2019年12月15日

◆殺害された男性「億単位の現金所持」と周囲に話す 東京 青梅

2019年12月15日 4時02分   NHKニュース

14日、東京 青梅市の住宅で、高齢の男性が頭を殴られて殺害された事件で、男性は周囲に億単位の現金を持っていると話していたことが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁はこうした情報を聞いた何者かが事件を起こした疑いもあるとみて捜査しています。

14日未明、東京 青梅市成木の住宅で、この家に1人で住む、小川和男さん(67)が頭から血を流して倒れているのが見つかり、死亡しました。

頭には鈍器のようなもので強く殴られた痕があり、警視庁は殺人事件として捜査しています。

その後の調べで、小川さんは近所の住民や知り合いに、億単位の現金を持っていると話していたことが捜査関係者への取材で分かりました。

また、知人によりますと、多額の現金が詰め込まれたジュラルミンケースを見せられた人もいたということです。

これまでの調べで、住宅の玄関ドアはガラスの部分が割られていて、小川さんは「寝ていたら物音がした。泥棒に入られたようだ」と110番通報した直後に襲われたとみられています。

警視庁は盗まれたものがないか調べるとともに、小川さんが多額の現金を持っているという情報を聞いた何者かが家に忍び込み、事件を起こした疑いもあるとみて捜査しています。


「同窓会でジュラルミンケースに現金」

亡くなった小川さんと中学校で同級生だったという60代の女性によりますと、小川さんは4年ほど前に開かれた同窓会に初めて顔を出したということです。

その時の様子について女性は「小川さんはジュラルミンケースを持ってきて、突然、みんなの前で開くと、お金がびっしりと詰まっていて驚きました。いろいろなところに持っていって見せているということでした。試しに持たせてもらったら相当重くて、『持って逃げられないね』と話したことを覚えています。楽しかったのか、また同窓会に来るような話を聞いていたので、事件に巻き込まれ驚いています」と話していました。

◆日韓外相会談は調整つかず見送り

2019年12月15日 4時52分  NHKニュース

国際会議に合わせてスペインで行われることが検討されていた日韓外相会談は、日程の調整がつかず、見送られることになりました。茂木外務大臣としては、国際会議の合間に短時間、カン・ギョンファ(康京和)外相と意見を交わしたい考えです。

日韓関係をめぐっては、韓国政府が先月、日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAの維持を決定したことから、今月下旬に安倍総理大臣とムン・ジェイン(文在寅)大統領との首脳会談が調整されています。

これを前にASEM=アジア・ヨーロッパ外相会合に出席するため、スペインのマドリードを訪れている茂木外務大臣は、韓国のカン・ギョンファ外相と会談することを検討していました。

しかし、日程の調整がつかず、会談は見送られることになりました。このため、茂木大臣は外相会合の合間に短時間、カン外相と意見を交わしたい考えです。

日本政府としては、日韓関係悪化の根底にあるのは太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題だとして、今後も外交当局間の意思疎通は続けながら、韓国側に国際法違反の状態を是正するよう求めていく方針です。

そして、韓国国会でムン・ヒサン議長らが「徴用」をめぐる問題の解決に向けた法案の提出を目指していることも踏まえ、韓国政府の責任で日本側が受け入れ可能な解決策の実現を求めることにしています。

◆被害者名でネットカフェ利用歴 橿原市

12月15日 07時14分  NHK関西ニュース

先月、奈良県橿原市のアパートが焼け、住人とは別の男性の遺体が見つかった事件で、その後、男性の名前で福岡市内のインターネットカフェを利用した男がいることが、捜査関係者への取材で分かりました。警察は、所在が分からなくなっているアパートの住人の可能性があるとみて捜査しています。

先月25日、橿原市のアパートの2階が焼け、火元の部屋から住人とは別人で桜井市に住む山岡直樹さん(28)の遺体が見つかりました。
首からは刺し傷が見つかり、警察は別の場所でトラブルにあったあと部屋に連れ込まれ火をつけられたとして、放火と殺人の疑いで捜査しています。

これまでの調べで、所在が分からなくなっている火元の部屋に住む20代の会社員の男性の車から山岡さんの血痕が見つかり、警察は何らかの事情を知っているとみて行方を捜査しています。
さらに事件後、今月にかけて福岡市内で山岡さん名義の運転免許証を使ってインターネットカフェに会員登録し、店を利用した男がいることが、捜査関係者への取材で分かりました。

