日に手続きが行われたことで、日韓関係はさらに難しくなる」などと伝えています。

太平洋戦争中の「徴用」をめぐる韓国の裁判では、被告の日本企業が賠償に関する協議に応じていないことから、原告側はメーデーに当たる1日、すでに差し押さえていた日本企業の株式を売却する手続きを行ったと発表しました。

これについて、韓国の保守系の主要紙中央日報は「令和初日に手続きが行われ、日韓関係はさらに難しくなる」と大々的に報じ、日本政府が抗議したことや対抗措置を検討していることも伝えています。

また、保守系の朝鮮日報は「日本にとって最大の祝いの日に、賠償に消極的な日本政府と企業に圧力をかけた」という見出しを取り、日本政府や企業に賠償に関する協議に応じさせようという原告側のねらいがあったという見方を紹介しています。

一方、革新系のキョンヒャン(京郷)新聞は、ムン・ジェイン(文在寅)大統領が、即位した天皇陛下に祝電を送ったものの、日本と韓国の間には「徴用」をめぐる問題に加え、慰安婦問題や福島県産などの水産物の輸入禁止措置といった多くの課題があり、関係の改善は依然難しい状況だと伝えています。

2019年04月29日

◆「徴用」めぐり韓国で日本企業9社を新たに提訴

2019年4月29日 17時46分  NHKニュース

太平洋戦争中に「徴用工として日本で強制的に働かされた」と主張する韓国人男性や遺族など54人が、29日、三菱マテリアルや西松建設など日本企業9社に対して、新たに損害賠償を求める訴えを韓国の裁判所に起こしました。

韓国南西部のクワンジュ(光州)地方裁判所に訴えを起こしたのは、太平洋戦争中に「徴用工として日本で強制的に働かされた」と主張する韓国人男性や遺族など合わせて54人です。

原告は訴えの中で、三菱マテリアル、住石ホールディングス、JX金属、それに西松建設など9社に対して、原告1人当たり500万ウォンから1億ウォン(日本円にしておよそ50万円から960万円)の損害賠償を求めています。

太平洋戦争中の「徴用」をめぐっては、今月初めにも日本企業4社に損害賠償を求める訴えがソウルの裁判所に起こされ、原告の弁護士や支援団体は今後も提訴を続けるとしています。

一連の裁判を受けて、日本政府は韓国政府に対し日韓請求権協定に基づく協議を再三求めていますが、韓国政府からは具体的な方針は示されておらず、その間に提訴の動きが相次いでいます。

2019年04月17日

◆尖閣諸島沖 中国海警局の船 日本の領海に侵入

2019年4月17日 10時25分  NHKニュース

沖縄県の尖閣諸島の沖合で、17日午前10時、中国海警局の船が日本の領海に侵入したことが確認されたため、政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している情報連絡室を官邸対策室に切り替え、情報収集と警戒監視にあたっています。

2019年04月13日

◆北朝鮮 新型潜水艦の建造継続か 米研究グループ

2019年4月13日 10時34分  NHKニュース

北朝鮮の動向を分析しているアメリカの研究グループは、最新の衛星写真から北朝鮮が弾道ミサイルを搭載できる新型の潜水艦の建造を継続している可能性があるという分析結果を明らかにしました。

アメリカの研究グループ「38ノース」は12日、北朝鮮東部のシンポ(新浦)にある海軍の造船所の衛星写真の分析結果を明らかにしました。

この造船所では、これまでの分析で3年前からSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを搭載できる新型の潜水艦の建造が始まったとみられています。

38ノースによりますと、先月23日に撮影された写真で確認された潜水艦の船体に使われるとみられる形の物体が今月5日にはなくなっていることから、現在も北朝鮮が潜水艦の建造を継続している可能性があるということです。

また、今月11日に撮影された写真からは、実験用の潜水艦の付近に水上に浮かべたクレーンの姿も確認できるとしています。

物別れに終わった2回目の米朝首脳会談以降、北朝鮮ではミサイル発射場が運用可能な状態にまで復旧される動きも確認されていて、米朝間の対話が停滞する中、北朝鮮がミサイル関連の開発を続けていることをうかがわせています。

2019年04月10日

◆日本大使館の建築許可取り消す ソウル市

申請の不備理由に

2019年4月10日 14時42分  NHKニュース

韓国の首都ソウルにある日本大使館の新築計画について、ソウル市は、大使館側が着工の延期を申請しなかったとして、先月、建築許可を取り消していたことが分かりました。韓国メディアは「日韓関係が最悪の状況にあることを示している」と伝えています。

ソウルの日本大使館は地上6階地下3階建ての建物を新築する計画で、2015年にソウル市から建築許可を受け、古い建物を取り壊しました。

現在はさら地になり、大使館業務は近くのビルで行われています。

韓国の建築法では建築許可から2年以内に着工しなければなりませんが、事情がある場合、着工を延期することができます。

ソウル市は10日、NHKの取材に対し「日本大使館は2016年に1度、着工の延期を申請したが、再度延期したいのであれば事由書を提出するよう繰り返し求めたものの回答がなかった」として、先月4日付けで建築許可を取り消していたことを明らかにしました。

