2018年06月23日

◆大阪北部地震 活発な地震活動続く

雨にも注意

2018年6月23日 11時57分   NHKニュース

大阪府北部では今月18日に震度6弱の揺れを観測する地震が起きたあと、ふだんより活発な地震活動が続いています。地震の被害を受けた地域では、23日は断続的に雨が降ると予想されていて、気象庁は地震の揺れや雨の降り方に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、今月18日の朝の地震で震度6弱の揺れを観測した大阪府北部では、地震の回数が少なくなり、震度1以上の体に感じる地震は、20日から22日にかけて、1日当たり2回にまで減っています。

しかし、震源地周辺の地震活動は、ふだんより活発な状態が続いていて、気象庁は最初の地震から1週間程度は震度6弱程度の激しい揺れを伴う地震に注意が必要だとしています。

また、23日は前線の影響で南部を中心に激しい雷雨となるところがある見込みで、地震の被害を受けた地域でも断続的に雨が降ると予想されています。

揺れの強かった地域では、建物の倒壊や土砂災害が起きやすくなっているおそれがあります。

気象庁は地震の揺れや雨の降り方に注意して、むやみに危険な場所に立ち入らないなど、安全を意識して行動するよう呼びかけています。

◆大阪北部地震 ガス6万戸で供給再開

残り4万9000戸

2018年6月23日 11時56分  NHKニュース

地震の影響でガスの供給が止まっていた大阪の茨木市や高槻市などの11万戸余りのうち、23日朝までに半数以上に当たる6万戸余りで供給が再開され、大阪ガスは25日までにすべての供給を再開しようと作業を進めています。

大阪ガスによりますと、地震の影響でガスの供給が止まっていた茨木市と高槻市、摂津市、それに吹田市で、23日午前6時までの12時間で、およそ8000戸のガスの供給を再開できたということです。

4つの市でガスの供給が止まっていたのは、合わせておよそ11万2000戸に上っていましたが、これで半数以上が復旧し、供給できなくなっているのは、およそ4万9000戸となりました。

大阪ガスによりますと、主要なガス管はすでに復旧したということで、23日はおよそ3万戸でガスの供給を再開できる見通しだということです。

大阪ガスは地域ごとの復旧状況をホームページで知らせるとともに、地震発生から1週間にあたる25日までには供給を再開したいとしています。

◆沖縄戦73年 きょう「慰霊の日」

平和祈り 基地問い直す

2018年6月23日 4時54分   NHKニュース

沖縄は23日、20万人を超える人が亡くなった沖縄戦から73年の「慰霊の日」を迎えました。最後の激戦地となった糸満市では正午前から戦没者追悼式が行われ、沖縄は23日一日、平和を願う祈りに包まれます。

太平洋戦争の末期の沖縄戦では、住民を巻き込んだ激しい地上戦で20万人を超える人が犠牲になり、沖縄県民の4人に1人が命を落としました。

沖縄県は旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる6月23日を「慰霊の日」としていて、糸満市摩文仁の平和祈念公園では正午前から戦没者追悼式が行われます。

73年が経ち、戦後生まれが県民の9割近くになる中、戦争の記憶と教訓をどのように継承していくかが課題となっています。

一方、沖縄戦を経てアメリカ軍基地が次々と造られ、在日アメリカ軍の専用施設のおよそ7割が今も沖縄に集中しています。

この1年、アメリカ軍の軍用機の事故やトラブルが相次ぎ、今月も戦闘機が那覇市の沖合に墜落しました。

戦没者追悼式で沖縄県の翁長知事は基地負担の軽減を改めて訴えるものと見られ、「慰霊の日」の23日は平和への誓いを新たにする一方、沖縄の重い基地負担を問い直す日にもなります。

◆近畿 23日 夕方にかけ広範囲で雨

06月23日 07時04分   NHK関西ニュース

前線の影響で、23日は夕方にかけて広い範囲で雨が降り、近畿南部を中心に激しい雷雨となるところがある見込みです。
地震で揺れが強かった地域では、土砂災害が起きやすくなっているおそれがあり、斜面の近くでは注意が必要です。