ネットカフェの利用状況を確認した警察は、行方を捜査している会社員の可能性があるとみて、福岡市内に滞在していないかなど捜査しています。

2019年12月14日

◆EU 英との自由貿易協定 「移行期間」に交渉まとまるか

2019年12月14日 8時48分  NHKニュース

イギリスが来年1月に離脱する見通しになったことを受けて、EU=ヨーロッパ連合は離脱後のイギリスと自由貿易協定を結ぶ方針を改めて示しましたが、来年12月末まで設けられる離脱後の「移行期間」の間に交渉をまとめることができるかが次の焦点となります。

EUは13日、2日目の首脳会議を開き、イギリスの総選挙の結果、イギリスが期限どおり来年1月末に離脱する見通しになったことについて意見を交わしました。

そして各国首脳は、離脱後、イギリスと自由貿易協定を結ぶなど可能なかぎり緊密な関係を築くことや、そのための交渉を、離脱後、直ちに始めることを確認しました。

EUのミシェル大統領は会議後の記者会見で「われわれは次の段階に進む準備ができている」と述べ、交渉の開始に意欲を示しました。

イギリスとの交渉は離脱後から来年12月末まで設けられる「移行期間」の間に行われることになっていますが、自由貿易協定の締結には通常数年かかるほか、最長で2年延長できる移行期間について、イギリスのジョンソン首相は延長しないと明言しています。

移行期間中に妥結できなければ、期間終了後、直ちに関税や通関の手続きが行われることになり、「合意なき離脱」と同じ状況に陥ることになるだけに、双方がわずか1年足らずの間に交渉をまとめることができるかが次の焦点となります。


各国首脳 英の対EU姿勢を注視

ドイツのメルケル首相は13日、EU首脳会議のあとの記者会見で「私たちの玄関先に同じ単一市場のメンバーではない競争相手が誕生することになる」と指摘しました。そのうえで、イギリスは今後EUとどのような関係を築きたいか慎重に検討すべきだという考えを示しました。

フランスのマクロン大統領も「イギリスが、同盟国であるとともに友好的で極めて近いパートナーであり続けることを望んでいるが、それは公平な関係を築けるかにかかっている」と述べ、自由貿易協定をはじめ、今後の交渉でイギリスとEUとの関係をどう位置づけるかが重要になるという認識を示しました。

◆がん 5年生存率 全体で66.4% 最高は前立腺がん98.8%

2019年12月14日 4時15分  NHKニュース

全国のがん患者の5年生存率は、最新の集計で66.4%だったと国立がん研究センターが発表しました。センターのウェブサイトでは病院ごとのデータも見ることができ、患者が病院の特徴を知る参考になるとしています。

国立がん研究センターは、2011年までの2年間に全国のがん拠点病院など318の施設でがんと診断されたおよそ65万人のデータを分析しました。

その結果、がん医療の効果をはかる指標とされる5年後の生存率は、全体で66.4%となりました。

がんの種類別で、
▽生存率が最も高かったのは前立腺がんで98.8%、
▽次いで女性の乳がんが92.2%、
▽子宮体がんが82.2%、
▽咽頭がんが80.6%、
▽腎臓がんが80.1%、
▽子宮頸がんが75.0%、
▽大腸がんが72.6%、
▽胃がんが71.4%、
▽ぼうこうがんが68.4%などとなっています。

一方、
▽最も低かったのはすい臓がんで9.8%、
▽次いで胆のうがんが29.3%、
▽肝臓がんが40.4%、
▽肺がんが41.4%、
▽食道がんが45.7%、
▽腎う尿管がんが49.0%でした。

大腸がんや胃がんなど5種類のがんについては、初めてがんの種類とステージごとの5年生存率が患者の年代別に出され、
▼例えば大腸がんのステージ3で、
▽50代の場合は82.5%、
▽80代以上だと65.1%などとなっています。

また同じ5種類のがんについては、病院ごとにステージ別の生存率をまとめたデータも出され、国立がん研究センターのウェブサイトで確認できます。

センターは、治療が難しい患者を診療している病院では生存率が低くなる傾向があり単純には比較できないものの、病院の特徴を知る際の参考にはなるとしています。


国立がん研究センターの若尾文彦がん対策情報センター長は「数字だけを見ると不安に思う患者さんもいると思うので、国立がん研究センターのウェブサイトで、最新の治療について確認したり全国の拠点病院にある相談支援センターで相談したりしてほしい」と話しています。