建築許可を改めて出すには申請から1年以上かかる見通しだということです。

こうした経緯についてソウルの日本大使館は公式なコメントを出していませんが、韓国メディアは「日本大使館の前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像をめぐって解決の糸口がつかめない中、日韓関係が最悪の状況にあることを示している」と伝えています。

2019年03月25日

◆「徴用」三菱重工の資産差し押さえ 認める決定

韓国の裁判所

2019年3月25日 15時00分  NHKニュース

太平洋戦争中の「徴用」をめぐる裁判で、去年、三菱重工業に賠償を命じる判決が確定したことを受けて、韓国の裁判所が、三菱重工業の資産の差し押さえを認める決定を出していたことがわかりました。韓国にある日本企業の資産の差し押さえを認める決定は、これで2件目です。


太平洋戦争中の「徴用」をめぐり、韓国では去年11月、三菱重工業に賠償を命じる判決が確定し、原告側は今月、三菱重工が韓国で持つ特許と商標合わせて8件の差し押さえを認めるよう裁判所に申し立てていました。

これについて、韓国中部テジョン(大田)の地方裁判所が25日までに、この申し立てを認める決定を出していたことがわかりました。

原告側によりますと、認められたのは原告4人分の損害賠償金などおよそ8億ウォン(日本円で7700万円相当)で、原告側は「三菱重工が誠意ある態度を示さなければ、現金化の手続きを進める」としています。

「徴用」をめぐる裁判で、韓国の裁判所が差し押さえを認めるのは、ことし1月に韓国にある新日鉄住金の資産の差し押さえを認めたのに続いて2件目です。

「徴用」の裁判をめぐって、日本政府は、日韓請求権協定に基づく協議を求めていますが、韓国政府は検討中だとして応じていません。

2019年01月15日

◆ロシア側 「北方領土」の名称は受け入れられない

2019年1月15日 7時51分  NHKニュース

今回の日ロ外相会談について、ロシア側は、北方領土問題をめぐる双方の立場に大きな隔たりがあったことを明らかにし、今後の交渉では、日本側がロシアの主張に耳を傾け、立場の隔たりを埋める用意があるのか、見極めていく構えです。


ロシアのラブロフ外相は14日、モスクワで行われた日ロ外相会談後の記者会見で、北方領土問題をめぐる双方の立場について、「根本的な見解の違いが残っていることを隠すつもりはない」と述べて、大きな隔たりがあることを明らかにしました。

そのうえで、ラブロフ外相は、交渉では、日本が、第2次世界大戦の結果、島々がロシアの主権下になったことを認めることが「最初の1歩だ」として、日本側が従来の立場を変えないかぎり、進展は難しいとの立場を示しました。

さらに日本が「北方領土」と呼ぶことも「受け入れられない」と述べ、厳しい姿勢を示しました。

こうしたなかでも、ラブロフ外相は、プーチン大統領の指示にもとづき、日本と質の高い協力や信頼関係を構築したいとして、交渉を継続していく意思は示しています。

ロシアとしては、今月22日に行われる首脳会談をはじめ、今後の交渉で、日本側がロシアの主張に耳を傾け、立場の隔たりを埋める用意があるのか、見極めていく構えです。

2019年01月13日

◆沖合に2人乗った木造船漂流 北朝鮮から来たか

青森 深浦町

2019年1月13日 16時53分

青森県深浦町の海で13日朝、北朝鮮から来たとみられる男性2人が乗った木造の船が漂流しているのが見つかり、海上保安部は2人を巡視船に移して詳しい状況を調べています。2人とも朝鮮語を話し「エンジンが故障した」と話しているということです。

13日午前7時20分ごろ、青森県深浦町の沖、約1.5キロの海で、「木造の船が漂流している」という通報が地元の漁協からありました。

青森海上保安部によりますと、巡視船2隻を出して確認したところ全長15メートルほどの古い木造船が見つかり、外国人とみられる男性2人が乗っていました。
海上保安部はその後、2人を巡視船に移して事情を聴いています。

海上保安部によりますと、2人とも朝鮮語を話し、「北朝鮮の港を出港したが、船のエンジンが故障した。帰りたい」と話しているということです。
また、健康状態に問題はないとみられるということです。

現場の海域や付近の海岸では、これまでにも北朝鮮から来たと見られる木造船がたびたび見つかっていて、海上保安部は2人が北朝鮮から来たとみて、さらに詳しく調べています。


ことしも各地で漂流や漂着相次ぐ

北朝鮮から漂流、漂着したとみられる木造船は去年、過去最多にのぼりましたが、第2管区海上保安本部によりますと、ことしに入ってからも全国で9件確認され、東北地方では今回が初めてと見られるということです。