気温は平年より低めですが、湿度が高く、蒸し暑くなる見込みです。

24日は次第に天気が回復し、午後は晴れるところが多くなる見込みです。

気温は23日より高くなり、各地で30℃前後まで上がると予想され、熱中症に注意が必要です。

2018年06月22日

◆中小企業へのサイバー攻撃調査へ

06月22日 15時14分   NHK関西ニュース

中小企業を狙ったサイバー攻撃が相次いでいることから、大阪商工会議所は、中小企業の社内にあるコンピューターの通信を記録して、ウイルスやサイバー攻撃などの実態を調べる、全国でも珍しい調査を行うことになりました。

この調査は、中小企業を狙ったサイバー攻撃の実態を把握して、セキュリティ対策につなげようと大阪商工会議所と神戸大学、それに大手保険会社の東京海上日動火災保険が共同で実施するものです。
調査では、関西の中小企業の社内にあるコンピューターに通信を記録する機器を設置して、ウイルスに感染していないかや外部からの不正アクセスなどのサイバー攻撃を受けていないかを調べるということです。

商工会議所によりますと、対象となる企業30社を募集した上で、今年9月から5か月間にわたって調査を行うということです。
こうした調査は全国でも珍しいということです。

海外では、中小企業のコンピューターにウイルスを仕掛けて、取り引きのある大企業に侵入する手口が相次いでいることから、国内でも中小企業のセキュリティー対策が大きな課題になっています。

大阪商工会議所の宮城勉専務理事は「被害がかなり深刻に広がっているおそれがあり、実態を明らかにしたい。調査を通じて、中小企業のセキュリティ意識を高めていきたい」と話しています。

◆“紀州のドン・ファン” 愛犬から覚醒剤検出されず

2018年6月22日 6時27分  NHKニュース

紀州の”ドン・ファン”とも呼ばれた和歌山県の資産家が、急性覚醒剤中毒で死亡したことをめぐり、警察がその20日ほど前に突然死んだ愛犬を詳しく調べた結果、覚醒剤の成分は検出されなかったことが捜査関係者への取材で分かりました。

和歌山県田辺市の会社社長、野崎幸助さん(77)は先月24日、自宅で急性覚醒剤中毒で死亡し、警察は亡くなった経緯に不審な点があるとして容疑者を特定しないまま、殺人の疑いで捜査しています。

警察は、社長が亡くなる18日前の先月6日に、愛犬「イブ」が突然死んだことに注目し、埋葬されていた自宅の庭から掘り出し、覚醒剤の成分の有無などについて専門機関に依頼するなどして鑑定を行っていました。

その結果、「イブ」の血液だけでなく、臓器などからは覚醒剤の成分が検出されなかったことが、捜査関係者への取材で分かりました。

警察は、野崎社長に覚醒剤がいつ、どのように摂取されたのかが、詳しいいきさつの解明につながるとみています。

ただ、覚醒剤は、愛犬からも成分が検出されず、捜索した、自宅や会社などからも、見つかっていないということで、警察は引き続き慎重に調べを進める方針です。

◆ブロック塀倒壊 女児の小学校で保護者説明会

大阪 高槻

2018年6月22日 7時00分  NHKニュース

小学4年生の児童が、倒れてきたブロック塀の下敷きになって死亡した大阪 高槻市の小学校で保護者説明会が開かれ、校長が謝罪したうえで、これまでの経緯について説明しました。

高槻市立寿栄小学校ではプールのブロック塀が倒壊して通学途中だった4年生の三宅璃奈さん(9)が下敷きになって死亡しました。

ブロック塀は地上からの高さが3.5メートルと建築基準法に違反する違法建築物だったことから、警察が業務上過失致死の疑いで現場検証して設置された経緯や点検の状況などを調べています。

学校は21日3日ぶりに再開され、午前中授業が行われたあと、午後6時から保護者説明会が開かれました。

説明会は非公開でおよそ300人が出席し、出席者によりますと、田中良美校長が謝罪したうえで、塀が倒れたときの状況などを説明したということです。

保護者からはなぜ違法建築に気づかなかったのかとか、検査をしっかりしていたのかなどの質問が相次ぎました。

しかし、保護者にとって納得の得られる回答がないとして説明会はおよそ2時間にわたったということです。

2年生の男子児童の母親は「いつも通る通学路でこんなことが起きてとても怖いと思う」と話していました。

2018年06月21日

◆約11万戸でガス復旧せず 大阪 茨木・高槻など4市

2018年6月21日 15時26分   NHKニュース

3日前の地震で震度6弱の激しい揺れを観測した、大阪の茨木市や高槻市など4つの市では、合わせておよそ10万8000戸でガスの供給が止まったままになっていて、ガス会社が復旧作業を急いでいます。