◆IR開業時期に幅設定で検討 大阪府、大阪市

12月14日 08時00分  NHK関西ニュース

カジノを含むIR=統合型リゾート施設の誘致を目指している大阪府と大阪市は、焦点の開業時期について、目標としている2025年の万博までに間に合わせるのは難しいとする事業者側に配慮し、2025年以降、1年から1年半程度の幅を持たせる方向で検討しています。

大阪・夢洲へのIRの誘致をめぐっては、大阪市の松井市長らが、2025年の万博までにIRを開業させたいとしているのに対し、事業者側からは、工事期間が短く間に合わないという意見が寄せられていて、開業時期をどこに置くかが焦点となっています。

こうした中、松井市長は、13日の記者会見で、「事業者からの懸案について明確に答えを出せていない状況であり、幅をもった開業時期を考えて調整しないといけない。だいたい1年から1年半という幅になる」と述べ2025年以降、1年から1年半程度の幅を持たせる方向で検討していることを明らかにしました。

大阪府と大阪市は、具体的な期間について詰めの調整を行った上で、近く取りまとめる事業者の募集要項に盛り込むことにしています。
また、府と市は、事業者を選ぶ選定委員会の委員に大阪府立大学と大阪市立大学を運営する法人の西澤良記理事長や、大阪観光局の溝畑宏理事長など7人を選任しました。

2019年12月13日

◆日経平均株価 ことし最大598円の上げ幅

米中交渉などに期待感

2019年12月13日 15時15分  NHKニュース

13日の東京株式市場、日経平均株価の終値は2万4023円10銭となり、1年2か月ぶりに2万4000円台を回復しました。

また、12日の終値より598円29銭値上がりし、終値としてことし最大の上げ幅となりました。

総選挙を経てイギリスがEUからの離脱に向けて道筋がついたと前向きに受け止められたことに加えて、米中貿易交渉が進展することへの期待感から幅広い銘柄に買い注文が集まりました。

◆元警察官 妻子3人殺害事件で死刑判決 福岡地裁

2019年12月13日 15時06分   NHKニュース

おととし、福岡県小郡市で妻と子ども合わせて3人を殺害した罪に問われ、死刑を求刑された元警察官の裁判で、福岡地方裁判所は、無罪の主張を退け、求刑どおり死刑を言い渡しました。

福岡県警察本部の通信指令課の巡査部長だった中田充被告(41)は、おととし6月、小郡市の自宅で妻の由紀子さん(38)と長男で小学4年生の涼介くん(9)長女で小学1年生の実優さん(6)を殺害したとして殺人の罪に問われました。

直接的な証拠がない中、裁判では、元巡査部長が3人を殺害したかどうかが争われました。

検察は、第三者が侵入した形跡がないことや妻の首や爪から出たDNAに元巡査部長のものが含まれているとしても矛盾しないという鑑定結果が出ていることなどを挙げ、死刑を求刑しました。

一方、弁護側は、第三者が侵入した可能性を否定できず、日常生活の中で元巡査部長のDNAが首などに付着することがあり、証明力には限界があるとして、無罪を主張していました。

判決の言い渡しは、午後2時半すぎから福岡地方裁判所で始まり、柴田寿宏裁判長は死刑を言い渡しました。


事件の経緯は

おととし6月、福岡県小郡市小板井の住宅で、母親と子ども2人の親子3人が死亡しているのを訪ねてきた親族が見つけ、警察に通報しました。

小学4年生の中田涼介くん(当時9)と、妹で小学1年生の実優さん(当時6)は、2階の部屋で布団の上に横たわり、母親の由紀子さん(当時38)は1階の台所で倒れていました。

警察は当初、荒らされたり争ったりした形跡がないことから、無理心中の疑いもあるとみて捜査しましたが、遺体を詳しく調べた結果、3人とも首を絞められ殺害された疑いがあることが分かりました。

その2日後、警察は、3人のうち妻の由紀子さんを殺害した疑いで、夫で、福岡県警通信指令課の巡査部長だった中田充被告(41)を逮捕しました。

一方、子ども2人については捜査が長期化しました。

警察は、状況証拠を積み重ねると被告以外に犯人はいないとして、事件からおよそ8か月たった去年2月、子ども2人を殺害した疑いで再逮捕しました。

◆旧社会党の石橋政嗣 元委員長が死去

2019年12月13日 13時58分  NHKニュース

旧社会党の委員長などを務めた石橋政嗣 元衆議院議員が今月、福岡市内で亡くなりました。95歳でした。

石橋氏は台湾で生まれ、戦後、長崎県佐世保市で進駐軍の基地で働く、労働者の労働組合の発足に携わりました。

その後、長崎県議会議員を経て昭和30年に、衆議院旧長崎2区で初当選しました。

12回連続で当選し、この間、昭和45年から当時の社会党の書記長を務めたほか、昭和58年からは9代目の委員長を務めました。

憲法9条をもとに自衛隊を徐々に縮小し、最終的には一切の武力を放棄して、中立を守る「非武装中立」を目指すべきだと訴え、当時の中曽根康弘総理大臣と国会で論戦を繰り広げました。

その後、平成2年に行われた衆議院選挙に立候補せず、政界を引退していました。

関係者によりますと、石橋氏は晩年は福岡市で暮らしていたということです。
at 15:25 | Comment(0) | おくやみ

◆日経平均株価600円超値上がり

1年2か月ぶり2万4000円台回復

2019年12月13日 12時51分  NHKニュース

13日の東京株式市場、日経平均株価は、600円以上値上がりし、取り引き時間中としておよそ1年2か月ぶりに2万4000円台を回復しました。注目されている米中貿易交渉が進展することへの期待感から幅広い銘柄に買い注文が集まっています。

13日の東京株式市場は幅広い銘柄に買い注文が集まり日経平均株価は、600円以上値上がりし取り引き時間中として、去年10月以来およそ1年2か月ぶりに2万4000円台を回復しました。

これは、アメリカのトランプ大統領が米中貿易交渉について、「大きな合意に近づいている」とツイッターに投稿したことで、中国からの輸入品に対して追加の関税引き上げを先送りする可能性が高まったとして世界経済の先行きへの安心感が広がったためです。

また、12日にイギリスで行われた総選挙で与党・保守党が過半数を獲得する見通しだと伝えられ、EUからの離脱に道筋がついたと受け止められたことも買い注文を後押ししました。

市場関係者は、「外国為替市場で円安ドル高が進んでいることも株高を後押ししている」と話しています。

◆英総選挙 ジョンソン首相「力強い後押し」事実上の勝利宣言

2019年12月13日 12時50分  NHKニュース

与党・保守党の党首を務めるジョンソン首相は開票所で演説し、「保守党の政権は力強い国民の付託を得ることができた」と述べて、事実上の勝利宣言をしました。

また、「EU離脱を成し遂げるだけでなく、この国をまとめて先に進み、国民にとって最優先の課題に取り組む」と述べました。

さらに「12月の選挙でありながら投票所に足を運んでくれた国民に感謝する。歴史的な選挙になった。この結果を受け新たな政府はこの国を良くしようと願う国民の意志を尊重し、国民の可能性を解き放ちたい」と述べました。

◆京都の正月準備 芸舞妓が事始め

12月13日 11時51分  NHK関西ニュース

京都の祇園で、芸妓や舞妓が師匠などに一足早く新年のあいさつをする年末恒例の「事始め」が行われました。

京都では、12月13日は正月を迎える準備を始める「事始め」の日とされていて、芸妓や舞妓が師匠やなじみの店に一足早く新年のあいさつをするならわしがあります。

花街の1つ「祇園甲部」では、京舞・井上流の家元、井上八千代さんの稽古場に華やかな着物に身を包んだ芸妓や舞妓が訪れました。
鏡餅が飾られた部屋で芸妓や舞妓が「おめでとうさんどす。相変わりませずおたのもうします」とあいさつすると、井上さんは「おめでとうさんどす。ご苦労さまでした」と声をかけ、お祝いの扇子を手渡していました。

舞妓のあす佳さん(18)は、「『来年もまた都をどりがあるので、きばってください』と声をかけていただきました。ことしは自分に足りない部分もたくさん見えた年だったので、来年に生かしていきたいと思います」と話していました。