大阪ガスによりますと、茨木市や高槻市、それに摂津市と吹田市では、地震の直後から合わせておよそ11万2000戸でガスの供給が止まりました。

大阪ガスは、ほかのガス会社の協力も得ながら、およそ4400人体制で復旧作業を進めていて、20日までにおよそ4000戸が復旧しましたが、21日午前8時現在、10万7986戸で依然としてガスが止まったままになっています。

21日は、ガス管の安全が確認された茨木市の北春日丘、高槻市の北園町、芥川町、登町、宮野町、竹の内町でガスの開栓作業を進めています。

大阪ガスは地域ごとの復旧状況についてホームページで知らせるとともに、地震発生から1週間にあたる今月25日をめどにほとんどの地域で供給を再開したいとしています。

◆地震発生後 周辺活断層に新たにひずみか 専門家指摘

2018年6月21日 4時15分   NHKニュース

今月18日に大阪府北部の地震が発生したあと、周辺の活断層に新たにひずみがたまっていると見られることが、活断層の専門家の解析でわかりました。専門家は、これまでより大きな地震が起きやすい状態になっている可能性があるとして、改めて備えを見直してほしいとしています。

活断層のメカニズムに詳しい東北大学の遠田晋次教授は、3日前の今月18日、大阪府北部を震源に発生したマグニチュード6.1の地震が、周辺の活断層に与えた影響を、地震の震源などのデータを基に解析しました。

その結果、周辺にある3つの活断層に、それぞれ新たにひずみがたまっていると見られることがわかり、遠田教授は、これまでより地震が起きやすい状態になっている可能性があるとしています。

このうち、震源の西側にあり、大阪市の中心部を通って南北に延びる「上町断層帯」と、震源の北側にあり、神戸市北区から大阪・高槻市まで東西に延びる「有馬ー高槻断層帯」では、広い範囲にひずみが加わっていました。

また、震源の東側の大阪 枚方市から羽曳野市まで、ほぼ南北に延びる「生駒断層帯」でも、一部にひずみが加わったと見られるということです。

この3つの活断層について政府の地震調査委員会は、いずれも全体がずれ動いた場合、マグニチュード7.0から7.5程度の地震が起きる可能性があるとしています。

遠田教授は、「いつ地震が起きるかはわからないが大阪周辺では、今回の地震をきっかけに、今までよりは大きな地震が起こりやすい状態になっていると考えられる。改めて備えを見直してほしい」と話していました。

2018年06月20日

◆近畿中心に激しい雨 土砂災害などに警戒を

2018年6月20日 13時18分   NHKニュース

活発な前線の影響で、近畿を中心に激しい雨が降っています。西日本と東海では20日夕方にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の増水などに警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、西日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になっていて、九州から東海にかけて発達した雨雲がかかっています。

正午までの1時間に、和歌山県有田川町で61.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、国土交通省が和歌山県広川町に設置した雨量計で53ミリの非常に激しい雨を観測しました。

また、鹿児島県指宿市で34ミリの激しい雨が降ったほか、静岡県が牧之原市に設置した雨量計で33ミリの激しい雨を観測しました。

正午までの24時間に降った雨の量は、宮崎県のえびの高原や熊本県湯前町の横谷、それに鹿児島県の伊佐市大口で300ミリを超えています。

これまでの雨で、鹿児島県と熊本県、奈良県では土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告などを出す目安とされる土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

九州と四国、近畿、それに東海では、20日夕方にかけて局地的に雷を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあるほか、前線が停滞する九州南部では21日にかけても非常に激しい雨が降るおそれがあります。

21日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、近畿南部で300ミリ、九州南部で200ミリ、東海で160ミリ、四国で150ミリ、鹿児島県の奄美地方で120ミリ、九州北部で100ミリと予想されています。

さらに、九州南部と奄美地方では21日昼から22日昼までの24時間に200ミリから300ミリの雨が降る見込みです。

気象庁は、土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。

また、18日の地震で揺れが強かった大阪府や京都府などでは雨が降っていて、このあと数時間は局地的に雷を伴い1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあります。

地震の揺れで地盤が緩んでいるところでは、少しの雨でも土砂災害が起きるおそれがあり、十分注意が必要です。